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No.68 F/A-18C AA300 VFA-83 U.S.NAVY by Herpa


hogan Mシリーズのスーパーホーネットラッシュでちょっと食傷気味となっていたところに絶妙のタイミングで投入されたヘルパのF/A-18Cレガシーホーネットです。

遅れてきた元祖、レガシーホーネット

在日米軍で日本に馴染みのある飛行隊が出てから買おうと思ってましたが、[uhauha airplane]さんのレビューサイトを見ていたら無性に気になってしまいました。定額給付金の振込み連絡が届いたことで気が大きくなってしまい、気が付けば売場に向かってました。新金型の商品が出ると手にとってみたくなる衝動はもう抑えられませんね。

このレガシーホーネットは噂どおりのよい出来で、1時間眺めていても飽きません。

ちなみに箱の裏には1500個の限定アイテムと書いてありましたが、全世界に何人くらいコレクターがいるのか大変興味があります。

日本ではあまり馴染みの薄い飛行隊かと思いますが、VFA-83”Rampagers”の独特な塗装を施したCAG機がトップバッターに選ばれました。

このモデルに関してはHerpa社のオフィシャルサイトで以前から掲載されていましたが…どうもモデル開発の腕は抜群ですが、写真撮影の方はもう少し工夫した方がよいように思いました。残念ながら商品の魅力が十分には伝わってないように感じています。

さて実際のモデルの方は、造形もバッチリ、塗装も丁寧です。装備品もバラエティに富みながら、見た目のバランスも整っていてモデル表現としてはよいと思います。

残念なのはキャノピーにすき間が空いてしまっていることです。このキャノピーまわりの処理で苦戦するメーカーさんは多いですね。

ホーネットは大きな特徴がないものの、多様な任務をそつなくこなすマルチロールファイターの優等生として、米海軍をはじめ多くの国で採用されています。優等生でつまらないという人もいますが、十分に格好いいと思います。

使い勝手のよいホーネットですが、課題としてあったのがスピードが遅いことで、意外にもF-4ファントムより足が遅いそうです。もうひとつのネックは機体搭載燃料の少なさによる行動半径の狭さです。これらの課題はスーパーホーネットの主翼の大型化や強力なエンジンの採用によって改善されました。

その大型化されたスーパーホーネットに比べて、キュッと引き締まったストレーキをもつレガシーホーネットはシャープな印象があり、私はこちらの方が好みです。

当初、ヘルパ社についてはドイツという遠い国の企業であり、商品の価格も高いのであまりよい印象はもっていませんでした。

しかし最近はリリースするモデルのチョイス、塗装と武装を含めた商品付加価値、品質、そして魅力的な新機種を新金型を使ってコンスタントにリリースする姿勢。今では一押しのメーカーだと思っています。

一方、ホーガンMシリーズの1年目は同一機種の塗装バリエーション展開がメインで正直なところ飽きを感じましたが、キラリと光ったのがF-117での技術力のアピールでした。2年目以降は新金型ラッシュが発表されていますので、台風の目になることは必至です。

厚木基地のCVW-5の機体はホーガン怒涛のリリースで実現されるのかな?と思いますが、夢がかのうのはもう少し先になりそうですね。

1/200スケールのミリタリーシリーズは恐るべき勢いでリリースされていますが、どうも店頭在庫のダブつきも見られるようになっています。

我が家の置き場もそろそろ限界をむかえていますが、お店の棚も置き場がなくなるのではないかと思います。在庫一掃の半額セールでもしてくれればファンとしても嬉しいのですが。

またシリーズのあらたな動きとして、中型機の商品化が進められているそうです。楽しみなところとしてSR-71ブラックバードやP-3Cオライオン等が発表されていいます。

予算確保を考えると頭が痛いですが、嬉しい悲鳴ですね。

実機


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