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全日空商事よりリリースされたYS-11FCです。航空会社の関連企業ということもあり、同社のモデルのこだわりや品質には定評があり、ハズレをひくことはまずないそうです。
価格は若干高めという感は否めませんが敢えてそこを所有するという、ちょっと無理した大人の喜びが得られるアイテムです。…という私はカメラ量販店で貯めたポイントを有効活用させてもらいました。正直5000円オーバーとなると心のブレーキも半端ではありません。
空自のYS-11のうち、代表的なグレー、青、赤が揃いました。細部にこだわったバリエーションが多くリリースされていますが、とりあえずはYS-11系はこれで一区切りつけることができます。
その範囲は航空自衛隊に限らず、陸上・海上自衛隊の航空施設の点検も行ないます。そのため遠く離れた離島の飛行場など遠征も多く、泊りがけのミッションも多いという話です。
飛行点検隊では3機のYS-11FCを保有していますが、そのうちこの1160号機は最初から点検機として導入された機体であり、他の二機はYS-11P輸送型からの改造機だそうです。
前回購入したYS-11E型と比較すると、機体のフェアリング等がないYS-11の基本ともいえるシンプルなシルエットとなっています。
飛行点検隊の機体には胴体に赤白のストライプ、尾翼にチェック模様が描かれます。本モデルでも忠実に再現されています。塗装は全日空商事の高いクオリティが維持されています。
これは会場内に設置したスピーカーで更新内容を放送するという一風変わったデモンストレーションです。点検のための独特な飛行パターンを行い、機器の計測結果を読み上げながら点検を行なうというものです。通好みなデモという感じですが、飛行機ファンであれば一見の価値があると思います。