 番外編
第50回 全日本模型ホビーショー 2010年10月16日 幕張メッセ
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幕張メッセにて10月14日〜17日の4日間、全日本模型ホビーショーが開催されました。一般公開日となる16日土曜日に足を運び、今後リリースされるサンプルを眺めてきました。前日は業者向けに公開されており、既に各サイトでは新商品の画像がアップされていたものの、お目当ての1/200スケールダイキャスト航空機はなかなかみつけられず…。ということで番外編として展示の模様を残しておきます。（※万が一掲載がＮＧでしたらご一報下さい）
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ガリバー200やホーガンＭシリーズのリリース予定サンプルが大集結！
■ Gulliver
200シリーズ |
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まず真っ先に立ち寄ったガリバーさんのブースです。モデルの出来ばえでは非常に良いGulliver200シリーズですが、何分情報発信が少ないので新商品がどのような状況なのか非常に気になってしまうブランドです。展示方法は毎度のように基地ジオラマに配置されたディスプレイで、通りすがりのお客さんの目を引いていました。
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気になっていたモデル�，任后�J-WING誌の巻末広告に「COMMING SOON」と書かれていたままその後の情報が全くなかったF-14トムキャット、VF-21フリーランサーズのCAG機バージョンです。厚木基地に常駐していた飛行隊なので特に日本国内では人気が出るものと予想されます。しかしタグには「価格未定」となっており、商品化はもうしばらく後かな？と思いました。
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気になっていたモデル�△任后�ホーガンMシリーズからF-86が発表された直後に予約が開始されたガリバーのF-86Fブルーインパルス仕様機です。急な発表でしたがT-2、T-4ブルーインパルスを発売してきたGulliver200シリーズなので当然の流れといえましょう。気になるのは「ホーガンMシリーズと同金型のOEM商品なのか？」というところですが、塗膜が厚いこともあって会場で見ただけではよくわかりませんでした。これからゆっくり写真を眺めて検証してみたいと思います。
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気になっていたモデル��です。こちらもJ-WING誌で「COMMING SOON」となっていて、レビュー記事まで掲載されたにもかかわらず、まだリリースされていないT-2後期型です。練習機らしく武装は一切付けていないシンプルな形態が採用されているため第一印象では物足りなさを感じてしまうかもしれません。…でもやっぱり自衛隊モノはガリバーさんが一番かな。
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この手の展示会は新商品や主力商品を披露する場所と思っていましたが、ガリバーさんのブースでは絶版となっている第302飛行隊のF-4EJや第501飛行隊のRF-4EJファントム、更にF-1などが並べられています。うーん、いまや入手困難なこれらのモデルを並べて一体どうしようと思っているのでしょうかね。先日もオークションサイトを見ていたら7,000円台まで上がっていました。プレミアがつくのも結構ですが、人気があるモデルは是非とも再販して欲しいと切に願います。
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■ ホーガン M-Series |
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ここからは国際貿易さんのブースです。やはり注目は勢いがあるホーガンＭシリーズです。こちらのサンダーバーズ仕様F-16Cは単純に6機並べて展示しているわけでなく、「6機セット」で販売される驚きの商品仕様です。嬉しいことに千歳、三沢、浜松に立ち寄った2009年パシフィックツアーの編成が再現されているそうで、1〜6番までの機番はもちろん、パイロットネームまで再現されているそうです。しかしバラ売りでの発売はないという噂もあり、ファンにとっては「踏み絵」的な側面もありますね。1/200コレクターかつサンダーバーズを追っかけた身としては買わないわけにはいかないか…。
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単座のF-16はMシリーズでは初登場となります。サンダーバーズのF-16Cは既にHerpa社から発売されていますが、キャノピーまわりの出来に不満が残っていました。理由はキャノピーフレームの塗装が細く、また差し替え用のピン/穴が質感を悪化させ、更にコックピット内があっさりすぎて見栄えがしないことが問題でしたが、こちらMシリーズ版では違和感なくまとめられておりホッと一安心しました。しかしまとめて6機も買わなくてはいかないこのセット、せめて複座のD型もしくは、マークをつけていない予備機を１機おまけするくらいのサービスが欲しいですね。
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Mシリーズに新たに加わるP-3Cオライオンのサンプルが展示されていました。手に取ることはできませんでしたが、おそらくかなりズッシリとした重量感を楽しむことができることでしょう。ただし先に発売される海上自衛隊のハイビジ塗装機が格好いいので、海自P-3Cの影に隠れてしまうかもしれませんね。
