No.60 F-117A 80-0790 415th TFS U.S.A.F Eglin A/B by Hogan M-series
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ホーガンより久しぶりにリリースされた大物です。しばらくスパホやF-16Dのバリエーションばかりが続いたのでとても新鮮です。しかもF-117Aは非常に独特なフォルムをしたステルス機なので、ますます興味を惹かれて仕方ありません。 |
渾身を込めて開発した、ホーガン初のオリジナルモデル
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もともとホーガンのMシリーズはヘルパ社向けにOEM提供した機体の金型をアレンジし、別ブランドとして発売してきた経緯がありますが、今回のF-117AはMシリーズ初のオリジナルモデルとなりました。出来はかなり良いです。
第4世代までの航空機の構造に比べ、F-117Aナイトホークの角ばったフォルムは金型の開発とパーツ割に関しては容易だったのではないかと思います。また機外武装がない事も組み立ての手間が減ったはずです。
その分、コックピットの作りこみは凝っていて中にはHUDも再現されています。塗装もつや消し黒で施されておりステルス機らしさが演出されています。
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従来の航空機の概念を一新するような妙に角ばったこの機体ですが、写真や映像では何度も見ていたものの立体物を手にするのは今回が始めてで、ついつい色々な角度からモデルを眺めてしまいました。
このモデルで感心したのは(垂直)尾翼でした。よく見ると尾翼1枚にしても微妙な角度がついており、4つの面で構成されています。ステルス技術の中にレーダーの反射角を変えることがありますが、複雑な計算のもとに設計されたことでしょう。
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最初にF-117Aを前からみた印象は「格好悪い」でした。コックピットの視界も大変悪そうです。
今回のF-117Aモデル第1弾にシャークティース付を最初に持ってきたことにがセンスを疑いましたが、よく見ると真っ黒な機体のよいアクセントにはなっていると思います。
確かに最初に通常塗装機を買っていて、次にこのシャークティース付がリリースされても見送っていたでしょうから、素晴らしい販売戦略だったと思います。
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国際興業さんのスタッフブログではF-117Aのエンジン部分は軍事機密だったそうですが、今回のモデルではゆっくりと拝見することができます。
他の戦闘機のエンジンとは全く異なる、横長で薄っぺらい独特の形状をしおり、しかもノズルは上を向いているようです。 本当にこんな形で飛行できるものなのか?と思ってしまうほどユニークな形をしています。F-117Aナイトホークは名称ことFナンバーをもつ戦闘機となっていますが、実際は攻撃機です。見るからに高機動は苦手そうですね。
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Mシリーズからリリースされた2機のステルス機。2009年のMシリーズは乗ってきているそうですので期待が高まります。この勢いでF-35のモデルも開発を進めて欲しいものです。
しかしながらこの2機は同じステルス機といっても全く印象が異なります。F-22はまだどこかF-15の面影を継承しているところもあり、戦闘機らしい格好よさを残しています。
F-117Aは確かに不恰好ですが、格好悪い…というわけでもありません。写真映えはしませんが、モデルの実物をみてみると直線と面だけで構成される機体からは意外とシャープな印象を受けます。
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ステルス機はとにかく維持費が高いようで、F-117Aのもつ隠密&精密攻撃はF-22Aラプターで代替できると判断されたため早期退役につながったとされています。
Mシリーズからは既にノーマル塗装機と機体下面いっぱいに星条旗を描いた記念塗装機のリリースが発表されています。他にもグレー塗装機や迷彩機など思ったよりもバリエーションは多くありそうです。
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本機の情報がまだ少ない頃はUFOと同じ推進力を使っているのではないか?という話まであったF-117です。
確かにこの形状からはエンジンノズル、エアインテイクの形状が従来の常識とはかけはなれており、全く異なる推進装置を装備していると思われても仕方ないかもしれません。
ステルス機ということで最新鋭と思いがちですが、このF-117Aは2008年に早くも退役してしまい過去の機体となってしまいました。できることであれば生で飛行している姿を見ておきたかったです。
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実機
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