F-1
60-8274
航空自衛隊
第6飛行隊
築城基地
Gulliver200
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戦後初の国産ジェット戦闘機F-1のダイキャストモデルです。よくぞ日本独自運用の機体を製品化してくれたと思いました。
日本は戦後、航空機の開発を禁止された空白期間が存在しますが、この三菱F-1戦闘機は悲願であった国産初のジェット戦闘機です。同機はスクランブル任務も担っていましたが、対空戦闘能力は正直なところ厳しかったそうです。2機のエンジンを有していますが、アフターバーナーを焚いても単発機F-16の推力にも及ばないそうです。推力が弱い上に、翼面荷重も低いという機体構成から旋回性能が厳しかったことは容易に想像できます。 F-1は戦闘機ではありますが、支援戦闘機という日本独特なカテゴリー分類を付与されていて実態は攻撃機に近いと言われています。F-1が得意とするのは海上スレスレの低空飛行と対艦ミサイルによる洋上艦への攻撃です。同モデルはそんなF-1の機体運用を表すような武装で再現化されています。 もともとT-2練習機を改造して作られているので当然といえますが、キャノピー周辺のパーツ割りはT-2へのバリエーション展開を期待させる造りとなっています。
最近はジオラマ作りにいそしんでいて、特徴ある築城風の1シーンにチャレンジしてみました。行ったことはありませんけどね。この技法を使えば空母甲板上も再現できそうです。