 ジオラマベース「エプロン��
& タワー」
|
前作「エプロン＆シェルター」のベース色が少し白っぽかったので、濃いめのベースも追加作成しました。更に今回は着せ替え機能を充実し、色々なシーンを再現可能にしてみました。
|
汎用的に使えるベースと着せ替えセットでバラエティ溢れるシーンに対応
|
|
|
前回作った「エプロン」は入間基地の白っぽいエプロンを意識して作ったところ、実際に見る分には良かったのですが写真で撮影すると白飛びする結果となりました。そこでやっぱり前に作った軍艦色での塗装バージョンも用意してみることにしましたが、せっかくの機会なので色々と遊べるものにチャレンジしてみました。
|
|
|
一つ上の写真と比べるとやっぱり軍艦色の方が写真では見やすいですね。作り方は毎度同じパターンですので省略いたします。ちなみにエプロンの溝はボールペンで書いただけですが、レガホ☆天国さんからカッターで溝を掘る方法を教えてもらいました。その方がよりリアルに出来ますね、お恥ずかしながら全くその方法は気づきませんでした…。
|
|
|
同じ場所ですが両脇に芝生シートを配置することでタキシーウェイの幅を狭めることができます。もちろん幅は調整可能です。
|
|
|
芝生の間に掩体を配置すればあっという間に状況を変更することができます。
|
|
|
今回は背後がない通過型の掩体を制作しています。このタイプのシェルターは自力でタキシングしてきてそのまま入れるメリットがあり、牽引車が不要なので運用が楽になります。ちなみに行き止まりに設置されている掩体もあります。
|
|
|
掩体の両脇を低木シートに入れ替えました。なかなか日本ではこういう風景はみられませんが、ヨーロッパあたりならありそうな雰囲気ですね。鉄道モデルで販売されている背の高い木でも似合いそうです。
|
|
|
Google Earthで見てみると掩体は２つ一組で配置されているケースが多いようです。写真をみて感じた課題はコンクリートと低木の境目の処理と、掩体の扉の制作です。特に扉は今のところノーアイデア。本当にこういうキットが発売されることを切に願います。
|
|
|
キットといえば今回試してみたのがこちら。航空情景シリーズの管制塔type-Aです。店頭でみかけて気になっていましたが、数日後には売れて欠品してましたのでニーズは結構ありそうですね。
|
|
|
この商品は厚紙でできています。といってもサイズと薄さ、精度の制約からギリギリの強度で作られていると思います。パーツは色分けされていて、ガラス部分には透明プラ板が付属します。
|
|
|
パーツはレーザーカットで加工されているので1�个曚匹了弔蠅靴蹐鬟�ットするだけです。これを手作業で作るのは難しいでしょうね。ただしあくまでも紙なので作業には細心の注意が必要です。この商品は組み立て難易度が高いので気が短い人には少し厳しいかも…。といってもそういう方はこういうモノに手を出さないでしょうね（笑）
|
|
|
紙っぽさは否めませんが管制塔の雰囲気は十分再現していると思います。ただ残念なのは1/144スケールであることと紙製であること。プラ製で1/200サイズが出たら間違いなく買いですね。あと管制塔は背が高い施設なので、カメラを向けてもフレームから出てしまうため写真用としてはあまり向いていません。鑑賞用でしょうかね。
|
|
|
こういう撮り方ならありだと思います。
|
|
|
ちなみに管制室に1/150スケールのフィギュアを立てるとこんな風になります。よく見ていくとパーツの合いの後味の悪さが目立ちますが、パーツ強度も弱く、サイズも小さく、トレランス（許容誤差）もほとんどないのでキレイに組み上げるのは困難です。アンテナ等もすぐに曲がってしまうので耐久性にも限度がありますから、やはりプラ製キットを強く希望したくなります。
|
|
|
もうひとつ、こういう撮り方ならありですが、ただそうすると逆に機体の方にパイロットフィギュアが欲しくなりますね。
|
|
|
以上汎用ジオラマセットでした。ちなみにいい方法がみつかれば雪景色パーツも作ってみたいと考えています。
|
|
|
記事のアップ後にみつけたスノーパウダーを追加します。雪の表現に最適な材料をみつけましたのでご紹介しておきます。
|
|
|
シーナリーパウダーの一種ですが、通常は着色した砂であるのに対し、白だけは綿に近い素材を使用しているようです。まずはいつものように両面テープに貼り付けていくと写真のような感じになります。これだけでも結構雪らしい雰囲気が出ています。
|
|
|
ちょっと厚みをもたせたいと思います。一つは木工用ボンドを水で溶いて、塗った上に更にパウダーを乗せる方法があるようです。またその上からトップコートをやさしく吹いてコーティングしてみました。強く触ると剥がれそうですが、そっと扱う分にはくっついています。
|
|
|
地面に溶けた雪で濡れたような表現が加われば更によくなりそうですね。白はフワフワしたパウダーなので少しはみ出るくらいに盛り付けると除雪した感じで表現できそうです。
|
|
|
アップにしてピントをボカせばもう何でもありですね。
|
|
|
だいぶヒンヤリとした感じに見えるのではないでしょうか。実際に外で乾燥させていたのを忘れ、ふと見かけた時に「雪が積もっている！」とビックリしてしまいました。
|
|
|
以上汎用ジオラマセット追加版でした。
|
[20111231] |
