たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.67 F-16C Thunder Birds#6 U.S.A.F by Herpa


ヘルパ社より発売されたF-16Cサンダーバーズの単座型です。本国でのリリースから1ヶ月ほど経過して輸入されたようですが、品薄だったのでしょうか。

サンダーバーズ、念願の単座型

この単座型はヘルパの傑作F-16がベースなので、モデリングに関しては申し分ありません。とてもよい出来です。カラーリングもホーガンのF-16Dに比べて実機に近いものとなっています。

ちょっとキャノピーは塗り忘れ?とも思えるようなあっさり感となっていますが、実機をみると塗装は忠実に再現されているようです。若干違和感を覚えたのは、実機のキャノピーは透明ではなく、スモークがかった色がついているからでした。キャノピーは目立つ箇所だけに詰めが甘かった点はかなり残念です。

ネットで公開されていた写真にはドロップタンクが付いていましたが、実際にリリースされたモデルには付属していません。また機番は6番機として再現されています。

私にとって、また多くの飛行機ファンの方にとってもサンダーバーズといえば2004年の来日、そして雨による無情の全キャンセルが強く記憶に残っていることと思います。

2009年は再度パシフィックツアーが予定されており、今度こそ青空の下で華麗なアクロバットを披露して欲しいものです。

ダイキャストモデル的には直前にガリバーのT-4ブルーインパルスの745号機がタイムリーに発売され、10月の夢の競演に向け夢を膨らませてくれます。

どうしても以前発売されたホーガンの複座型と比較してしまいますが、ヘルパの出来の良さにはホーガンは霞んで見えます。

比較するとホーガンのモデルは赤の塗装部分の蛍光っぽさが強く、実機とは異なっています。逆にホーガンモデルの白い塗装部分は塗幕が厚くなっていますが、その分光沢があります。また機体裏面の雷鳥のマークは若干手抜きされていたことも比較によって判明し、今更ながら残念な思いです。

モールドに関してはヘルパモデルは筋彫りが深い上に塗幕が薄いので非常にモールドが映えて見えます。

総じてヘルパのモデルはキャノピーを除けば再現性も高く、造形、塗装も丁寧な仕事がされていると思います。そうなると残念なのがキャノピーです、せっかく差し替え式になっているので、是非修正版を出して欲しいものです。

あと個体の問題かもしれませんが、左翼のミサイルランチャーが若干曲がっているのも残念ポイント。

しかし最近のヘルパ、ホーガンのモデルは品質の向上に加え、ラインナップの「ツボ」も上手になってきたようです。2009年も怒涛の新商品ラッシュが控えており、財源確保が目下の課題です。ちょっとペースが速すぎる気もしますが、買い続けるために仕事も頑張ります。。。

一方、最近元気がないのがガリバーさん。日本の飛行機ファンのツボを知ってるメーカーだと思っているので、是非奮闘して欲しいと思います。

三沢基地でT−2ブルーインパルスと競演を果たしているサンダーバーズ。機種は当時と同じF-16Cですが、2009年はブロック52の新しい機体に更新されているそうです。

アクロバットチームで高価な戦闘機を運用しているのはアメリカとロシアくらいだと思いますが、F-35が就役した際には機種変更するのでしょうか。

ちなみにサンダーバーズはアメリカの親善大使としての役割が与えられているそうで、米海軍のブルーエンジェルスに比べて予算も多めに与えられているそうです。

実機



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