No.997 番外編 Aviation Fighters シリーズ by エスワンフォー
まさに彗星のように現れた日本発の新ブランド「Aviation Fighters」が店頭に並んでおり、若干ためらったものの、物は試しと衝動買いしてしまいました。

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日本発の新ブランド、Aviation FightersシリーズはSu-27から始動!
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まず、なにより目を引き、興味をそそられたのはその斬新なパッケージでした。従来通りのブリスターパックが中抜きのBOXに入っただけであれば最近増えている(安価な輸入品を含めた)新ブランドに埋もれていたかもしれませんが、これはなかなか上品なデザインだと思いました。商品の中身は見えないので、そこはネックかもしれません。
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という事で2つのお店で見かけましたが、どちらも中は覗けるように工夫して展示されていました。このブランドはシューズの箱のように上蓋をパカッと外す方式をとっていて、今までにない発想だとワクワクしました。箱は硬くて厚いしっかりした紙で、高級感がありますので贈り物にいいかもしれませんね(笑)。機種ごとに専用のデザインが印刷されているのでとても手間がかかっていると思います。
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左は武装の取り付け位置を解説したリーフレットです。真ん中は上蓋の裏側に印刷された機体のシルエットとスペックが英語で書かれています。このあたりのデザインセンスも格好いいですね。右はモデルが梱包されているブリスターパックです。ご覧のとおり武装は別に入っており、選択して取り付けることができます。ここまで高級路線をやってくれているのなら、シリアルカードが付いてきてもよかったかもしれません。
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インストが正しい日本語で表記されています!これにはちょっと感動しました。説明によると装備品は場所が違うと孔が合わないようになっており、一部のミサイルは接着が必要との事です。ちなみに接着剤は含まれていないので自分で用意する必要があります。
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この商品はエスワンフォー社が立ち上げた新ブランドです。私は全くのノーマークでしたが、キャラクターライセンスやオンラインショッピングを運営しているコンサルティング企業という事ですので、詳細は企業サイトをご覧ください。特に航空機に特化した趣向の企業ではなさそうですが、このようなビジネスを立ち上げた事にはちょっと驚いています。
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さて肝心のモデルの方に目を向けてみます。全体感としては満足できる品質の商品ですが、今回は今後の期待を込めて敢えて細かいところを突いていきたいと思います。まずはエアインテイクですが、ちょっと肉が厚すぎて野暮ったい印象を受けました。(実機を見たことはありませんが、)ここがシャープだとワンランク上の引き締まった印象になったと思います。
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横からのシルエットです。フランカーはもう少し機首・キャノピーに丸みを帯びさせて猫背っぽくした方が雰囲気は出るかな?という気はしますが、何分実機を見たことがないのでそこは個人の感想です。なお撮影中は気づきませんでしたが、翼端のミサイルが外れかけて下を向いていましたね。ここは武装のバリエーションを選べる自由度を選ぶか、接着して強度を選択するかは悩みどころだと思います。
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内部まで光が当たっておらず…撮影の腕がダメなのですが、エンジンノズルは内部もきちんと造形されています。
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キャノピーは残念ながらクリアパーツも肉厚で内部はよく見えませんが、おそらく計器類の細かい作り込みはされていないと思います。アンテナ等のパーツも安全面を考慮してかかなり太目となっていますが、ここはもっと鋭く尖らせてもらった方が個人的には嬉しかったかな。あまり太いとおもちゃ感が増して見えると思います。
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パッケージに入っている状態は装備のない形態で、これだけみると結構あっさりして見えます。この第1弾ではSu-27の3つのバリエーションモデルが同時発売されており、まずはオーソドックスにシリーズ番号1のロシア空軍機を選びました。発売されたシリーズは下記の通りです。
001. Su-27 Flanker (54th GvIAP/ 148th Combat and Training Centre, Savasleyka AB, Russia, 1998)
002. Su-27 Flanker (831st Tactical Aviation Brigade, Migorod Air Base, 2009)
003. Su-27 Flanker (234th. Guarduan Mixed Aerial Regiment of the RuAF, 1991)
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Aviation Fighterシリーズのコンセプトを見てみると、人気があるのに1/144スケールではあまりモデル化されていない機種を出していくそうです。これを見るとAvioni-Xとの正面衝突を避けたようにも思えますが、フランカーとはなかなかいい機種を見つけたものだと思いました。
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右に置いたのはヘルパ製1/200スケールのSu-27ロシア海軍機です。だいぶ大きさも違いますからこのメリットは是非とも活かして1/144スケールならではの魅力を追求し続けて欲しいと思います。逆にいうと1/200のスケールアップだけではいけませんよーという事ですね。
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1/200スケールとの差別化をどう図っていくか…を考えるとやはり造形とギミックの話になると思います。Aviation Fightersでは武装の選択という要素が取り入れられました。ギミックではキャノピー開閉やギアの開閉(差替で)が考えられますが、Avioni-Xでもこれらのギミックは採用されていませんね。エアブレーキの開閉もありません。現時点ではどちらも遊びの要素が少ないディスプレイモデルという位置づけになっていくようです。
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1/200スケールでのモールド表現です。極小の機体サイズの割にとても頑張っているという印象です。これは素晴らしい技術です!
