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番外編  第58回 全日本模型ホビーショー 2018年9月29日 東京ビッグサイト
 

東京ビッグサイトにて9月28日〜9月30日の3日間、毎年恒例の全日本模型ホビーショーが開催されました。年々縮小していく1/200スケールダイキャストモデルを見ていくのは辛いものがありますが…。台風の接近により雨模様になったので来場者数は少なめかもしれません。

(※万が一掲載がNGでしたらご一報下さい)

AVIATION FIGHTERSの存在感が大きく増したホビーショー。


■ S14 (エスワンフォー)

 

まず最初は、ここ数年ダイキャストモデルコレクターの注目を最も集めているエスワンフォーさんのブースです。コマ数も前年の倍に拡張したそうで勢いが感じられました。エスワンフォーさんは商品の品質の高さに加え、ブランド戦略に長けていると感じます。こちらのブースではどこを撮影しても絵になります。

 

 

昨年よりも試作段階がかなり進んでいたE-2が出展されていました。やはり本命は空自のE-2でしょうか。

 

 

現状の試作モデルではややシリモチをつきやすい重心のようでした。このモデル最大の注目ポイントは主翼です。格納用に後退させた主翼が再現できるモデルも珍しいですが、製品版では差し替えなく展開できるギミックを考えているとの事でした。実現したら歴史に残るモデルになりますね。

 

 

 

E-2Cでは飛行、駐機の両形態を差し替え式により再現することができるようです。従来のモデルは脚を出した状態のみだったにで、さらにプレイバリューが高まる事でしょう。1/144スケールの新しい方向性が見えてきたような気がします。

 

 

8枚プロペラを装備するD型アドバンスドホークアイもラインナップに加わっています。AVIATION FIGHTERSシリーズは塗装変更によるバリエーションだけでなく、サブタイプの造形まで変えてラインナップを揃えてきます。

 

 

2019年発売予定のF-14トムキャットは製品レベルのモデルが展示されていました。

 

 

 

F-14を製品化する際に外すことができないのが世界一有名な飛行隊ジョリーロジャースです。ハイビジながらモノトーン調に落としたCAG機が選ばれたようです。

 

 

比較的マイナーな機体をハイクオリティなモデルとして提供してきた本シリーズですが、今回は超ド級の人気機種が選ばれました。1/144スケールのダイキャストモデルは既に存在していますが、飛行状態の再現や武装の取り外しができるとしたら新しいジャンルを開拓できると思います。

 

 

サブタイプとしてF-14Bもラインナップされています。飛行隊はVF-32スォーズメンの機体で再現されます。

 

 

VF-2 バウンティハンターズはF-14Dボムキャットとして発売されます。どれを選んでも格好いい。

 

 

未塗装でしたがAC-130Uの試作モデルが展示されていました。胴体側面に機銃が装備されている特殊作戦機です。

 

 

ここからはエンターテイメント要素がたっぷりのディスプレイを紹介します。まずは空母のエレベーターを再現したスタンドです。実際に電動で昇降し、下がると艦内の照明が点灯する優れものです。商品化を希望する声も聞かれました。エレベーター部分だけでも壁に取り付けてディスプレイしたいという要望があるようです。

 

 

発売済のMH-53Eはメインローターが回転するギミックジオラマで展示されました。プロペラの回転を再現するためにシャッタースピードを落として撮影しました。

 

 

A-10は前線基地ジオラマとして3つのバリエーションが展示されました。エスワンフォーさんのブースの特徴は商品に対してスペースをたっぷりと用意していることです。モデルの魅力を最大限に引き出すと同時に、多角的にモデルを鑑賞することができます。こういう姿勢はモデルに対しての愛情を感じることができますし、それがブランド価値の向上にもつながるのだと思います。

 

 

今回最大の話題はこれかもしれません。いずもの甲板を再現したエレベーターは電動で昇降します。残念ながら商品化の予定は今のところないようですがこういうキットを発売してほしいですね。ちなみに奥の方にはローターをたたんだSH-60の姿も見えています。

 

 

