たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.83   SR-71B 61-7956 9th SRW U.S.A.F by Herpa


ガレージセールで格安で購入した、いわゆる「訳あり品」のSR-71Bブラックバードです。本来の購入予定はありませんでしたが、縁あって私の手元にやってきた機体です。

コックピット形状が特徴的な、2機のみ製造されたブラックバードの訓練機タイプ

去る2009年12月19日、ダイキャストモデル製品の輸入元である国際貿易さんがガレージセールを行ないました。このページをご覧の方であれば実際に行ったという方もいるのではないでしょうか。さすがにショップの店頭で第一線で活躍している商品はありませんでしたが、いわゆる「訳あり品」などが格安で売られていました。そんな事情なので決して豊富な品揃えとはいえませんでしたが、目にとまった商品が二つありました。その中のひとつがこちら。「訳」については一番最後にご説明します。

ブラックバードですがその独特のキャラクターはダイキャストモデルの世界でも人気が高いようです。先陣を切ったのがセンチュリーウィングスの1/72スケールでしたが、1万円を超える高級品にも関わらず早期完売したことが有名です。迫力では劣りますがアフォーダビリティが高い(取得しやすい)1/200スケールも人気が出ると予想されていましたが、最初にリリースされた嘉手納派遣のSR-71Aは早々と店頭から姿を消しつつあるようです。

今回購入したのはB型と呼ばれる複座訓練タイプで、後席の位置がコブのように高く飛び出している点が特徴です。見ただけで想像できますがコックピットからの視界は悪く、機体形状も複雑な上に飛行特性が悪いので着陸時の失敗により多くの機体が失われている…とウィキペディアには書かれていました。

高高度をマッハ3で駆け抜けるブラックバードは魅力的な機体ではありますが運用はなかなか大変だったようです。まずパイロットもフライトスーツではなく宇宙服に近い装備を着るので自分一人では準備ができないそうです。音速の摩擦により機体が非常に高熱となるため、燃料も常温では固形という話を知り驚きました。その影響もあり燃料を満載して離陸することができず、離陸後に空中給油が必要になるという面倒くささだったそうです。

SR-71モデルは7千円以上もするので気軽にサブタイプを買うわけにもいきませんが、今回は特価に惹かれて購入しました。ダイキャストモデルの世界ではあまり重要な意味をもちませんが、それでも限定1,250個生産とかかれると希少価値を感じてしまいます。しかし安価で手に入った事もあって今回のB型ではガシガシ遊ばさせてもらうことにしました。ちなみに最初に買った嘉手納のA型は大事に箱入り状態です。

「訳あり」の部分です。

化粧箱に入っている状態では全く気づきませんでしたが、機体下部にある安定板の部品が取れていました。取れているだけなら再度接着すれば良いのですがパーツ自体が紛失していたのでそれも不可。ただし普通に飾っている分にはあまり目立たず、3000円で買えたのでガシガシと遊べる事を考えるといい買い物だったかな…と思います。

実機





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