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1/144でのモールドはキッチリとしたスジ掘りではあるものの、サイズの割にはちょっと太いかも…。Avioni-Xのような0.1mmの精細なモールドだと更に高級感が増すと思います。
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キャノピーは固定式で差替はありません。1/200スケールでもヘルパが差替式のキャノピーを実現していましたが最近は固定式に戻してしまったのであまり評判はよくなかったのかもしれません。でもこのスケールなら座席にパイロットフィギュアを乗せてみたいかも。
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面積の大きい垂直尾翼部分。エンブレムのデザインは面積が広いのですがデカールを貼ったような反射にも見えます。
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ランディングギアは固定式です。ここでちょっと苦言を呈したくなるのはタイヤを格納するだけのスペースが再現されておらず、かなり省略している点は大きくマイナスです。どうせ置けば見えないのだし…という海外の合理的な発想は好きではなく、見えないところにも配慮するという日本のクオリティを確立して欲しいです。
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前輪も同様にタイヤを収納するだけのスペースはなく、更に内部はのっぺらぼうの状態です。ダイキャストモデルは「高いけれど、それを保有することの喜び」だと思っていますので見えないところにも配慮がほしいです。
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このところ展開が非常に寂しい1/200スケールに比べて、活発化してきそうな雰囲気のある1/144スケールダイキャストモデルを見ていると、ついつい摘み食いをしてしまいます。1/200に比べると数多く揃えるのは無理ですが、代表的な機体には手を出してみようとは思っています。
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武装を選べるのは本モデルの利点ですが、接着すべきかどうかは悩んでしまいますね。1/200だと選択の余地なく全てが装備済なので、それに習って全装備を接着してしまうのもいいかな…とも思います。しかしっ!武装をつけると実はブリスターパックに戻すことはできなくなってしまうのです。これはエラーですね。
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ダイキャストモデルは使用する金属によって重量が違うと思うのですが、このモデルは思ったよりも軽量という印象でした。個人的にはズッシリとした質量の重い方が好みなのですが…ここはあくまで好みの話であって、善し悪しの問題ではありません。
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置いて飾って眺める分には十分によく出来たダイキャストモデルです。ただ、もうひとつウリが欲しいと思うのは欲張りでしょうか。ダイキャストモデルは高額であり、既に14歳以上の指定をしているわけなのでもっと思い切って趣味寄りに振ってしまっていいのではないかと思います。
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1/200のような空撮ができないのでエプロンに転がってもらいました。装備は選択可能なので自分の好みに仕上げることができます。しかし孔にパーツを入れているだけなのでいつかは緩くなってしまう事も考えられますし、結局は接着してしまった方がいいのかもしれません。
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ミサイルにはパイロンが接着済となっているので、「ミサイルを吊らないパイロンだけ」を選択することはできません。その場合は小改造が必要となります。翼端のランチャーに限っては孔があいてなく、接着するしか方法はありません。そういえばディスプレイスタンドがあってもいいですね(付属していません)。
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このスケールではライバルになりそうなAvioni-Xとの比較です。T-4との大きさの違いにスケールが間違っているのではないかと思ってしまいました(笑)。メーカーさんの立場になれば差別化を考えることは重要なのですが、コレクターの立場からすると、両ブランド間でお互いにラインナップがダブることなく、並べた時に同等のスペック・クオリティである事が理想的だと思います。
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少し分かりづらいかもしれませんが両ブランドにおけるモールドの比較です。左のAvioni-Xの繊細なモールドは長年の経験からファンのツボをよく知っていると思います。重量も重いところが自分好みでもあります。一方のAviation Fightersはノーマークの会社にもかかわらず、いきなりこの企画を実現した点には驚きを隠せません。できることなら更なるブラッシュアップを期待したい…と感じました。その期待感の理由は「パッケージ」です。値段は5,800円と決して高すぎる価格ではありませんが、手軽な価格でいくよりも、コダワリに走って欲しいと思います。
個人的な理想としては、高級感あふれるパッケージ、シャープで細部まで作りこまれている大人向けのダイキャストモデル、エプロン・滑走路をモチーフとしたディスプレイベース付き、金属製の銘板と希少性を演出するシリアルナンバープレートなど…。これだけ揃えれば多少高くても魅力的なコレクションパッケージになるのではないでしょうか。そんな商品で世界のコレクターをあっと言わせて欲しいです。
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ノースロップ・グラマンも認めた完成度の傑作モデル!試作1号機”スパイダー”
