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本来であれば見送る対象のこの機体ですが、なぜかコレクションの対象になりました。私の財布を動かしたこの機体の魅力とは何でしょうか。
カナダは空軍機としてホーネットを採用し、独自の形式としてCF-18Aと称して運用を行なっています。第410飛行隊は教育飛行隊として最初に機体を受領し、その運用の25周年を記念してこの記念塗装が施されたそうです。ちなみに現在はわかりませんが、カナダは英語と仏語を共用語としているため、「ホーネット」という呼び方はしていないと聞いたことがあります。
このモデルに惹かれた理由は尾翼のデザインの格好よさです。もうお気づきかと思いますが、左右の尾翼には色違いのデザインが施されています。模様自体は同じでですがそれぞれキャラも違って見えてくるのがなんとも面白いです。尾翼内側にもさりげなく白いラインで絵が描かれているあたりもきめが細かいと思います。
左側面から見ると、赤を基調としたデザインを楽しむことができます。「ではパッケージの写真には青、赤どちらを選んでいるのだろう?」と興味がわき確認したところ、両方の写真が印刷されていました。よくこのモデルの特徴を掴んでいて、ぬかりがないなぁと感心しました。
カナダ空軍の独自仕様として、機首にサーチライトが設けられており、機首下面には擬似コックピットが描かれています。擬似コックピットの塗装はドッグファイトの時に敵が機体の上下を見誤ってしまう効果があるそうです。コックピットといえば、前に買ったホーネットはキャノピーに隙間があったのですが、今回は修正を加えているようです。風防との合いはだいぶ改善されましたが、ゆるゆるですぐに取れてしまうところなど、まだまだ改善して欲しいことは残ってます。
カナダに杉が生えているかはわかりませんが、雰囲気盛り上げアイテムとして樹木のミニチュアを用意してみました。スケールは1/150だそうですが木にスケールなんて関係あるのかなぁ…と少し疑問に思いました。ちなみに3本入って380円ですが、安いので組み立ては自分で行なう必要があります。
以上、二つのキャラが楽しめるカナダ空軍のCF-18Aでした。しかし武装も少ないのに値段がまた少し高くなっているような気がします。もう少し求めやすい価格になってくれることを願わずにはいられません。