たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.69 F-14A NL200 VF-111 U.S.NAVY by hogan M-Series


Hoganの新金型、F-14Aトムキャットがリリースされました。

今後も怒涛のバリエーション展開が予測される同機ですが、第1弾に選ばれたのはVF-111 サンダウナーズのCAG機です。

第二次F−14バトル開始

「似たようなものを買って…」と言われそうなのは明らかですが、似た様なモデルだからこそ両社の商品の違いがよくわかるというものです。

手前が今回発売されたHoganモデル、奥がガリバーモデルです。塗装について比較してみますとHoganモデルは塗幕が大変薄く、今まで何とも思わなかった奥のガリバーモデルの塗幕が厚ぼったくみえてきてしまいます。塗装幕が薄いためか、モールドもシャープに見えます。後発の利点か、Hoganモデルの方が完成度が高く、上品にさえ感じます。

このモデルは既にガリバーさんから出ていますのでカニバリ(共食い)がおきることも予想されますが、もし挑発的に仕掛けてきたと想像すると見ているこちらもハラハラしてしまいます。

というのも、最初にF-14モデルを出したのがHerpaモデルでしたが、主翼固定の仕様であったのに対し、ガリバーが出してきたのは主翼可動のガリバーモデルでした。セールス結果はいうまでもなく、ガリバーの圧勝だったようです。これが第一次F-14バトルです。

今回はガリバーモデルにリベンジをはかるべく、Hogan陣営にとってはHerpaの仇を討つためのバージョン2ともいえるモデルです。両社ともに今後のF-14バリエーション展開を発表しているだけに第二次F-14バトルが勃発しそうです。

Hoganがリベンジを行なうにあたって、最大の武器としているのが「フルダイキャスト」です。

ガリバーモデルでは主翼を薄く成型するためにプラスチック製となっていますが、Hoganモデルは主翼までダイキャスト製とすることに成功しました。

細かい点では色々注文をつけたくなる部分もありますが、総合的にはかなりの意欲作といえるでしょう。特に可変翼を採用しても他の機種と価格が同じという、Mシリーズのプライスラインは素晴らしい!の一言です。

今後のリリース予定をみると、厚木基地で馴染みの深いVF-21フリーランサーズが予定されているものの、日本にくる前のバージョンだったりと少々ツボを外した残念な企画となっていますが…抜群のカラーバリエーション展開力をもつ同社だけに、日本人好みのモデルがリリースされることを期待したいと思います。

唯一、ガリーバーモデルとの真っ向勝負を避け差別化を図ったのがこのノーズアート「Miss Molly」。 軍用機らしいセクシー美女を期待したいところでしたが、そこまでは再現できなかったのか、もともとこういう絵だったのか、かわいげなデザインとなっています。

今回は比較一辺倒となってしまいましたが、この1年でMシリーズの実力はかなり向上していることを感じました。特にF-117やこのF-14Aなど、Herpa社金型のおさがりでなく、新規に開発したモデルに関しての力の入れようは目を見張るものがあります。

更に今後リリースされるEA-6Bプラウラーも出来が良いようなので期待が高まります。

実機


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