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イラクブルーに続いてリリースされた空自通常塗装バージョンのC-130Hです。本来こちらが本命でしたが、ブルーハークの出来が良かった為、若干影が薄くなってしまいました。
ホーガンMシリーズから空自C-130Hの2機目がリリースされました。発表時からこの通常迷彩機とイラク派遣ブルー塗装機の両方が予定されており、当時はこの通常塗装機を本命と判断し予約を入れていました。先行して発売されたのはイラク迷彩でしたが予想以上にブルー迷彩の出来がよく、その後にリリースされた当機は決して出来が悪いわけではありませんが、若干印象が薄れてしまったように感じます。
空自のC-130Hは小牧基地の第401飛行隊に集中配備されています。名古屋に近いということで鯱(しゃちほこ)をモチーフとした部隊マークを採用していましたが、2009年から新しいマークに変更されました。今回のモデルはその新マークで再現されています。ちなみにこのマークは空をかける天馬(ペガサス)をモチーフにしているそうですが、「蚤(ノミ)に見える…」とファンの間では厳しい評価が下されました。(第401飛行隊の方、ごめんなさい)。。。
C-130Hの通常迷彩機は「ヨーロピアン・ワン」と呼ばれる迷彩パターンが採用されています。さて通常迷彩と書いてはいるものの、航空イベントでみかけるのはイラク派遣機の方が多いようで、むしろこちらのヨーロピアン・ワンの方が珍しい存在になっているかもしれません。
第401飛行隊が所属する小牧基地は県営名古屋空港との共用となっています。また戦闘機を製造している三菱重工が隣接しており、新造機やIRAN(大規模点検)機もこの小牧基地を利用しています。さらに空中給油機KC-767を装備する第404飛行隊も編成され、どちらかといえば地味なイメージだった小牧基地も注目度が上がっています。
このモデルを買う際にはいくつかチェックポイントがあります。すぐに気がつく部分ですが主翼の付け根に接着剤がはみ出ている個体が何機かありました。特に目立つ部分であるにもかかわらず、今回のホーガンの仕事はかなり雑だなぁ…と感じました。もう一点、私が買った個体はプロペラが欠けそうでかなり心配な状態です。プロペラの造形はパーツも小さく、しかも捻っているので強度がないことはわかりますが、もし個体を選べる場合は少し注意して見た方がよいでしょう。