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全日空商事より、YS-11Eの12-1161号機と同時にリリースされた162号機です。
こちらのYS-11シリーズは模型雑誌でも開発秘話が掲載されていましたがかなり好評なようです。お値段は7000円と高めなので気軽に買えるというものではありませんが、実際手にしてみるとじわじわと満足感が伝わってくるようなモデルで、戦闘機とは一味違った所有感があります。
といいつつ商品券があったから買えたようなもので、自腹で揃えるには少し厳しい価格帯ですが、逆にそこが大人の趣味らしくててよいのかもしれません。お値段は高めですが、全日空商事というブランド名もあり品質は安心できると思います
この162号機の特徴としてはとにかくアンテナフェアリングなど突起物が多いということですが、全日空商事さんは実に多くのYS-11のバリエーションをモデル化している点は実に感心してしまいます。
機体下面にも多くのフェアリングが再現されており、軍用機らしさが感じられます。尾翼には総隊司令部飛行隊のマークが大きく描かれていますが、大きな尾翼によく似合うと思います。
以前に撮影した実機の写真を見ると機首ドームはグレーに塗られていた時期もあるようですが、モデルは黒で塗装された状態が再現されています。
もともとエアラインモデルを得意とする全日空商事さんなので、旅客機がベースとなるYS-11は最適な素材だと思います。雑誌で読んだ記事ではP-3Cの要望も多く、時期未定ながら予定があるとかないとか…
是非とも軍用中型機モデルの開拓に力を入れてほしいと期待してしまいます。