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Mシリーズに加わった新モールド、F-86セイバーシリーズです。第一弾は航空自衛隊で活躍した機体が選ばれました。前段でも書きましたが、Gulliver200シリーズからもブルーインパルス仕様機がほぼ同時に発表されました。両社が同じ金型を使っているのか興味があるところです。
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F-86と同時に発表となったT-38タロン。この機体は練習機であり、Mシリーズのラインアップとしては珍しいセレクトではないでしょうか。おそらくヘルパのF-5E開発で得たノウハウを応用していることでしょう。カラーバリエーションは4種類が発表されていますが、更に参考出品が2機ほど展示されており、バリエーション展開を視野に入れていることがうかがい知れます。
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猫科の動物の隊名、マスコットを冠する飛行隊が集って演習を行うという、一風変わった「タイガーミート」は面白スペシャルマーキングの宝庫です。ゆえに機体にトラ柄を描くことが多いわけですが、このところ急激なピッチでこのタイガーミート塗装機がリリースされています。欧米のファンにこのテイストが受けているのかもしれませんが、おそらくセールスも好調なのでしょう。
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ちょっと一息ついていたF-14トムキャットのバリエーション展開ですが、ここにきて試験飛行隊であるVX-4ブラックバニーがリリースされます。尾翼のプレイボーイのバニーがエリア８８のミッキーサイモン機を彷彿とさせますね。
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今回かなり気を引かれてしまったのがこちらのP-3Cオライオンです。発表はされていましたが、未塗装状態のサンプルや実機写真ばかりだったので、実際の商品仕様に近いサンプルは今回初めて見ました。選ばれたのは八戸基地で活躍したハイビジ塗装時代のVP-2の機体です。戦闘機に比べれば大きな機体なので1万円を超える価格となっており、そう何機も買えるモデルではありませんね。私としては下総の第203教育航空隊のハイビジ機が本命なのですが…果たして出るかなぁ？このP-3C、かなり格好いいのでつい買ってしまいそうです。
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時間を置いて見にきてみると、しりもちをついてました。これは実際の機体でもおこる話だと聞いたことがありますが、実機ではしりもち防止のために鉄の棒をぶら下げておくそうです。ダイキャストモデルの話に戻りますが、哨戒機特有の装備である監視用の半球状の覗き窓はクリアパーツで再現されています。せっかくであればコックピットも透明プラで再現されていたら…と思わずにいられませんでした。
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尾翼にあるMADブームは金属の質感がよく再現されていますが、まるで体温計のような感じでした。以前プラモデルでP-3Cを作ったことがありますが、その時もグレーの部分がテカってしまいましたが、まさにこのモデルと同じような感じでした。もう少し光沢を落とした方が模型としては軍用機らしくなるかもしれません。そういえばこのP-3Cは以前全日空商事もモデル化を検討しているような話がありました。またINFLIGHTでも1/200スケールでもリリースが予定されていたと記憶しています。
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壁面に目を配ると既存M-SERIESの各機がまるで昆虫標本のような状態で展示されていました。上からいくと零戦、F-16、ミラージュ、F-117、F-4、ユーロファイター、F-22、C-130、ラファール、F/A-18、S-3B、EA-6B、F-14…。ふと気づくとさりげなく展示されているではないですか、いまだ発売されていないラファールが!!。
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7月発売予定のまま、なかなか発売されないラファールですがいまだ予定日の情報は聞こえてきません。インターネットで見ることができる画像は真横からのものが多いのですが、今回初めて上から眺めることができました。しかし上から見るとカナード＋デルタ翼の組合せなのでユーロファイターと似てますね。ラファールは是非とも横からの眺めを楽しみたい戦闘機だと思います。
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さて、魅惑のCVW-5ワールドがいい感じでディスプレイされていました。これはぜひとも欲しくなってしまうラインナップですね。特に注目が集まったのは向かって左側に配置されているF/A-18Cレガシーホーネットでしょう。
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期待が高まるレガシーホーネットは12月の発売予定です。C型のホーネットはMシリーズからは初登場となります。今までHerpa社との関係から、直接競合する商品は控えめにしてきたホーガンですが、最近はあまり気にしなくなってきましたね。この冬はサンダーバーズ×6機セットにCVW-5各機、F-86ブルーインパルスやC-17など注目機が目白押しで今から予算繰りで頭が痛いです。
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ド派手な塗装で日本中のファンを魅了したVFA-195ダムバスターズのCAG機「Chippy Ho!」。実機では背面を見ることは難しいので新鮮な印象を受けますね。
