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番外編  第63回 全日本模型ホビーショー 2025年10月17日 東京ビッグサイト
 

10月17日〜10月19日の2日間にわたり東京ビッグサイトで全日本模型ホビーショーが開催されました。前年に引き続き南ホールで開催されました。一般入場日は前売り1,000円、当日券1,200円です。

(※万が一掲載がNGでしたらご一報下さい)

1/200ダイキャストモデルの情報は少ないものの、新たな期待も兆しもえてきたホビーショー


■ S14(エスワンフォー)

 

今回は嬉しい事にエスワンフォー様からご招待いただきました。初めて行く業者招待日はとても楽しみで、仕事の方は午後半休を取得して万全の態勢で ビッグサイトに向かいました。

 

 

会場に入ったところで早速エスワンフォーさんのブースへお礼のご挨拶をし、新商品の見学をしてきました。

 

 

2026年春に発売予定の”1/100スケール”で展開するF/A-18Eスーパーホーネットは3Dプリンターによる試作モデルが展示されていました。

 

 

こちらは複座型のF/A-18Fスーパーホーネットです。このモデル最大の特徴は主翼の折りたたみ機構を再現しようとしている点です。キャノピーも開閉式で 映画トップガンマーヴェリックで空母甲板上で発艦に備えるあのシーンがよみがえります。

 

 

Aviation Fighterシリーズはもともと1/144スケールで展開していましたが、軍用機がもつギミックをダイキャストモデルで再現したいという川原社長の意向により1/100スケールへの転向を決断されたとのことです。もともと当シリーズはユニークな機体選択と圧倒的なギミックとプレイバリューが魅力だったので、私もこの決断を支持したいと思います。

 

 

スパホファミリーの電子戦機EA-18Gグラウラーもラインナップに加わっています。1/100スケールというのは他社が展開しない珍しいサイズなので、コレクション性や組合せという点では不利になることも考えられますが、一方で1/144では実現できないギミックやディテールを再現することができ、1/72に比べてコンパクトなので場所をとらすコレクション性に優れるメリットがあります。

 

 

さらにF-22ラプターの試作モデルも展示されていました。それにしても最近の3Dプリンター試作というのは素晴らしい!話に聞いてはいましたが物造りにおける革命的な存在であることがよくわかりました。

 

 

1/100にスケールアップしたことでギミックについては申し分ありません。メインの兵器倉は差し替え式でなく、 ヒンジを入れたハッチ開閉を実現しようとしているとのこと。両脇についてはさすがに差し替え式にする予定だそうです。ステルス機は表面がのっぺりとしたイメージがありますがよく見ると細かいディテールのスジ堀りがたくさん入っていました。

 

 

10年前は機密扱いとして人目から隠されていたエンジンノズル。このノズルの可動も実現する予定とのことでした。1/100スケールはメジャースケールではないので色々な機体をたくさん並べたいという目的には向かないかもしれませんが、その”機体”に対峙して向き合うという意味では とても面白い試みだと思います。

 

 

 

H-60系のバリエーション展開として海上自衛隊が装備するSH-60Jがラインナップに加わります。所属部隊は海自のテスト部隊であるVX-51とヘリコプター護衛艦「かが」に搭載される第241飛行隊の機体が再現されます。

 

 

エスワンフォーさんのH-60は既に傑作モデルとしてリリースされていますが、このSH-60Jではさらに尾翼を折りたたむ機構まで再現される予定だそうで、さらに実機に近づきました。

 

 

こちらは既に発売済のHH-60です。1/100スケールを選択したことで数多くのギミックを実現するとともに、ガラスを塗装表現に頼らないリアルなコックピット再現やスライドドアの開閉ギミックの再現、中空のキャビンなどダイキャストモデルとは思えない精密なモデルになりました。持った時も丁度手におさまる適度なスケールで造形精度も高く、所有していることが嬉しくなりモデルです。

 

 

 

エスワンフォーさんの知名度を上げたと言える傑作モデルYF-23をはじめ、過去に発売した商品がいくつか並べられていました。来年の静岡ホビーショーでは歴代の商品を並べたいという話もされていました。更に驚きの展開でまさかの有名なあの機体!も準備しているとのことで今から楽しみです。1/200スケールのメーカーさんではありませんが日本国内で唯一のダイキャストモデルメーカーとしてこれからも注目していきたいと思います。

 

 

■ 国際貿易

 

国際貿易さんのブースです。

 

 

ミリタリー関係のラインナップとしてAvioni-Xが製品版として展示されていました。この機会にお話を伺ったところてホーガンのMシリーズは完全にラインを終了しているとのことで大変残念でした。工場をかなり縮小しているそうです。

