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No.91   MiG-21MF #774 JG9 Penemunde A/B by Herpa


ロシア製戦闘機の中でも個人的には優先度が低かったMig-21フィッシュベッドを購入しました。見慣れてくるとジワジワと愛着が湧いてくる機体です。

半世紀にわたって多くの国で使用されるロシア戦闘機の大ロングセラー

明確な定義はありませんが、俗に言う「格好いい戦闘機」が優先してリリースされるダイキャストモデル業界の中で異質な雰囲気を出していたのがこのMiG-21です。名作「エリア88」では東側戦闘機の代名詞のような存在でしたが正直あまり格好いいとは思っていませんでした。
実際のモデルに目を向けると、先端が鋭く尖ったエアインテイク部分が特徴的でよく出来ています。機体サイズはかなり小型で、F-14やF-15などの大型戦闘機を見慣れているとかなり貧弱さを感じます。

この機体についてはほとんど知識もないのですが、メーカーであるHerpa社のサイトを見てみると東ドイツ人民空軍の所属で1973年からバルチック海にほど近いペーネミュンデ基地の第9戦闘航空団に配備された機体だそうです。多くの国で採用された戦闘機なのでバリエーションは多そうです…が、我が家ではトムキャットのように何機も揃えるようなことにはなりそうにありません。

キャノピーはHerpa標準仕様の開閉選択式となっています。T-4のように横に開くタイプのようですが、おそらく手動だと思われます。塗装はザラッとした感じのシルバーです。パッケージには実機の写真がなかったのでわかりませんでしたが、本当はもう少しベアメタルっぽい感じなのではないかと思います。

MiG-21は共産圏を中心に40カ国で1万機以上が使用された大ベストセラーであり、かつ50年以上も使用されているロングセラー機です。2010年5月号のJ-WINGS誌でも現役戦闘機として紹介されていました。成功の秘訣は機体構造が単純で整備運用面での負担が少ないことがポイントのようです。また軽量戦闘機なので武装面では軽装でしたが、機動性は高く、F-4ファントムとも互角の戦いを行なったそうです。

店頭では3種類のMiG-21がありましたが、それぞれ価格が500円づつ違いました。製造時期によってコストが違うのかなぁ…と工場の人件費高騰がプライスカードから感じられました。3種類の中から悩んだ末、価格も真ん中で塗装も汎用的という理由から選んだのがこの機体でした。
ちなみに機種名のMiG(ミグ)ですが、これは設計技師ミコヤンさんとグレビッチさんの頭文字をとったものです。

基地上空を通過させてみました。これはPC画面上に表示したGoogle Earthの画像の前で撮った写真です。PCの液晶画面なのでちょっと明るすぎますが、印刷すれば雰囲気が出そうですね。

実機



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