もう1機は空母艦上での省スペースモードで展示されていました。同形態は横田基地の友好祭で披露されて有名になりましたね。それにしても気になるのはこの空母のエレベーターを再現したディスプレイベースです。これは参考になります…というか商品化されないかな。
1機でいくつもの顔を見せてくれるオスプレイでした。ブースでは即売会も行われおり、3千円くらいだったら衝動買いしそうなほど素晴らしい出来でした。
もう1点のサプライズ商品はP-3Cの完成品モデルです。ダイキャスト完成品モデルを彷彿とさせる美しいパッケージに入れられて発売されるようです。これは面白いアイデアですね…。ただし価格は2万円とかなり高めで、技MIXは塗装済で組み立てるだけで完成度の高いモデルができるというコンセプトなので自分で組み立てた方が安上がりに済むでしょう。ただ収納用に化粧箱は欲しいところですよね。プラモデル業界はネット通販とかでブリスターパックなど保存用商品を提供したらどうでしょう？
最後に新金型として今なお根強い人気を誇る可変翼機F-14トムキャットが次期ラインナップとして発表されています。当然CVW-5のCAG機やジョリーロヂャースあたりでも攻めてくるのでしょうね。同ブランドは5周年記念という事でこれからも新しい展開が出てきそうで目が離せません。
■ 番外編（プラモデル＆フィギュア）
ここからは番外編です。あくまで個人的守備範囲となりますが気になった商品です。
まずは老舗のハセガワさんのブースより、オスプレイのキットです。特徴的なティルトローターによりプロペラブレードに注目が集まりましたね。通常のヘリと違うのは重さでしなったり、垂れ下がったりせず、硬さそうであることが大切です。
根強い人気を誇るたまごひこ〜きは今年も健在です。デフォルメされたオスプレイが可愛いですね。
飛行機模型のハセガワが作るバルキリーはスタイル重視。こちらのシリーズもかなり長い間継続して展開されていますので人気があるのでしょう。
回転台に乗せて展示されていたVF-1バルキリーのファイターモード。横にはオプションパックが展示されていました。
どこか不気味な印象を感じさせるシルエットのマクロスゼロ。スカル＆クロスボーンのデザインがピッタリです。
ハセガワさんのブースで展示されたイージス艦あたご。初心者向けに組みやすいパーツ分割を工夫したそうで艦上構造物がほぼ１パーツで造形されています。最近は時間に追われる人も多いので簡単さは一つのキーワードですね。
ちょっと変わったところで海外ブランドを扱っているブース（多分ビーバーコーポレーション）です。説明も外人さんが行っていました。1/48と大きめのスケールで、空母で活躍する収納式ラダーや空中給油用のブームも再現されています。
主翼を折りたたんだS-3バイキング。Wing
Foldedと書いてあるので可変ではなく固定式と思われます。
ユニークかつ幅広い商品展開を行っているプラッツさんのブースでは内部エンジンを再現したT-33Aが紹介されていました。ズボンをおろしたらパンツが見えてしまったような状態ですね（笑）。メンテナンス用の台座が新金型で追加されているそうです。デカールは各飛行隊のものが用意されているのでお好みの部隊の機体に仕上げることができます。
同じくプラッツさんからT-4適テキサン。T-34メンター。MU-2Sというかなり渋いメンツのラインナップ。デザインの違う2機をセットにするというのが最近の売り方のようです。
こちらは金属の質感を再現する塗料です。これどう見ても金属にしか見えませんよね。
昨年も紹介しましたがあらためて。サンケイさんが展開する紙モデル「みにちゅあーと」では航空関係の商品がリリースされています。このハンガーも紙製とは思えないですよね。
はつゆき型のヘリ甲板を再現したみにちゅあーとモデル。紙という素材はけっこう何にでも使えるものなんですね。
下段にあるのは会場自衛隊創成期の航空隊指揮所だそうです。…もしかしたらこのメーカーさんが空母エレベーター＆艦橋のモデルを実現化してくれる一番近道のような気がしてきました。
バンダイさんのブースでは次回Real