AW101Merlin HM.1はイギリス海軍機仕様として発売が予定されているようです。テイル部分は折り畳み機構のギミックを考えているようです。

それにしても大変意欲的なメーカーさんです。特に思い入れが強いわけでもない機体でも、エスワンフォーさんの手にかかると魅力を発揮するから不思議です。

 

 

 

■ Gulliver

  

1/200スケールダイキャストの創始者といえるガリバーさんブースです。毎年展示されている大型ジオラマはすっかり有名です。

 

 

ヘルパのF-16スペシャルマーキングです。そろそろ戦闘機系の新金型が欲しいところですね。

 

 

今年も参考出品としてのステータスだった空自F-15のスペシャルマーキング機。ぜひとも商品化に向けて企画が進むことを期待しています。

 

 

ヘルパブランドから発売されたばかりのF-35A。空自向けのシリアル79-8705を再現したモデルです。空自向けF-35Aは2回目のモデル化ですが8705号機は日本国内で組み立てられた最初の機体です。

 

 

ヘルパブランドから発売されるU2-R。同機は厚木基地Wingsなど日本のオープンハウスでも実機が展示されたことがあります。

 

 

ヘルパから発売されているB-52で、独特な迷彩塗装を纏ったモデルが展示されました。購入を見送ったモデルですが、あまりに個性的なので少し気になってきました。

 

 

  

1/200ダイキャストの中で最大の収穫だったのがこちら。Gemini200シリーズからB777-300ERのダイキャストモデルが参考出品として展示されていました。空自のシリアル80-1111が入ったモデルで、近い内に案内できそうだという見込みだそうです。

 

 

 

つい数日前に全日空商事からABS樹脂製のモデルが発売されています。樹脂製といってもけっこうな重量感があり満足度は高かったのですが、やはりダイキャストモデルは別格です。白は隠ぺい率が低いので素材特製が出やすいようです。金属の質感はダイキャストモデルコレクターなら誰でもが重要視するところでしょう。

 

 

CALIBRE WINGSの1/72スケールSu-24Mです。独自の商品哲学でファンを増やしている1/72スケールにおける新ブランドです。エスワンフォーさんの快進撃と重なる部分があるように思いました。

 

 

同じくCALIBRE WINGSから発売され話題となっていたF-14トムキャット。海面すれすれを飛行する独特なジオラマを使って展示されました。

 

 

 

JC WINGから参考出展されたSu-34。ホビーマスターでも発売は予定されており、ライバル関係に注目したいです。でもできれば1/200でもダウンサイジングして出してほしい…。

 

 

 

■ Hobby Master

 

1/72ダイキャストモデルの王者、ホビーマスターです。コンスタントに毎月モデルを提供し続ける開発力とファンの心を捉えるマーケティング力、そして継続を支える熱心なコレクターさん達。強者マーケティングの成功モデルですね。

 

 

最新モデルの試作品が展示されました。左は空母艦載型のF-35B、右はロシアのSu-34です。

 

 

非常に個性的な横配列の複座コックピット。ホビーマスターさんは新金型が多く出てくるのでうらやましいです。良い意味で財布に厳しいメーカーさんです。

 

 

コメント。

既出モデルも含めて空自機が展示されていました。F-15DJの空自アグレッサーは大変魅力的で、守備範囲外ながらつい私も購入してしまいました。

 

 

■ 国際貿易

 

100周年を迎えた国際貿易さんのブースです。しかしとても残念なことに1/200スケールダイキャストとは無縁となってしまいました。

 

 

ブースは新商品の展示ではなく、即売展示場という感じでした。Mシリーズでもあればという思いでしたが残念ながら置いてありませんでした。あれほど素晴らしいモデルを輩出してくれたMシリーズブランドが見られなくなってしまうというのは大変残念です。

 

 

充実していたのはエンブレムステッカー類でした。

 

 

 

 

 ■ 番外編(プラモデル&フィギュア)

 

ここからは個人的に気になったモデルを適当にピックアップしていきます。

 

HASEGAWAさんのブースです。エリア88のモデルがコンスタントに

リリースされていますが今回はミッキーサイモンが初期に操縦していたF-100Dスーパーセイバーが展示されました。

 

 