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彗星のように現れた新ブランド「Aviation Fighters」がフランカーの次に仕掛けたのは試作機として2機だけが製造されたYF-23でした。他メーカーが製造しない機種を選んで差別化戦略を図っている同ブランドですが、最初にYF-23のリリースニュースを見た時に「いくらなんでもマイナー機すぎないか…」と思っていました。しかしそのモデルが今自分の手元にあることがさらに驚きかもしれません。
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パッケージはすっかり有名になった高級感溢れる化粧箱です。ホビーショーで直接お話を伺う機会がありましたが、ダイキャストモデルは飾るだけでなく、箱に片づけることも必用なのでその重要性を考えているそうです。更に考えられているのは奥さんに対しても十分に価値を認められる高級感をイメージしているそうです。確かに高尚な趣味という雰囲気が漂いますし、大掃除の際にも整理の対象になることはないでしょう(笑)
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私は1/200スケールダイキャストモデルをメインに購入していますが、こちらは1/144スケールで主戦場からは外れています。しかしこのモデルには所有したくなる魅力が多く秘められていました。
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YS-23はアメリカ空軍が配備するステルス戦闘機の競争試作機として開発された機体で、2機が製造されました。残念ながらF-22との競争に敗れてしまい日の目を見る機会がありませんでした。実機を見ることがなかったミステリアスなシルエットをダイキャストモデルとして手に取ることができるのも本モデルの大きな魅力でした。
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希少性、機密性ともにハードルが高いこの機体をよくここまで再現できたものだと感心してしまいます。胴長に感じる異形の戦闘機にとても興味を魅かれます。
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さすがはステルス機。後方から見ると主翼後縁と尾翼の角度が同じように見えます。尾翼は可動式で表情をつけることも可能です。しかし垂直尾翼とも水平尾翼ともいえない微妙な角度です。エンジンノズルも従来機種とは大きく違い、まさに新世代の戦闘機という様子がたくさん詰まっています。
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ステルス機が試作機として登場した頃には違和感ばかりでしたが、今になって見るとかなり格好いいシルエットです。設計者の先見性には頭が下がります。また見る側も色々な情報を得ながら時間が経ってくると見る目が養われてくるということがよくわかりました。
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エンジンノズルは機体後部より引っ込んだ位置に設けられ、排熱を機体下部に逃がさないための耐熱タイルが用いられています。この部分は本モデルの大きな見どころでもあり、魅力のひとつとして挙げられると思います。
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上面から見たシルエットです。前後対称のステルス機らしい主翼は後退翼を主とする第4世代戦闘機との違いを感じさせますね。
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YF-23は2機が製造され、黒く塗装された1号機にはスパイダー、そしてグレー塗装の2号機にはグレイゴーストの愛称が与えられました。好みの問題ではありますがこの1号機の方が格好いいと思います。質感のよい艶消しされた塗装は均一で、高品質の塗装が施されています。
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近未来の戦闘機イメージイラストのようなシルエットです。機能美という言葉がありますがステルス機に必要な機能が理解できてくると、この姿の美しさが理解できるようになるから不思議です。空自のX-2はF-22によく似た機体構造となりましたが、いっそこのYF-23を参考に振っても面白かったかもしれません。
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機体正面からのシルエットをみると比較的薄っぺらい形状をしていることがわかります、イメージ的にはSR-71を連想させる部分もあります。
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兵器倉は機体下面のみに配置されています。機体後部は平べったく面積の広い独特な形状となっています。尾翼やエンジンノズルのギザギザもステルス機らしい特徴がよく再現されています。
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戦闘機というよりは何か違うジャンルの軍用機のようにも見えますね。F-22に比べると先進的な設計が組み込まれていたそうですが、当時の関係者からするとF-15からの変化が著しくて違和感が強かったのかもしれません。
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現代戦闘機が持つ格好よさとは異質のものですね…。
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以上、1/144スケールで展開されているAviation FightersのYS-23でした。当モデルは納得できる製品を作るため、金型をひとつ捨て、開発先も変更するほどコダワリが詰まっているそうです。実際に本家のノースロップ・グラマン社からその完成度を評価され、本社に展示したいとのオファーが届いたというオフィシャル品質を誇る傑作です。実際にオフィシャルライセンス商品として提供されていますので、これは欲しくなるわけですね。是非とも1/200でも出して欲しいです!