Gradeとなるウィングゼロ・カスタムが登場。羽が舞う演出が印象的です。
カトキハジメ氏がデザインしたMSの代表作ともいえるウィングゼロ・カスタムは格好いい事が約束されたようなものですね。
ツインバスターライフルの射撃をイメージしたポーズがとられていました。翼でくるまれた大気圏突入モードについては展示がありませんでした。
バンダイさんのブースでは大々的にスター・ウォーズが展開されていました。なぜこのタイミングで？という気はしましたがかなり力を入れていることは伝わってきました。
実物大のR2-D2です。参考出品という事は商品化を考えているということですね。
デススター表面での戦いを再現したジオラマが圧巻です。しかしこうやってみるとXウィングは迷彩効果をもっているようにも見えますね。
劇場公開を控えた宇宙戦艦ヤマト2199から空母艦隊をピックアップ。七色星団での激戦が蘇ります。
ドメラーズ�契い箸垢谿磴い兇泙頬し發魏辰┐襯筌泪箸鮑童修靴織献�ラマが目を引きました。
各地のイベントに持ち込まれる大型モデルの宇宙戦艦ヤマトが展示されていました。
宇宙戦艦ヤマトつながりです。メガハウスから森船務長の宇宙服バージョンが展示されました。今回もかなりファンサービスを意識したポージングですね。
なにげにこの場所を通るために常に人がいました。かなり注目を浴びていたようです。しかし背景に写っているユリーシャさんの商品化も楽しみですね。
コトブキヤさんから進撃の巨人がフィギュア化。躍動感あふれる造形が見事なクールビューティーのミカサさんです。
続いて主役のエレン・イェーガーさんです。
人類最強の男というのがたまりませんね。リヴァイ兵長はクルクルまわりそうなポージングです。
タカラトミーマーケティングからハイキューがフィギュア化。ちなみに私も中・高校時代はバレーボール部でした。
今回のホビーショーでは特に存在感がありましたね。最近の模型業界では大変なヒット作だと思います。
静岡模型教材協同組合の名物展示、ウォーターラインシリーズです。これだけ揃うと実に相関です。
今回は艦これのコスプレ嬢も賛成していました。
こちらは艦これから大和のフィギュアです。周りの装備品が大きいです。
こちらは大和のモデルさんです。撮影会は時間が決まっていて1時間おきに開催されました。
いよいよアニメ化が近付いてきた艦これ。私もお世話になっていますが勢いは衰えませんね。色々な会社は艦これを題材に商品化しています。
グッドスマイル・カンパニーの艦これフィギュアです。
アオシマさんからは天津風が彩色済で展示されていました。
艦これから陽炎さんのテストショット。台座はコンパスをモチーフとしています。
今回注目したいのは城姫クエストです。その存在は知りませんでしたがなかなか面白い題材だと思いました。
左は和歌山城、右は会津若松城です。個人的には会津若松城に行ったことがあるので親近感が増しますね。
名古屋城という響きが秀逸ですね。そう、名古屋嬢です。
さてこの城姫クエストですが蓋を開けてみればただのお城のプラモデルです。ただしちょっと人気がでそうな雰囲気がありますね。
マックス・ファクトリーからは太陽の牙ダグラムのコンバットアーマーが展示されました。昔なつかしいあの機体がモデル化されています。
当時そのネーミングに衝撃を受けたブッシュマン！今時の子供だとその意味もわからないだろうなぁ。
重コンバットアーマーであるブロックヘッドもいい感じです。たしかパイロットとガンナーの分業制で複座型だったと思います。
ちょっと不格好なビッグフット。重心が低いなぁ…。
最強部隊が駆るラウンドフェイサーの特別仕様機コーチマスペシャル。
以上、第54回の全日本模型ホビーショーでした。ダイキャストモデルでは1/200が少々元気のない状態ですが、1/72スケールでは熱いことになっていますその他では艦これの存在感が増していました。ショーの構成としてはイベントも増えているようで昨年よりは活気があったようにも思います。
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番外編 第54回 全日本模型ホビーショー 2014年9月27日 東京ビッグサイト
