たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.40 F-2A 13-8510 3sq JASDF Misawa A/B by Gulliver200


店頭、ネット通販ともに欠品状態が続いていたガリバー社のF-2Aが待望の再販です。再販といっても装備は空対空仕様となっての登場です。相変わらずのてんこ盛りな状態でリリースされましたが、小さなモデルですのでこれくらい賑やかな方が見栄えがするかもしれません。

武装を変更し空対空仕様で登場!念願のF−2再販

残念だったのは前回のモデルよりも値上げされていたことですが、原油高騰による各種のコストアップに加え、工場のある中国ではオリンピック景気に後押しされ人件費もアップしているそうです。もっとも他社のモデルに比べれば安いほうなのでガリバー社には今後も頑張っていただきたいと思います。

前回モデルのF-2Aはしばらくどこにも在庫がなかったので、今回の再販もすぐに売り切れるかと思いましたが2〜3ヶ月経過した時点でも意外と店頭在庫は残っていたようです。

といってもそんなすぐに売り切れるほどダイキャストモデルコレクター人口は多くないか…

日本の地理的な特性上、有事の際はまず空からの進入を防ぐことが最優先となりますが、同時に海からの進入を防ぐことが重要になってきます。

上陸を阻止するために対艦ミサイルが有効な手段となります。F-2はF-16をベースに開発されたため空中戦も得意ですが、対艦ミサイルの運用能力も高く、日本の防衛に必要な機体です。

F-2は皮肉な運命を背負った戦闘機と言われます。機体の小ささから拡張性が乏しいと評価され、配備機数も削減されてしまいましたが、それなら何故最初からF-16をベースとして米国と協同開発という道を選択したのか、甚だ疑問に感じます。

F-2は空戦以外にも対艦攻撃を視野にいれて開発、運用されています。

F-2独自の洋上迷彩ですが、これはF-2が海上低空を飛行する際の事を考えて塗装されているます。つまりは空戦よりも対艦任務が主任務と捉えられていることがわかります。

この青い迷彩塗装は世界中でも珍しく、海外のファンが多いそうです。一方日本国内の方からは「青くて格好悪い飛行機」と感じる方もいるようです。いずれにしても航空祭等に姿を見せれば会場が沸きますので人気があることは間違いありません。

今回のモデルは三沢基地の第3飛行隊で再現されています。

垂直尾翼に描かれた部隊マークはロービジ化されており、ブルー一色に変更されています。マークも小さめで目立ちません。やはり海上低空を飛行するF-2やP-3Cといった機種は艦船から視認される可能性が高いからでしょうか。

ちなみに今回の再販モデルは胴体下面の塗装に不満が残りました。機体背面はよかったのですが、機体下面の塗膜がボテッと厚くなっていたのには不満が残りました。

前のモデルに比べ値段も上がっていましたが品質を保つにはコストアップも仕方ないのでしょう。しかし単価をあげたからには品質の維持は必須でお願いしたいところです。

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