■ 番外編(プラモデル&フィギュア)
ここからは個人的に気になったモデルを適当にピックアップしていきます。

童友社さんのブースで目を引いた「凄!」シリーズ。戦闘機のプラモデルですがスナップフィットを採用して組みやすさに配慮された商品です。

「凄!」のサンプルですが、見塗装の素組状態にステッカーを貼った状態のものだそうです。

こちらは塗装した後でデカールを貼った完成サンプルです。
1/72スケールともなると組みやすさも大切ですが、やはり仕上がりが重要かと個人的には考えます。どちらかといえば組み立てよりも塗装作業のハードルが高いと思いますので、究極はガンプラで採用された色プラか技MIXのような塗装済モデルが欲しくなります。

プラモデルのトップメーカーであるハセガワさんのブース。グリーンのHUDが印象的なスーパーホーネットが前面に飾られていました。

US-1Aを改造したSS-2という説明ですが架空機でしょうか?主脚がダブルタイヤに変更されています。

航空機プラモデルの名門であるハセガワが架空機に参入してから長い年月が経ちました。当時ここまで息の長いシリーズになると想像した方はどれ程いたのでしょうか。ハセガワさんの航空機に対する知見と、ヴァルキリーの航空機を理解したデザインがマッチしていたのでしょう。

戦闘機とバトロイドのいいとこ取りであるガウォーク。 いつか日本の技術力が実機開発を実現すると信じています。

ハセガワさんのエリア88シリーズ。ミッキーサイモンが搭乗したF-14が展示されていましたが、肝心のシンボルマークであるプレイボーイ・バニーのエンブレムが間に合っていませんでした。

エリア88を読んでその存在を知った前進翼X-29。こちらには風間真のパーソナルエンブレムであるユニコーンが描かれています。

風間真が初期に扱っていたドラケンです。

キャラクターモデルの展開に力を入れているハセガワさんではゲーム「エースコンバット」も展開しています。デカールはドクロと水着美女という刺激的なデザインです。

塗料で有名なクレオスさんのブースなのかな?一味変わった航空機モデルが多く見られました。まずはロシアの輸送機Il-76MDで1/144スケールという大型モデルです。

台湾が独自に装備するF-CK-1Cチンクオ(経国)。政治的理由からF-16を輸出できない米国が開発に協力した戦闘機で、F-16とF/A-18を足して2で割ったようなシルエットとなっています。

ファインモールドさんのブースで展示されていたF-14のオープンハッチモデルです。

モデルカーのブランドであるEmbro。通路側の目立つ場所に展示されていたのがHONDAジェットでした。もとが自動車メーカーという事で馴染みも深いことでしょう。

タカラトミーさんではトミカブランドとしてT-4ブルーインパルスが発売されています。ミニカーのナショナルブランドに軍用機が採用されるのは極めて異例ですね。価格は900円と買いやすい設定ですが子供向けなので精密さは求めないほうがよいでしょう。

ホビージャパンさんのブースで展示されていたCH-47Jチヌークです。「FORCES
of VALOR」と銘打ったブランドはかなり目にする機会が多いので気になっていました。

1/700の完成品として発売されているCVN-65エンタープライズですが価格は13,800円と低めに設定されており一度は購入も検討したことがあります。もしミッドウェイやキティホーク、ロナルドレーガンなど横須賀に縁のある空母があれば手が出る可能性大です。残念ながら艦載機の品質は高くないので別途手を加えた方がいいかもしれません。

本シリーズは水面の情景ジオラマとして利用できるブリスターパックが付属します。模型の遊び方の例としてホログラフィーを使った海戦のデモが行われていました。写真は着弾によって水柱が立った瞬間ですね。

静岡模型教材協同組合さんのブースでは毎回大艦隊が集結してきます。

最大手であるバンダイさんのブースです。今回は宇宙戦艦ヤマト2202に関する商品や展示に力が入っていた印象をもちました。写真は新コンセプトブランド輝艦大全シリーズです。ミラーを採用したディスプレイや発光ギミックなどが仕込まれています。サイズ的にもコレクションに向いていますが価格がやや高めか。