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厚木を去ってしまったVFA-192ゴールデンドラゴンズのレガシーホーネット。エアブレーキに描かれた星条旗がユニークなCAG機です。
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ミラージュは派手な塗装機が多く展示されていました。しばらくはバリエーション展開が続きそうな感じです。しかしあらためてこの角度から見るとミラージュって格好いいですね。以上、1/200ミリタリーダイキャストモデルの展示でした。
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■ 番外編 （プラモデル） |
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ANAとバンダイとのコラボレーションで誕生したANAカラーVerガンダム。ANAの機内販売専用ということで入手も少し難しいガンダムです。1/144スケールのガンダムについては購入することができましたが、注文はがきを出した後に商品供給が追いついてない旨の連絡はがきが届きました。予想を上回る反響があったようです。
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模型メーカーの最大手、ハセガワのプラモデルです。1/200スケールの小さい世界ばかり見ていた私にとっては1/48スケールは大迫力すぎて…置き場所も無理です。
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30〜40代ならまず憧れる（笑）可変戦闘機バルキリー。
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良い評判を聞いているフジミのF-22ラプターのプラモデル。最大の特徴は別に飾ることができるエンジンをセットしたことです。F-22のエンジンは可変ノズルを装備している特殊なエンジンで、写真撮影の際も機体後方からレンズを向けると注意されるほどの軍事機密です。よく取材できたなぁと感心しますね。
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ベストセラー戦闘機としての運命が定められているF-35ですが、実際の世界では開発の遅れが切実な問題となっています。空自のF-X選定も手遅れになりつつある感がしますが、最近の戦闘機の導入については時間と金がかかりすぎて計画通りにはいかないことが多いようです。実機の配備もまだまだなのですが、模型の世界ではにわかに配備が進んできたようです。
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最後を飾るのは世界のハセガワが送るアイマス機シリーズです。Su-47 ベールクト「星井美希」機。なみにアイマス機とはゲーム「アイドルマスター」のキャラクターとエースコンバットの機体がコラボしたもので、ハセガワが模型化を実現しました。残念ながらそれ以上の詳しい説明はできませんので以下写真だけ（笑）
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タイフーンII 「菊地 真」機。実際にこんなスペシャルマーキング機が登場したら航空祭も盛り上がることでしょうね。。。
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ラファール M「水瀬 伊織」機。果たして組みたてや塗装を必要とするプラモデルでこのような完成度を一般人が実現できるのでしょうか。。。
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F-22 ラプター「天海 春香」機。アイマス機プロジェクトは1/48スケールという大型モデルで展開されましたが、実際のところ置き場所の問題もあろうかと思います。
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F-14D トムキャット「三浦あずさ」機。プラモデルは1/48、1/72の両スケールが用意されています。この塗装が1/200ダイキャストモデルで提供されたらきっと新たな顧客層をつかむことができることでしょう。
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F-2A「双海 亜美」機。双子の設定だそうです。F-2とF-16で展開している点もなかなか凝った演出ですね。
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F-16C
ファイティングファルコン「双海 真美」機。ちなみにこちらのシリーズは初回生産のみのプロジェクト展開で再生産は行わないそうです。実は既に完売している商品も多く、今から入手できないものも多いのでご注意下さい。
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F-15E ストライクイーグル「如月 千早」機。これらの機体は一般常識では考えられないデザインですが、決して悪いわけではありません。むしろデザインはアニメのプロが手がけていますのでセンスは良いといえましょう。ダイキャストで発売されたら買ってしまうかも。。。
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F-117A
ナイトホーク 「萩原 雪歩」機。アイマスシリーズは第2期に突入するそうです。この他ハセガワのサイトではF/A-18やA-10などの情報が掲載されていました。
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