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ホビーショー限定仕様!海自最大の回転翼機”シードラゴン”
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毎回ダイキャストモデルファンを「あっ!」と言わせるスーパーブランドからMH-53Eがリリースされました。レギュラーモデルは米軍機の3通り発売されていますが、ホビーショー限定仕様として岩国基地所属第111航空隊の機体が発売されました。価格はやや高めですが買っておいた方がよいと思えるモデルです。
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こちらはホビーショー会場で発表された時のディスプレイです。当日にこのモデルを見てとても気になったのですが、Gulliver200のF-2Aも限定品が会場発売されており、そちらを優先しました。聞いた話では会場に用意したモデルは完売になったそうで、財布には多めにお金を入れておくべきだと反省したものです。
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その後も買い逃したことが気になっていたのですが、ガリバーさんの店舗で販売されているのを見つけ、予定外の出費でしたが購入に至りました。
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このモデルは写真で見るよりも実物を見たほうがその魅力を感じることができると思います。決してメジャーな機体ではありませんが、マイナーな機体にこそ細部にこだわって作りこむAviation
Fightersブランドのコンセプトが盛り込まれています。
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ブレードは差し替え方式により収納形態で再現することができます。ただ誤ってパーツを破損する恐れもあるので細心の注意を払う必要はあります。
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1/144スケールというのは難しいスケールと言われています。それはコレクションサイズの1/200と風格・ギミックに優れた1/72の中間に置かれたサイズという点が中途半端となってしまうからではないでしょうか。しかしこのブランドの狙いは「他スケールでもモデル化に恵まれないマニアックな機体」と「細部の作りこみ」そして「ギミック」というプレイバリューだと思います。本モデルはそのコンセプトを体現した商品だと思います。
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ついに方向転換?メジャーな機体A-10サンダーボルトが登場
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マニアックな機種選択とディテールにこだわったモデリングが評判の本シリーズから、比較的メジャーな機体が登場しました。古い設計の機体ながら今でも現場から高い支持を得ているA-10サンダーボルトがリリースされました。本ブランドのコンセプトがやや方向転換を見せているような気がしますね。
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本ブランドでは基本的に1つの新金型につき2〜3種類の塗装バリエーションが同時リリースされています。グリーン系のヨーロピアンワン塗装と迷いましたが、シャークティースが似合っている、最もオーソドックスと思われるモデルを選ぶことにしました。
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少し期待したのですが、キャノピー開閉やギアの差し替えといったギミックはありませんでした。装備品については別パーツでの提供となっていますが、スナップフィットのように接着することなくパイロンに取り付けることができます。
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A-10は既に他スケールのダイキャストモデルやプラモデルが発売されており、立体化には恵まれている機体といえます。少しややこしいですが、エアフォースワン社からスケール非統一ながら1/144スケールのA-10ダイキャストモデルが半額程度で発売されています。詳細比較を行ったわけではありませんが、メジャーな機体では差別化が難しくなってきますね。
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本モデルで残念だったポイントが一つありますが、車輪の処理がややトイっぽさを感じさせます。タイヤを回転するのでコロコロとタキシングさせることができますが、そういった遊び方はごく限定的かと思います。脚とタイヤを止めている金属パーツの質感と大きさが実機と合わないような気がしました。
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装備品は開封時点で固定されているものと、任意に取り外しできるものがあります。スナップフィットのようにほどよいキツさの穴が空けられているので、接着することなく装備品を取り付けることができます。ただし穴が緩くなることも考えられるので頻度は控えた方がよいかもしれません。今回良いと感じたのは、装備品を装着したままでもブリスターパックに収納できるようスペースに余裕が設けられていることでした。センタータンクだけは外さないと入らないようですが、大きな問題にはなりません。
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映画「TOP GUN」2作目の年に名機F-14トムキャットが飛び立つ!