 

 

Avioni-Xブランドは1/200スケール完成品モデルとして興味を惹かれるラインナップを出しています。国産機として2機種同時開発された海自のP-1対潜哨戒機と空自のC-2輸送機は長年待たされましたが遂にリリースとなりました。

 

 

レオニスの愛称を持つ飛行開発実験団所属のC-2試作一号機。テスターカラーの紅白塗装が再現されています。Avioni-Xシリーズは1/200スケールのレジン製モデルで展開されています。ここは是非ダイキャストモデルで出して欲しかったというのが正直な気持ちです。気になる価格は3万6千円で設定されており全機揃えるには財力が必要になりそうです。

 

 

海上自衛隊が装備する主力対潜哨戒機のP-1量産機。実機ではパネルの継ぎ接ぎで色が違う部分があり、それが味にもなっているのですがそこが再現されているかは確認を怠りました。照明と写真の色設定のせいかもしれませんが実機の色見とは少し違うようにも感じます。

 

 

航空自衛隊が装備するC-2輸送機の量産型は2号機が再現されました。C-1輸送機が退役し本格的にC-2の時代に突入したので人気は出そうです。ただレジンモデルは手にした時に想像以上に軽いので、ヒンヤリ・ズッシリを期待するダイキャストモデルコレクターに受け入れられるかは五分五分です。繰り返しになりますがダイキャストモデルで出てきて欲しかった…。

 

 

 ■ GULLIVER(ガリバー)

 

1/200スケール軍用機ダイキャストモデルの先駆者であるガリバーさんのブース 。

 

 

 

ガラスケースの中にびっしりと置かれたダイキャストモデルの数々。ガリバーさんはミニカーの売り上げ比率が高いと教えてもらいましたが、航空機に関しては代理店という立場でヘルパやJCウィングなどを取り扱っており、かなり多くのスペースを使っていました。ただしガリバー200シリーズのモデルが並んでいないのはとても寂しいです。

 

 

 

戦闘機系ではヘルパがドイツのメーカーであることからヨーロッパの機体が多く展示されていました。展示機はユーロファイターのスペシャルマーキング機でした。小型の機体ながら価格設定は9,420円にもなっていて価格高騰を実感しています。

 

 

 

同じくヨーロッパの機体でヘルパ製のトーネードが展示されていました。主翼の開閉ギミックはなく開いた状態での固定となります。思えばガリバー200で小スケールながら主翼開閉ギミックを実現したのは衝撃的でしたね。

 

 

 

ヘルパ製によるベルギー空軍のA400M輸送機。価格は2万円越えですがこのサイズで金属製のダイキャストモデルと考えれば妥当なところでしょうか。あとはインパクトのあるC-5Mギャラクシーを展示していれば注目を集めていたことでしょう。

 

 

Gemini200シリーズの日本国政府専用機はオールダイキャスト製で17,820円。この価格設定はとてもお買い得で高い満足感が得られると思います。スナップフィットモデルと比べてみればその価値がよくわかると思います。

 

 

一切の説明がなく謎のモデルでしたがファントムの主翼が折りたたまれていたり、レドームが開いていたりとギミック満載のモデルです。おそらくキャノピーも開くことでしょう。装備品も豊富に用意されるようで プレイバリューの高いモデルです。

 

 

 ■ プラッツ

 

ここからはプラキット主体のメーカーさんのブースを回ります。まずはプラッツさんのブースから。

 

 

 

2年前に1/200スケールで空母甲板を再現した「Flight Deck Series」でお世話になったウォルターソンズジャパンさんの展示がありました。今回は1/700のメジャースケールになっていましたが、同じくCV-65エンタープライズが採用されていました。同じモデルのデータが利用されているのかもしれません。塗装済完成品モデルとしてフルハルとウォーターモデルの2種類が用意されています。

 

 

 

1/72スケールのF-16が展示されていました。説明では塗装済ダイキャスト完成品モデルでフラップ可動!レドーム開閉、エンジンまで再現、装備品を含めマグネットによる脱着とギミック満載の意欲作で究極のモデルになる可能性を感じます。

 

 

 

今年の3月に退役したC-1輸送機の特別塗装機バージョン。1/144スケールのプラキットでマルチマテリアルキットと呼ばれています。はたしてデカールはうまく貼れるのでしょうか…。キーホルダー付きという面白い商品企画です。

 

 

 

ミスティックイーグルと呼ばれた懐かしい空自イーグルのスペシャルマーキング機。その後ろには会場発表新製品として今年出現した特別塗装機のパネルが展示されていました。先日岐阜で見てきたADTWの特別塗装機もラインナップに入っていました。