輝艦大全シリーズから発売予定の旗艦アンドロメダ。

アンドロメダを旗艦とした波動砲艦隊。我が家にも欲しいです。主力戦艦ドレッドノート級は2艦セットとして販売される模様です。

色々な意味で気になったのがこちらです。。。

森専務長が誤った方向性に進んでいる気がして仕方ありません。

これは商品ではなく、イベント用に展示されたヤマトの大型ディスプレイです。

プラモデルによる地球防衛艦隊のマルチ隊形。ムービーエフェクトバージョンは発光やサウンドのギミックが採用されています。

旗艦アンドロメダ格好よすぎです。

ヤマト2202の新展開によって誕生したアンドロメダ級の姉妹艦たち。

アンドロメダ級の空母アンタレスも参考出品されていました。

こちらはミニサイズかつ低価格で揃えられるメカコレクションシリーズ。かなり良さそうです。

ガンプラで気になったのがこちら。パーフェクトグレードとして発売されるガンダムエクシアでプロジェクションマッピングを使ったディスプレイが見事でした。

パーフェクトグレードは内部フレームと外装パーツを分けることができますが、今回は発光ギミックが大きな目玉となっています。比較するとわかりますが発光する色が違っていることがわかります。

本モデルでは色調が変化するLEDが採用されて、GN粒子の状態によって変わる色を再現するそうです。これは面白い。

METAL ROBOT魂では重量感を訴求していました。内部フレームにダイキャストパーツを多用することでズッシリとした重みを感じることができるそうです。

ROBOT魂ではどこか楽しそうなジオラマが展示されていました。

RGでリリースされたRX-0ユニコーンガンダム。お台場では実物大の立像が公開され話題となっており台風の目となるでしょう。

映画公開が続き好調なスターウォーズ。バンダイさんの世界最高レベルの技術で開発された組み立てやすいプラモデルです。

ザクヘッドに特化したシリーズがバストセットに。発光、サウンドギミックが仕込まれた意欲作です。

バンダイさんによるラブライブ!サンシャインのフィギュアをとりあえず。

アオシマさんのブースです。本来は艦これフィギュアを見にいったのですが、全く展示されていませんでした。艦これはもう終わってしまったのでしょうか。。。
かろうじて知っていたのはこちらくらい。

時代が変わってしまったようです。フィギュア系はついていけませんでした。

グッドスマイルカンパニーさんで展示されていたビッグフット。ダグラムからは未塗装のマッケレルも展示されていました。

大きなスケールのスコープドッグ。ギミックが満載されているようです。

ブースは京商さんでしたが、制作協力を行っている分冊百科のアシェット戦艦大和が展示されていました。1/250スケールという大きさで艦体にはダイキャストパーツが使われているので重量感はかなりのものだと思います。組み立てるだけパートワークといいながらパーツの繋ぎ目の処理など作業は必用になると思われます。
個人的には同社のF-14トムキャットを購入しましたが、問い合わせをしても電話がつながらない、メールを送っても無視されるなど企業姿勢には疑問をもっています。会場にはアシェット社の社員と思われる人の姿も見られました。

以上、第57回全日本模型ホビーショーでした。
ここ数年は定点観察を続けていますが、1/200スケールダイキャストモデルではMシリーズが展示されないというショッキングな出来事がありました。またミリタリーにおいてはタカラトミーが技MIXを終了するというまさかの出来事もあり、当然ながら今回展示は一切ありませんでした。
逆に存在感を増しているのがエスワンフォーさんで、多くの見学者に囲まれている状況が多くみられました。1/144ダイキャストというヒットが難しいジャンルにおいて、注目を集める商品を出し続けています。その秘訣が何なのかは大変興味深いですね。
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