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ここ数年のホビーショーのおいて、素晴らしい特徴あるモデル選びと遊び心溢れる演出で話題をさらっているエスワンフォー社のAviation Fightersシリーズ。A-10のリリースに続いてメジャークラスのF-14トムキャットが登場しました。
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Aviation Fightersシリーズでは1機種につき2〜4種類ほどのバリエーション展開が用意されます。F-14では単なる塗装替えではなくA、B、D型と異なるサブタイプを揃えるチョイスがいいですね。
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F-14はネット販売限定カラーの「TOP GUN」アドバーサリー仕様が200セット販売されています。スタンダードともいえるVF-84ジョリーロジャースのA型と共に限定品の人気が集まっているようです。
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ダイキャスト完成品モデルにはギミックが仕込まれることが多くありますが、本シリーズは特にプレイバリューが多く含まれていることも特徴です。F-14では可変翼の開閉は当然のように動きます。その他、ランディングギアの差し換えができますが、1/144スケールとしてはおそらく初ではないでしょうか。
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ダイキャストモデル完成日には取説が入っていないので自分で色々と確かめる必要があります。今回気になったのがアレスティングフックで、「動きそうな気配」がしていました。破損しないようにおそるおそる動かしてみると…やはり動きました!フックは適度な抵抗感があって好みの角度で固定することができます。
今後別売りのスタンドが発売予定となっており、フライトポジションでの展示が可能になるそうです。
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1/144スケールの迫力とギミック満載の意欲的モデルAC-130U。
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いかにもエスワンフォー社らしい他に類を見ないモデルが発売されました。1/144スケールサイズでのC-130はおそらくダイキャストモデルでは史上初だと思います。しかも武装をもつAC-130Uは可動ギミックも多く、とても意欲的なプロダクトとなっています。代名詞ともなっている高級感溢れる化粧箱はサイズが大きくなっても健在です。
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航空機ダイキャストモデルも顔が命です。本モデルのコックピットのガラスは塗装表現でなくクリアパーツが採用されているので実機再現度が高く感じられます。C-130系の特長でもあるのでとても効果的です。
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同ブランドのA-10Cと並べて大きさを比較するとその大きさがよくわかります。しかし値段設定が変わらないというのは本当に驚きです。モデルの完成度は言うまでもありませんが、購入しやすさというのも大切な要素のひとつですね。
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機銃などの装備をもつAC-130には多くの装備品があり可動ギミックが仕込まれています。また後部ハッチは差し替えでなく開閉することができます。
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クリアパーツによるコックピットをはじめ、アンテナ・センサー類やモールド、リベットなど情報量がとても多いのも本モデルの満足度を大いに高めていると思います。
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これだけの大きさであれば樹脂パーツ等の併用も考えられると思いますが、本モデルはダイキャストパーツの比率が高く、ダイキャストモデルの基本的な魅力であるズッシリとした重量感とヒンヤリとした金属感を十分に楽しむことができます。しかもリーズナブルな価格で。これだけの意欲作を出しながら、今後のバリエーション展開の予定はないという噂を聞きました。世界中で採用されている傑作輸送機なのに…。
本ブランドは他社とは一線を隔するラインを手掛け、差別化された展開を行っているのが魅力の一つです。我々はニッチなニーズをみつけて市場を切り開いたので、大量販売したいメーカーとは違うぞ!…と言っているように感じました。
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主翼を拡大し兵装量の拡大を狙ったレアな試作機F-16XL。
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実機として採用されることのなかったレアな試作機に光を充てるエスワンフォー社らしい機体セレクトのモデルです。2種類の塗装バリエーションで発売されました。
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小型軽量戦闘機として大成功したF-16をベースに、クランクド・アローデルタと呼ばれる主翼を大幅に大きくした改造機で2機が製造されました。F-16とは別物のようなシルエットですが昭和のウルトラマンにでてきそうな航空機に似た雰囲気もあります。
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爽やかなブルー系のストライプで塗装されたF-16XL試作2号機。…と言われていますがネットで検索してもなかなかこの塗装の実機写真を見つけることができませんでした。このモデルにより有名になった可能性さえあります。あっという間に市場から姿を消した初号機に比べると馴染みが薄いせいか比較的入手しやすかったのがこの2号機です。