 

 

 ■ インターアライド

 

1/72スケールダイキャストモデルのトップブランド「ホビーマスター」の代理店であるインターアライドさんのブースです。

 

 

展示されていたモデルは映画「TOPGUNマーヴェリック」で登場したマーヴェリックのパーソナルカラーマーキングのスーパーホーネットでした。その他に架空 仮想迷彩の洋上迷彩F-22ラプターも並んでいました。

 

 

SNSでも拡散されていた中国の最新航空機。秘密のベールに包まれていますがジャンルは戦闘機に分類されるようです。最新鋭の軍用機がスケールモデルとして早くも登場、しかしこの製品化までのスピード感が信じられません。もしかして軍のバックアップがあるのかな?

 

 

F-22ラプターの航空自衛隊洋上迷彩バージョンです。もちろんこれは仮想塗装であり実在する機体ではありませんが、以前F-14トムキャットで行った時の成功体験を再現することができるでしょうか。

 

 

 

映画「トップガンマーヴェリック」でミリオタに限らず、世界中を興奮させたマーヴェリック機が展示されていました。早いもので映画が上映されてから3年が経ち話題性としての感心がどれくらいあるかは気になるところです。

 

 

 ■ TAMIYA(タミヤ)

 

ハイクオリティの戦闘機キットに力を入れているタミヤさんのブースです。

 

 

SNSを中心に大きな注目を集めていたのがF-14トムキャットのウォーバードシリーズでした。私はキットの制作をしないのでよくわかりませんがトムキャットの決定版ともいえる内容だそうで、数多くのオプションやこだわりのディテールが全て揃っているという評価でした。展示にも力が入っていますね。

 

 

トムキャットは過去にも多くのメーカーがトライ しており、入手も容易な機種のひとつですが、このキットは決定版との前評判が高いようです。

 

 

完成サンプルとして展示されていたのは黒く塗装されたVX-9プレイボーイのF-14D型トムキャットでした。

 

 

 ■ Fine Molds(ファインモールド)

 

ファインモールドさんのブースです。社長と思われる方がインタビューを受けていましたがその問答が面白かったです。

 

 

とても興味をそそられたのが旧式ながら存在感が際立っていたこちらの展示です。今も時たま話のネタに上がってくるF-104スターファイターです。通常版と戦競塗装版の2種類が展示されていました。

 

 

注目すべきは随所に込められたギミックの数々です。エンジンパーツは内部まで再現され引き出すことができるのでプレイバリューが多いモデルになりそうです。

 

 

 

エンジンの構造が再現されているのでメカニック・カットモデルのように内部構造を楽しむことができるようです。機体後部はスライド金型を使った一体成型で合わせ目をなくし、強度も持たせるようにしているようです。

 

 

 ■ モデルアート

 

来年注目したいと思っているのがエリア88の展開です。モデルアート誌ではエリア88仕様のデカールを販売していますが、来年春にはF-20タイガーシャークのプラキット付き雑誌を発売するようです。

 

 

後ろのパネルにはエリア88山岳基地「立体化」と書いてあります!これは面白い企画ですね。手前にはアスラン空軍外人部隊の風見真専用のF-20タイガーシャークとクフィル、砂漠迷彩仕様のC-130が展示されていました。

 

 

エリア88用スペシャルデカールは1/48と1/72が発売されています。ここにきてエリア88への注目が沸々と集めているようですが、来年はあっと驚く発表があると言う情報があるので今から楽しみにしています。もしダイキャスト完成品モデルのクオリティでエリア88モデルが出たら嬉しいですよね〜。

 

 

 ■ ピットロード

 

ピットロードさんのブースです。

 

 

P-1対潜哨戒機がテスターカラーと通常塗装の2機種の完成サンプルが展示されていました。フラップを下げて赤い部分が見えている状態はよいアクセントになっていました。

 

 

1/700スケールで作られたグアムアンダーソン空軍基地のジオラマです。実際にこのようなレイアウトなのかは分かりませんか面白い商品だと思います。ガリバーさんの有名なあのジオラマに似ているかも。

 

 

1/700スケールキットの塗装済完成品サンプル。このような小さいモデルを塗装する技術はないので完成品で提供してほしいと思いました。

 

 

エリア88で登場したためか根強い人気を持つドラケン。一見すると1/200スケールぐらいに見えますがヨーロッパの機体が小さいので実際は1/144です。これもダイキャストモデルで出てくれたら嬉しい機体ですね。

 

 

 ■ Hasegawa(ハセガワ)

