ジオラマベース「ランウェイ18」
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ダイキャストモデルの写真にマンネリ感を覚えてしまったので、久しぶりにジオラマを作りました。ネタは前も作ったランウェイエンドですが今回は拡張版にチャレンジしてみました。
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難しい技術は一切不要。1500円で簡単に作れるお手軽ジオラマベースです

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ジオラマ作りには100円ショップで売っているパズルフレームが便利です。今回は大きめのジオラマを作りたかったので490mm×360mmの大型サイズにしました。100円ショップなのに420円もしますがこのサイズにしてみたら安いものでしょう。
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フレーム選びのポイントですが、ボード部分は硬めでコルク調のザラザラしたものがオススメです。安いフレームはここが段ボール製だったりしますがそれでは意味がなくなりますので気をつけたいところです。
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ベースの塗装は広い面積を塗ることになるので缶スプレーが楽です。500円くらいするのでちょっと高いですが、筆塗りに比べたら圧倒的に楽ですし、早くキレイに仕上がります。エアブラシのように面倒なお手入れも必要ありません。ここで使っているのはNo32軍艦色(2)を使用しています。今回はランウェイなので暗めのグレーがいいと思いますが、エプロンの場合はもう少し白っぽい方がリアルかもしれませんね。
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ボードの材質からかスプレーは写真のようになかなか定着しません。ここは辛抱強く何回も重ね塗りをする必要があります。塗装をする際は天気のよい日にできるだけ屋外でやりましょう。換気設備がない屋内で吹きつけすると当然大変なことになります(笑)
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ベースの塗装が完了したら盛り付け作業に入ります。世界には色々な空港がありますのでどういうランウェイエンドを作るかイメージしますが、ここはやはりGoogle
Earthがとても便利です。今回はエプロンとエンドが非常に近いという特徴がある千歳基地のR/W18を選んでみました。
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ラインには反射テープを使っています。これは適度に光が反射してくれる上にシールになっているので貼り付けがとても楽です。かなりの薄さであることも高ポイントです。ただし残念ながら最近お店でもなかなかみかけません。店員さんに聞いてみたところメーカー欠品で商品が入ってこないそうです。今回のジオラマでは前回製作時の「残り」でなんとか仕上げました。 (2011年12月記)
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カッターで切ったテープを貼るだけです。鉛筆でガイドラインを引いておくといいですね。ところでご覧のようにこのベースは表面がザラザラしているために仕上がりがアスファルトっぽくなるメリットがあります。
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センターラインは等間隔で貼りたいので定規をガイドにするとよいでしょう。
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今回のベースは面積が広いので構図に悩みました。長手を利用して長めのランウェイを作るか、それとも滑走路に平行してタキシーウェイを並走させるか・・・。迷った結果、色々なシーンに使えそうなタキシーウェイ並走パターンを選択しました。滑走路を作ってもまだこれだけの空きスペースがあります。
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タキシーウェイのラインには黄色で塗ったテープを貼っています。
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前作のR/W24ですが大きさの違いがよくわかると思います。滑走路を短手に設けても前作よりも滑走路が延長されていますね。これは写真を撮る際に構図の余裕がうまれるので嬉しいです。ちなみに実際の滑走路エンドの表記とは描画位置が違っていますが、スペースの関係でデフォルメした結果ですのでご容赦下さい。
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続いて芝生を植えます。これは両面テープを使ってシーナリーパウダーを振り掛けるだけです。ちょっとしたアーミングエリアも設けてみました。
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シーナリーパウダーは鉄道模型のコーナーでよく売っており、一袋150円くらいです。Google
Earthの画像をみたところ芝生は意外と枯れた色が多いことがわかりましたので今回は二色を使ってみました。ぱっと見て青海苔と粉末鰹節でも代用できるかもと思う人がいるかな?いないか…。振り掛けた粉は結構飛び散りますので下に新聞紙を敷いておきましょう。
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距離が延長された滑走路はご覧の通りです。前回のR/W24に比べてだいぶ奥行き感が出ています。更に横の芝生エリアも加わってアングルの自由度が増しました。
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今回100円ショップを探し回ってやっと見つかった反射シールがこちら。残念ながら白はどこにもありませんでしたが、この黄色は進入方向マークに利用できますね。
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ランウェイナンバーを適当に切り抜いて貼り付けて完成です。ただし写真を撮ってみたところ芝生エリアが不自然な感じがして気に入りませんでした。ここはやり直しの対象です。
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芝生エリアはグリーンをメインとし、中央に少し枯れた色を混ぜることにしました。上の写真よりは自然な感じになったのではないかと思いますがいかがでしょう。
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最後に仕上げとしてトップコートを吹いています。これは表面を保護してくれますが艶消し(艶ありも選択可)効果があり、また貼り付けたテープや芝生が剥がれにくくなるメリットがあるのでオススメです。
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面積が狭い前回のR/W24ではどうしても上からのカメラアングルになる制約がありましたが、今回のR/W18は奥行きに余裕があるのでカメラを這わせてローアングルで撮影できるメリットが生まれました。マンネリ気味だった写真にも少しは変化が出せるものと期待しつつ・・・。
以上、新作のR/W18でした。
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[20111201] |