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No.288  XF-2A63-0002 TRDI Gifu A/B by Gulliver200

模型ホビーショーの会場で購入した限定モデルです。イベントもしくはガリバーさんの店舗のみで取扱いされるレアモデルです。

 

TRDI所属時のF-2試作時2号機。対艦ミサイルを装備した限定モデル

お台場で開催された第57回全日本模型ホビーショーで購入しました。タイミング的にはガリバー200シリーズからF-2初号機、2号機が発売されたのとほぼ同時であり、予約品の入荷連絡を待ってる状況でした。展示会でガリバーさんのブースに立ち寄ったところ、今回は限定品を作っており、会場内及びガリバーさんのお店のみで購入できると教えてもらいました。

※当初は実店舗限定と解釈しましたがガリバーさんの通販で買えるかもしれません。

 

ノーマル版との大きな違いは主翼下にドロップタンクと対艦ミサイルを装備している点です。また塗装もTRDI所属となっており、試験段階のXF-2Aという型式の状態が再現されています。

 

 

洋上迷彩のF-2とは比べてみると装備品は同じパターンでした。それにしてもテストカラー機は鮮やかでキャラが全く異なります。

 

 

F-2は国産戦闘機として計画がスタートしましたが、途中からアメリカが開発に40%参加するという形になり、F-16をベースとする異例の国産機となってしまいました。安価で軽量なF-16というコンセプトとは異なり、1機120億もする当時は最高額の戦闘機となってしまいました。形状こそF-16に似ているものの、内容は全く別物であると言われています。

 

 

垂直尾翼にはTRDI(防衛省技術研究本部:Technical Research and Development Institute)の名前が書かれています。シリアルは63-0002とありますが試験機を卒業後は63-8502へと変わっています。

 

 

試作2号機は白のベースに胴体にはブルーのストライプ、翼端にオレンジの塗装がされています。レドームからキャノピーにかけては黒で塗られています。

 

 

日本ではF-1、F-4、F-15と双発機が導入されてきたため、単発機であるF-2に対しては安全性の点で不安が大きいという反対も多くありました。しかし実際に運用してみるとエンジントラブルというものは非常に少ないトラブルのようですね。双発機はエンジントラブル時の生存性は高まりますが、エンジンが2発あるためトラブルをおこす可能性も2倍になると考えられるそうです。

 

 

あらためて考えるとダイキャストモデルというジャンルはもともと生産数の少ない希少性が特徴でもあり、再生産もないので絶版を探し出す宝探しのような面白さも魅力のひとつだったような気がします。

このモデルはいずれオークションで転売されることがありそうですが、それはそれでよいのかもしれません。思い返せば静岡ホビーショーでの限定モデルも気が付けば手元にあったりします。入手が難しいからこそ所有したくなるモデル…というのもありかもしれません。ガリバーさんはこのように限定モデルをいくつか作って実店舗限定販売を行えば”聖地”みたいになっていくかも。

 

 

 

 

実機

 


 

 


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