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F-16XLといえばこの塗装のイメージが強く、あっという間に売り切れて入手不可能になりました。私も購入できたのは2次販売になってからでした。垂直尾翼にはテストカラーで塗装されていますが、主翼はF-16の標準塗装に準じた色彩になっています。
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上から見るとF-16とは全く別物ですが、横からのシルエットはF-16のオリジナルのイメージを残したものとなっています。
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途中で角度が変わるクランクド・アロー・デルタ翼に改造したことで水平尾翼はなくなりました。デルタ翼の端にミサイルランチャーを装備する形態も面白いです。
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主翼が大きくなったとはいえ、標準型より20%しか大きくなっていないとの事とWikipediaに書いてありました。
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この今日か型戦術戦闘機の開発プロジェクトは一度中止されるなど紆余曲折があったようですが結果的にはF-15をベースとしたF-15Eストライクイーグルの誕生によりF-16XLが量産化されることはありませんでした。
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横からみたシルエットは原型となったパッと見ただけではF-16と大差ないように思います。
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通常のF-16との最大の違いは主翼下に設けられた兵装ステーションの数です。数えるだけでも大変ですが隙間にも空対空ミサイルが無駄なく装備されているところがすごいでし。
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試作初号機のモデルは馴染みのある塗装であることに加えて兵装がフルに搭載されてていることから、お得感も相まって人気がこちらに集中したようです。
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爽やかなブルー系のグラデーションが美しいF-16XL試作2号機です。とはいえ実機の写真をインターネットで探してみたのですがなかなか見つけることができません。もしかして架空機では?という気もしています。
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1号機とが違い垂直尾翼には何も描かれていません。なにかライセンスの関係とかでしょうか。
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F-16XLの主翼はデルタ翼ですが途中で角度が変化するクランクド・アロー・デルタと呼ばれており、前からみても複雑なデザインであることがわかります。
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この塗装は迷彩であるとは思いませんが、意外にも背景の地形とマッチしてしまい機体が目立たなくなりました。
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2号機は塗装も認知度が低く、装備品も少ないことから1号機に比べると入手しやすかったようです。
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主翼の折りたたみ格納機構を再現した、売り方も特別な前代未聞の話題作。
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航空自衛隊が装備する早期警戒機E-2Cホークアイがラインナップに加わりました。同機の他に米海軍のE-2Dアドバンスド・ホークアイなど5種類のバリエーションが用意されました。
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機体の上に乗せられた大きな円盤状のレーダーは当然ながら回転することができます。
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このモデルの最大のセールスポイントは主翼を折りたたむ機構が再現されていることです。スペースが限られている空母での運用においてコンパクトにできることは重要な機能のひとつです。
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少しコックピットのフレームが太く、ガラス部分が狭いようには感じます。機体の顔なのでここは改善ポイントかも。とはいえ主翼がを折りたたんで後方に格納する姿が再現できるのは本当に驚きのギミックです。
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主翼は差替えすることなく可動によるギミックで動かすことができます。実機と同様に翼はピッチ方向に90度捻りながら、後方へ90度スイングされます。接続部は金具でつながっており、テンションがあるので手を離すと翼は本体へと引き込まれていきます。どのような仕組みなのかは今でも謎です
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実機のE-2Cにもあるようにワイヤーが張られているところまで再現されています。ただし完璧な仕上がりというわけではなく長さに余裕を持たせてある状態でした。リアリティーを上げるためにワイヤーを交換したり、余分な長さをギリギリまでカットするなど手を加えるのもありです。
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実は主翼を後方にスリングした際の固定方法がわからず1週間以上悩んでいたことは内緒です。ある時主翼下についているL字型のディテールが垂直尾翼の突起にちょうど位置が合って引っ掛けられることに気が付きました。これはとても面白いアイデアだと思いました。尾翼の突起は実機にもあるようで更に感心しました。
