たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル


P-2J

4747


海上自衛隊

第205教育航空隊

下総基地


全日空商事

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No.022 P-2J 4747 205ATS JMASD Shimofusa A/B by 全日空商事


全日空商事より発売されたP-2Jのダイキャストモデルです。同社はエアライン系モデルを中心にリリースしており、中〜大型の機体を得意としています。ミリタリー系にも進出しており、中でもこのP-2Jは完全に一から開発した渾身のモデルとなっています。

傑作!との声が多い、新しい可能性を見せたダイキャストモデル

衝撃が走りました。ダイキャストモデルでありながら、コックピットには透明パーツを用いて内部をも再現しているところがこのモデルのスゴイところです。特に機首先端にある監視用窓の部分は本機の大きな特徴なので、ここの作りを省略していたら魅力は半減していたことでしょう。
そのせいか、お値段はやや高めの設定となっており、少しためらいは覚えますが十分にその価値はあるものと思います。


本機は下総基地に所属する第205教育航空隊を再現しています。同航空隊は対潜哨戒任務に就く隊員達のトレーニングを任務とする飛行隊ですが、P-2Jは既に退役し、後継はYS-11T-AとP-3Cが担当しています。
翼端の燃料タンクがオレンジに塗られているのはトレーナーカラー(訓練機)を意味しています。ちなみに右翼端にはサーチライトが設けられており、暗い海上でのパトロールや捜索用に使われます。また本体の黒とも緑ともいえない、絶妙な艶消しカラーリングの再現も大きな魅力となっています。


P-2Jのモデルは雑誌などでも評価が高く、航空機ファン意外のコレクターをも魅了しているようです。シルエットも旧式機らしく、汽車でいえばSLをイメージさせるような存在なのかもしれません。本機は導入から退役まで、無事故記録を達成したことでも知られています。
また観艦式で観閲飛行を行なった4機のシリアルナンバーを再現した4機セットも発売されました。しかし3万円近くもする高額商品なので、売れ行きはどうだったのでしょうか…。


海を守る哨戒機ということからP-2Jには”ネプチューン”という愛称がつけられています。
全日空商事ではこのモデルに力を入れており、航空隊別のマーキングを変えて、積極的なリリースを行なっています。あまりに多いため全てを揃えるには置き場所と財力を必要としますので、大抵の方はお気に入りの部隊のマークを選ぶことになるのではないでしょうか。


実機







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