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Hogan MシリーズにF-4ファントムがラインナップに加わりました。
ファントムは既にガリバーから空自タイプの傑作が出ており、Herpaからも海軍タイプがリリース済みですが、今後どのような展開戦略が控えているのでしょうか。
今回リリースされたのは人気の飛行隊、VF-84ジョリーロジャースとVF-111サンダウナーズが同時に発売されました。少し捻りを入れた商品選択をしがちなHoganですが今回はオーソドックスな攻め方をしてきました。量販店で安く買おうと企んでいたのですがなぜか棚にはなく、待ちきれず結局は定価で購入してしまいました。
海軍型のファントムは既にHerpaよりリリースされており、そうなるとやはり比較したくなります。てっきりOEM提供した後の金型を流用しているものと思ってましたが、モールドパターンやボディラインなど細かい部分に目を配ると、どうも別の金型を使っているようです。同機種の金型を開発するパワーがあれば別の機体の開発に力を入れて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
手前がhoganモデル、奥がHerpaモデルです。最もわかりやすいのが機首部分で、Herpaはノーズを別パーツ化し、ファントムのバリエーション展開を視野に入れているのに対し、このhoganモデルは一体成型でした。他にもキャノピーの接合部やエアインテイクの形などは全く別物となっています。モールドの彫りの深さはHerpaの方がメリハリがあり、hoganはのっぺりとした印象です。
ジョリーロジャース三世代。これがやりたくて揃えたようなものです。hoganからはジョリーロジャースのF-14が発売予定ですが、以前herpaから発売されていた主翼固定でピトー管がないモデルを出してくるようです。セールス結果はいかに?
2年目を迎えるhoganのMシリーズは大攻勢を仕掛けてきています。モデルの作り方も安定してきていると評価されており、確かにその通りだと思います。ボックスには「F-4 PHANTOM NAVAL VERSION」と書かれていますので、いずれは空軍バージョンもリリースされるのではないでしょうか。