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取説はついていないので気が付かないと見逃す恐れがありますが、主翼内側のフラップはスライドすることができます。可動域を可視化するために塗られた赤い部分が露出するのでアクセントとしても効果的です。
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ランディングギアは差替え式で飛行状態を再現することができます。プロペラは4枚型ですが、8枚のアドバンスド・ホークアイもラインナップされています。
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戦闘機と違って速度を求めないE-2Cは後退翼を持たず、横に真っすぐな大きな主翼を装備しています。これを畳んでコンパクトにしようと考えたグラマンの技術者もすごいですが、。1/144スケールの完成品モデルで再現しようと考えたエスワンフォーという会社も同じくらいユニークな会社だと思います
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シリーズのシンボルともいえるオシャレな化粧箱は今回も健在ですが、従来のファイター系の箱よりは一回大きな仕様となっています。主翼を畳んだ状態なら従来のパッケージでも収まりそうでしたが広げた状態で収納されます。なおこのモデルが一般のネット販売では購入できず、幕張のトップガンさんでも対面販売のみという特別な販売方法がとられており、そこには川原社長の本ブランドに対する思いが感じられます。
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1/100スケールを採用し、ギミックと造形の両立を目指したフラッグシップモデル。
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従来の1/144スケールから軸を変えて1/100スケールで挑んできたフラッグシップとも呼べる新しいコンセプトのモデルです。手で持ちやすいサイズにプラキット並みの造形とギミックを盛り込んだプレイバリュー溢れる完成品モデルです。ダイキャストモデルの新しい可能性を感じさせてくれますが税込み8,800円という価格設定はあまりにも良心的すぎないでしょうか。
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造形はご覧のとおりH-60系のシルエットを申し分なく再現しています。ファイター系に比べるとヘリの方が金型開発、パーツ分割は面倒なのではないかと思います。
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機首の先端に設置された空中給油用のプローブには伸縮させることができるギミックが再現されています。
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側面のスライドドアは可動式で開閉することができます。フィギュアが2体付属しますが最低限の塗装のみなので腕に自信のある方は追加塗装した方がリアリティが増すでしょう。
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コックピットの内部は実際に操縦席が再現されパイロットも搭乗しています。残念ながらドアはミニカーのように開くことはできず、内部を詳しく覗くことはできませんが手抜きのない作り方には本モデルに対するこだわりが感じられます。
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本モデルの大きな楽しみのひとつはローターを畳んで格納モードに変形させることができる点です。MH-53Eでは差替え式でしたが本モデルは可動式での再現に成功しています。これは動かしていて気持ちがいいです。
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仕組みを理解するまでは少し勇気が必要でしたが、機体後方にある安定版にはヒンジが仕組まれていて折りたたむことができます。
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機内は空洞となっていて実機の構造と同様になっています。まるでプラキットのようですがこれをダイキャストの金属感で楽しめるのは素晴らしいです。
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1/100スケールを選択したことで余裕が生まれたのかもしれませんが、造形、塗装、タンポ印刷も細部にわたって再現されています。
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機体表面の凹モールドやアンテナ類、装備品も細かく再現されています。色々ありすぎてどこを持てばいいのか迷うほどでした。
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ローター基部の金属感はダイキャストモデルのメリットが活きていると思います。不意に電線やワイヤーに当たった際にローターを守るワイヤーカッターが再現されていて本当に手が切れそうだと思いました。
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もちろんプロペラを回転させて遊ぶこともできます。シャッタースピードを遅くしてローターをブラしてみました。
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両脇に装備された機銃も若干ではありますが向きを変えることができ表情をつけることができます。
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個人的にはファイター系の方が単純に格好いいと思っているのですが、このモデルは実によくできていて実際手にしてみると沸々と喜びが湧き上がってくるような傑作モデルと言えます。よくできた造形と遊べるギミックの両立をダイキャストモデルの金属感で楽しむことができ、かつ1万円を切る価格設定は本当に素晴らしい。あまりにも出来が良いので自衛隊が装備する各機種のバリエーションを加え、救難活動や厳しい訓練を行っている隊員さんの手元に届くようにして欲しいと思いました。
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