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旅客機としては大型の1/200スケールでフルダイキャストの政府専用機が発売されました。値段もやはり高く「一体どんな人が買うんだろう」と思っていました。…そこで実際に買ってみました。
いや、実際に手で持ってしまったらその重量感の魅力は体が忘れてくれません。
政府専用機はプラスチック製のスナップモデルを持っていましたが、今回ダイキャストモデルがイギリスのInflightブランドから発売されました。これだけの大きさのモデルなので納得はできるものの1機2万円を越える超高級品です。まさか自分でも買うとは思っていませんでしたが、ダイキャストという魅力についに負けてしまいました。
Hoganのスナップモデルと比べてみましたが主翼上面のマーキングや塗装ではこちらのダイキャストの方が数倍しっかりとした仕事がされています。他にも機体上部にはアンテナ類も再現されており、非常によくできたモデルだと思います。
大変な重さです。Hoganのスナップモデルも結構な重さだでしたが、やはり金属は質量感が全く違います。製造方法についても教えてもらいましたがInflightモデルの胴体はムクの金属らしく中身もぎっしりと詰まっているそうです。
Hoganのスナップモデルと比べて唯一劣るところはコックピットのガラスくらいでしょうか。Hoganモデルでは透明プラスチックパーツが使われていました。当然といえば当然ですがこのダイキャストモデルは金属の塊なので窓関係は全て塗装表現となっています。
エンジンブレードは息をふきかければカラカラと回転します。またギアは金属製、タイヤはゴムでできています。前輪には回転軸があるのでタイヤを進行方向に向けることもできます。
不景気の厳しい中、こんな高いモデルを買う自分って…と思いつつも、他にも買っている人は確実にいました。私もミリタリーダイキャストコレクターのはしくれとして、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入を決めたつもりでしたが店頭では既に最後の1号機でした。こわい世界ですね。
手前はダイキャスト製の政府専用機1号機、奥はプラスチック製スナップモデルの2号機です。二つ並べてみましたが結構壮観でした。普段は戦闘機クラスの手の平サイズが中心でしたのでこの大型ダイキャストの重量感は満足度も非常に高いです。