 

ハセガワさんのブースです。

 

 

すっかりハセガワブランドの定番キットとして定着したマクロスシリーズ。今年も多くのラインナップが展示されていました。最初にマクロス商品化の企画を通した人、おじさんになってからわかるようになりましたが凄い仕事をしましたね。

 

 

戦闘機部門ではエースコンバットとのコラボ商品が展示されていました。エースコンバット7版のガルム隊1番機です。アクリルスタンドも同梱されます。

 

 

こちらはエースコンバットシリーズの「UPEO」タイフーン。再生産ということなので人気があるのかもしれません。

 

 

 ■ マックスファクトリー

 

ここからはアニメロボ系に入ります。マックスファクトリーさんのブースです。

 

 

個人的にテンションが上がったのがこちらのコーナー!太陽の牙ダグラムのコンバットアーマー再販品です。

 

 

ダグラムシリーズは子供の頃夢中になって作りました。ガンダムよりもさらにリアリティが増したメカニックがとても好きでした。移動時はトレーラーで運ぶという設定は納得性がありましたし、4本足で歩くクラブガンナーも斬新でした。

 

 

地球連邦軍の初期主力コンバットアーマー「ラウンドフェイサー」。頭部がコックピットになっていてパイロットが見えているあたりは現代の戦闘機に通じるものがあり好みでした。青い塗装のコーチマスペシャルやブッシュマンも懐かしいです。

 

 

ちょっと変化球な機体として登場した水陸両用のマッケレルと、アームをオミットしたニコラエフ。

 

 

寒冷地仕様のビッグフットと砂漠戦用のデザートガンナー。これらを全部集めたいところですが置き場所に悩みそうです。もう一回り小さなスケールで出してもらえると更に幸せになれそうです。

 

 

コンバットアーマーを戦地まで空輸するマーベリック。今見ればこの形はオスプレイのローター配置ではないですか!先見性がありすぎます。これでティルトローターの機構が加わっていれば予言者でしたね。

 

 

 ■ BANDAI(バンダイ)

 

ホビー業界の王者、バンダイさんのブースです。

 

 

青いカラーリングをベースにしたガンダムが各ブランドの比較用に並べられました。最近は素材価格が高騰していることから暫くは小型のモデルが出るのではないか?という声も聞こえてきました。

 

 

個人的にとても楽しみなのがこちら!HGシリーズでリリースされるガンダムサンドロックカスタムです。最新技術でどのように進化するのかがとても気になります。

 

 

ガンダムWエンドレスワルツに登場するモビルスーツはどれも秀逸!サンドロックに限らず全てのモビルスーツを製品化してほしいと希望します。

 

 

今回はハイグレード仕様ですが試作モデルの造形もバッチリでした。本当はリアルグレードで同じフレームを共用して5機のガンダムを再現して欲しかったです。とはいえHGでもこのクオリティは有難く、他の機体の商品化の続報を待ちたいです。

 

 

今回はマントも付属するそうで新規の軟質素材を採用とのこと。今から楽しみにしています。あとはちゃんと購入することができるかどうかが心配です。

 

 

PERFECT GRADE UNLEASHEDのνガンダム。金属感がバッチリ表現された多色フレームによる重量感が増して見えます。

 

 

とにかく内部フレームの密度感が目を引きます。巣組みするだけで何日かかるんでしょうか。バンダイの技術の粋が凄すぎる!

 

 

全ての装甲をはめてポージングをした展示。内部フレームと外装を付けた時の可動粋が両立できているのが凄いです。自重で下がらずにポージングが保持できているのも実は凄い技術が隠されているはずです 。

 

 

宇宙戦艦ヤマト3199からはアイゾナ級アリゾナのサンプルが展示されました。劇中ではワンポイントでの登場でしたが、今後活躍が見られるのでしょうか。個人的にはあまりよく知らない艦ですがアンドロメダ級よりも未来的なデザインが感じられます。

 

 

 ■ トミーテック

 

トミーテックさんのブースに立ち寄りました。

 

 

バトル用の戦場を再現するジオラマというユニークなコンセプト。ガンダムのプラキットがその上に飾られていました。あくまで商品は廃墟などのパーツの方です。

 

とても面白い商品ですがお客さんを選びそう…かも。

 

 

最後にthree zeroという展示が気になりました。香港の拠点とするキム・ファン・ウォンというプロヂューサーが設立したメーカーだそうです。ハイディティールフィギュアや金属を使用したロボットフィギュアなどを主軸に幅広く展開しているそうです。

 

 

以上、第63回全日本模型ホビーショーでした。

 

 


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