同じくエリア88モデルより。今思うとセイレーンはF-104に乗っていたのですね。

 

 

空想機体として展示された自衛隊の1/72スケールF-35B。垂直離着陸機なので空母運用を想定した海自を想定していると思いきや、空自の飛行開発実験団の所属機となっています。

 

 

AOSHIMAさんのブースで展示された陸自観測ヘリコプターOH-1。木更津柚子さんが描かれている「痛オメガ」と称されており、実機が存在するようです。

 

 

開発が進行中の最新鋭国産輸送機C-2は量産機として発売されるのでしょうか。1/144スケールだとかなりの大きさなります。

 

 

PLATZさんのブースで展示された1/72のT-1B練習機。比較的地味な機体ながら今も展示対象とされるというのはおじさん世代にとっては嬉しい思いです。

 

 

HASEGAWAさんのブースではすっかり定番となったマクロスが揃っています。ここまで長寿のシリーズになったのは航空機モデルのノウハウを有するハセガワさんの技術力とバルキリーのデザイン性は相性が良かったのでしょう。

 

 

マクロス人気はマクロス艦(強攻型)まで波及していますが、ここまでくると航空機モデルのノウハウは通用しないでしょう。スケールは1/4000だそうです。

 

 

プラッツさんでは「チビスケ」というブランドでデフォルメ戦闘機を発売します。一方ハセガワさんでは「たまごヒコーキ」の展示がなくなっており、世代交代を感じてしまいました。

 

 

食玩だと思いますがボーイングコレクションの第2弾はB-52×5種が発売されます。白い機体は見たことがありませんでした。

 

 

 

戦闘機モデルコレクターなら誰もが一度は考えるであろうハンガーの模型です。エバーグリーンの商品を使用して「作成したもの」と書かれていました。どうも格納庫のキットというわけではなく、素材を駆使して作ったものと思われます。

 

 

こちらはペーパークラフトで有名なサンケイさんに「みにちゅあーと」で販売されているアラートハンガー。材質は当然紙なのですが、上の写真の格納庫にそっくりで驚きました。

 

 

 

ハセガワさんから「ひそまそ」のタマゴヒコーキが展示されました。簡単なジオラマが楽しめる仕様のようです。

 

 

東棟8番ホールをほぼ占めていたバンダイさん。ホビー業界はバンダイさんへの依存度が高くなりそうな雰囲気を感じました。

 

 

会場を入った直後に展示されていたのは宇宙戦艦ヤマト2202関連でした。第6章で登場する「銀河」は色々な意見が聞こえてきますが、劇中ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。写真は1/1000のプラキットです。

 

 

波動砲にを封印するかのように取り付けられた「銀河」と書かれたパーツが特徴的です。

 

 

         

1/1000キットではネームシップ「アンドロメダ」と空母型の「アンタレス」が展示されました。昨年は大艦隊が展示されたのに比べるとダウンサイジングは否めません。

 

 

空母甲板を備えたアンドロメダ級5番艦アンタレスがアポロノームに続いて商品化されます。別ブランドの「輝艦大全」は残念ながら展示がありませんでした。

 

 

主力戦艦「ドレッドノート」は2艦セットで発売されるようです。この色って劇中に出ていたか…記憶がありません。

 

   

手軽なキットとして古くから続いているメカコレクションも時代に合わせて進化しています。アンドロメダ級5艦がセットとして発売されます。

 

 

今回の注目商品のひとつが超合金魂「宇宙戦艦ヤマト2202」です。電動ギミック、発光、サウンドと盛沢山の仕様です。すべてではありませんが後部艦底と砲台にダイキャストパーツを採用しています。

 

 

注目のプレゼンは森雪さんのコスチューム姿で一生懸命説明してくれました。実際にコントローラーを操作してギミックを動かしてくれる姿には感謝の言葉しかありません。

 

 

メタルビルドと銘打ったシリーズで関節部を中心にダイキャストパーツを採用したモデルです。ダイキャストモデル好きとしては外装パーツにも採用が増えればとても魅力的だと思います。

 

 

 

世界最高峰のインジェクション技術と言って過言ではないRGシリーズ。ユニコーンガンダムのバリエーション展開が行われています。

 

