たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.53 F-16C SP416 52FW U.S.A.F Spangdahlem A/B by Herpa


ヘルパ社より出ました念願の単座型F-16Cファイティングファルコンです。同時に出たファントムやトルネード、タイフーン等に比べても店頭での減りは早いようで人気のほどがうかがえます。限定2000個だそうです。

コックピットが単座になっただけなのに全然違う!ヘルパが向かえた転換期

いまやヘルパ社モデルの標準となっているキャノピー差し替え方式が採用されており、写真のような駐機状態が再現できます。これは同社モデルのオリジナル要素ですが、プレイバリューが大変高まります。 今までは何故か複座型、または特別塗装機を先行してリリースしてきた海外メーカーですが、ここにきてやっと通常のノーマル機を投入してきました。日本市場での売れ行きを知ったら「なんで?」と不思議に思うのかもしれませんね。 日本のファンとしては三沢のWWが韓国のOS、WPレターあたりを出して欲しかったところですが、ヘルパ社はドイツの企業ということでやはりヨーロッパに配備されている機体が優先されるのは仕方のないところです。ま、いずれホーガン社がガンガン出してくれると思いますので待つことにします。

奥にあるのはホーガン製のF-16D複座型です。 てっきり金型は流用しているのかなと思っていましたが、モールドの彫りの深さや模様のピッチなどが違っています。バルカン砲のあたりは完全に別物っぽいです。最も違うのがキャノピーまわりですがこれは今回は流用というレベルではなく、新規に金型をおこしているものと思われます。 そういう私は以前の仕事はCAD/CAMシステムの営業を行なっており、金型メーカーの会社さんへ寄らせていただいてました。今行ったら違った意味で楽しいんだろうなぁと思います。 現在の1/200ダイキャストの精密さはCAD/CAMシステムなくしては実現できなかったものと思います。

リリースされてもなかなか買う気になれなかった米空軍のF-15Cイーグルを買ったのはこのショットが撮りたかったからに他なりません。米空軍の現在主要戦闘機のそろい踏みです。 この他に飛行テストが行なわれているF-35が導入される予定ですがどこがいち早くモデル化してくれるか今から楽しみです。

F-16は高価になりすぎたF-15イーグルを数の面で補うべく計画されたLWF(Low Weight Fighter)計画によって誕生した戦闘機です。 F-15の半分のコストで調達でき、機体数を多く揃えることが目的でした。質のF-15と量のF-16ということでハイローミックスと呼ばれます。 ところがF-16は機動性が高く、軽量なボディにパワフルなエンジンを搭載した結果武装も多く装備できるようになりました。またなにより安価であることで世界各国で4000機以上が活躍する大ベストセラー戦闘機となりました。

ヘルパ社のファントムは米海軍、米空軍の両モデルに対応すべく、本体は同一ながらノーズ部分は別パーツ化されています。これにより金型等の設備が共有化できますので開発費も節約できるというものです。

F-16のデザインをベースに開発された航空自衛隊のF-2A戦闘機。基本的なアウトラインは似ていますが、主翼の大きさや形状、水平意欲の形状などが異なっています。 またF-2は複合素材の利用、最新の電子機器を搭載するなどF-16とはまるで別の機体とも言われています。しかし安価に揃えられるF-16に対しF-2は1機120億円という世界でも数本の指に入る高額な戦闘機となってしまいました。これは主力戦闘機F-15よりも高い値段です。

ヘルパ社のファントムは米海軍、米空軍の両モデルに対応すべく、本体は同一ながらノーズ部分は別パーツ化されています。これにより金型等の設備が共有化できますので開発費も節約できるというものです。

今回のモデルは日本の増槽の他、空対空、空対地の装備がされており見応えばっちりです。最近のヘルパモデルは武装がたっぷり付属する傾向にあります。 ヘルパ社は新しい金型を使った最新モデルをリリースしてくれるメーカーなので新鮮さがありますが何分価格が高い高級ブランドです。 一方ホーガンはOEM提供で開発した金型を使い、安いコストで生産・販売を行なっています。いずれF-16の単座型を使い、サンダーバーズ、もしくは在日、在韓米軍機を出してくれるものと期待しています。

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