 

一般販売されない予約制の限定モデルを提供するプレミアムバンダイ。今なお根強い人気を誇るガンダムWが登場します。

 

 

こいつ動くぞ…。ハッチが開くSDガンダムは力の入ったジオラマで展示されていました。価格も500円程度と求めやすい点がいいです。

 

 

ジオン驚異のメカニズム。デフォルメされたモビルスーツは根強い人気があるようです。

 

 

最大手バンダイさんが完全変形のヴァルキリーに着手します。変形不可能と思われた同機のデザインも時代を経て実現するに至りました。今は強度とプロポーション両立を追及する段階にはいっています。

 

 

ROBOT魂シリーズコーナーで展示されたナイチンゲール。サザビーをモビルアーマーにしたようなシルエットです。展示は正面でなく後方が見える向きに置かれていました。

 

 

「ポケットの中の戦争」冒頭で登場し、水生生物を彷彿とさせるシルエットで人気のハイゴッグです。

 

 

今年は「ハロ」の新商品が多くみられましたが、その最高峰はこれでしょう。AIを搭載し会話を楽しむことができるそうです。お値段は13.8万円なり。

 

 

フィギュアライズブランドから発売されるハロは内部メカニックまで再現された本格仕様です。

 

 

現在店頭でも販売されている手のひらサイズのプラモデルです。ランナーからの切り離しが指でできるのでニッパーなどの工具も不要とのこと。

 

 

ハロがボールに!この発想はありませんでした。

 

 

マックスファクトリーのブースで展示されているダグラムのプラモデルです。数十年経過しても耐えられる格好よさ!ロボットアニメ全盛期のデザインは本当に素晴らしい日本の財産です。

 

 

今思うとマーベリックはオスプレイに似ていますね。活動時間に限界があるコンバットアーマーをトレーラーで運んだり空輸したりする発想は面白い…と大人になってわかりました。

 

 

初期に生産された設定のニコラエフ。さすがにこのデザインはお世辞にも格好いいとは言えないかな。

 

 

放送当時に子供たちに衝撃を与えたガンナーシリーズ。雪国仕様のブリザードガンナーです。

 

 

掲載は迷いましたが載せました。Naked Angel シリーズと題された「天使もえ」さんの2体セット。1/20のプラモデルで3Dスキャンを活用しているそうです。小さなモデルなので相当な技術が求められると思います。

 

 

世の中には知らないことがたくさんあると感じています。農機具を扱い美少女をモデル化。色々な需要があるようです。

 

 

HASEGAWAブースで展示されていた新ジャンル。自動車モデルだけではなくフィギュアに挑戦する姿勢をみせました。

 

 

いつの時代にも自動車には美女がつきもの。そう考えれば無関係ではなさそうですね。時代を反映したレースクイーンのフィギュアは需要があるかも。

 

 

バンダイさんの一番くじではガルパンフィギュアを予定しているようです。これから冬を迎えますが気分は夏ですね。

 

 

さすがは世界のバンダイさん、フィギュアの技術力をメキメキと高めてきていることが伝わってきます。

 

 

どれをとっても安定の出来といえそうです。

 

 

 

一時期は全盛を誇っていた艦これフィギュアもあまりみかけなくなりました。しかし一番くじで向けのフィギュアが製作されています。今回は榛名とガンビエがスポットを浴びました。

 

 

水着姿の榛名さん、造形はかなり期待できそうです。

 

 

まったく知識ゼロです多くの人が写真をとっていました。KOTOBUKIYAさんブースで展示されていたメガミデバイス?シリーズです。

 

 

長いこと待たされましたが2019年1月の発売が決まったエースコンバット7。架空機のXFA-27がキット化されています。

 

 

プラッツさんのブースでみかけたX-2先端技術実証機。話題性のある機体ながら他のメーカーさんが手を出さないのがこの機体。操縦しているのはクリリンでしょうか?

 

 

 

実物大プラモとして展示されていた輝星・空式。ゲームに出てくるロボットだそうです。お台場のユニコーンといい最近の技術はすごいですね。

 

以上、第58回全日本模型ホビーショーでした。

 

コメント。

 


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