 No.108(+)
C-17 88199 305th AMW U.S.A.F McGUIRE A/B
by Gemini200
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  幻に終わったチャールストン基地のC-17から待つこと数ヶ月。第4段のマクガイア基地のリリースをもって遂に我が家に飛来しました！（詳しくは下段の記事をご参照下さい。） |
驚愕の飛行性能を誇る、戦略/戦術輸送の両任務をこなすトランスポーター
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この記事はGemini200シリーズのC-17グローブマスター�靴猟媛辰任后�…といいますのも私にとって「いわく付き」の機体でして、入手できる日を首を長〜くして待っていたモデルです。
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…といいますのもこのC-17に関しては既に一度レビューを書いているのですが、不良品につき二度の返品の末にメーカー欠品となってしまい、幻となった苦い思い出のあるモデルです。今回は通販でなく店頭でもチェックさせていただき、納得のいく個体を選ぶことができました。
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このC-17のセールスポイントのひとつが開閉式の後部カーゴハッチです。プレイバリューとして商品価値を高める効果がある一方で、トラブルの要因にもなってしまう表裏一体の仕様です。実際お店でもチェックをしたところ、一発オッケーとはいきませんでした。開閉にはそれなりのコツも必要のようで、あまりガチャガチャとは遊ばない方がいいかもしれませんね。
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Gemini200シリーズはエアライン系が得意のようですが、このC-17をはじめ輸送機系にもラインナップを広げています。航空自衛隊向けに31機しか製造されなかったC-1輸送機もリリースしたことについては拍手を送りたいです。
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C-17のモデルは「チャールストン基地」、「マーチ基地」、「イギリス空軍」ときて今回の「マクガイア基地」のリリースとなりました。なかなか商品が流通していなかったように思いますが、どうも不良品による返品率の高さも問題の一つだったようです。紆余曲折はありましたが初代モデルに比べると価格が下がっていたことは嬉しい変化でした。
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マクガイヤ基地バージョンは尾翼にブルーのストライプに黄色い文字を記入したデザインで、これはこれで爽やかな機体ですね。さてこのC-17の後部ハッチは頑張ってくれているものの、残念ながらそれが仇になってしまい故障の原因になっているようです。しかしそれ以外は塗装も安定した仕上がりですし、所有欲をそそるモデルであることに違いはありません。
さて今後はHoganから1/200スケールでプラスチック製のC-17が発売されます。当然価格はダイキャストよりも安いので入手しやすいことには違いありません。でもやっぱり金属がもつヒンヤリ感とズッシリ感にはプラスチック製では得られない魅力があるなぁ〜。
↓下記は幻となった初代チャールストン基地の記事です。
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No.108
C-17 96-0006 437th AW U.S.A.F Charleston A/B by Gemini200
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  注目していましたC-17は二次入荷待ちになるほど好評だったようです。初めて購入したGemini200シリーズですが、プレイバリュー満載の意欲作です。 |
驚愕の飛行性能を誇る、戦略/戦術輸送の両任務をこなすトランスポーター
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C-17グローブマスター�靴亙洞�軍の空輸任務を担う主力輸送機です。かなり大型の機体ですが今回はエアラインモデルを主力とするGeminiから1/200スケールでリリースされました。軍用機ダイキャストの世界では1/200スケールはだいぶ浸透していますが、このところエアラインモデルでも1/200スケールが流行しつつあるそうです。しかしかなりのボリューム＆価格になりますので数多くコレクションするにはかなりの余裕が求められますね。
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C-17はB747（ジャンボジェット）まではいかないものの、かなり大きな輸送機です。いつもの写真で使用しているＡ４サイズのジオラマベースでは翼端がおさまらないため、今回の撮影は工夫する必要がありました。また我が家のようにマンションの狭いスペースでは置き場所に頭を悩ましますが、飛行状態を再現できるスタンドが付属するのでスペースに余裕がある場合はインテリアとして飾ってみてもよいかもしれません。
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影に隠れてしまい上手に撮れてなくてスミマセン。。。このモデルの最大の特徴は後部カーゴハッチが開閉するギミックが仕掛けられていることです。ハッチ開閉のやり方については一切説明が書いてありません。そのためまずはパーツを壊さないような力加減で扱う必要があり、最初はかなり戸惑いました。このハッチに1/200の戦車や車両のモデルを絡めて展示したらきっと絵になることでしょう。
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金属の冷たい質感と重さが魅力のダイキャストモデルですが、1/200スケールのC-17クラスともなると大変な重さです。しばらく手で持っているとすぐにプルプル震えてくる程で、この重さはおそらく機内全てに鉄がぎっしりと詰まっているものと思われます。ただし実際の航空機に関していえば機内は空洞が多く、軽くて強い金属で作られていることもあってその巨体の割にはかなり軽い構造であり、その感覚からするとこのモデルはちょっと重すぎる感があります。
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C-17の大きな特徴であるウィングレットですので構図に入れないわけにいきませんが、これがなかなか難しいですね。パターン１として、奥側の翼のウィングレットを入れる構図を試みてみました。さて、この写真ですが何か違和感を感じませんでしょうか？答えは一番最後で（笑）。
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手前の翼のウィングレットを入れた構図パターン２です。ちょっと余計に長く見える感がありますね。実際に横田基地のイベントで地上展示された機体を撮影する時も、構図には悩まされた覚えがあります。今後はP-3CやC-1などのモデルがリリースされる予定なので、エアラインモデル系のブログを書いている方の構図を参考に勉強させてもらいたいと思います。
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C-17の大きさに対応するため、出来がイマイチだったため封印していた昔のジオラマベースを久しぶりに持ち出してみました。これでなんとか機体全体がおさまりそうです。
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ここからは機体の大きさをお伝えするために他の機体と比較してみます。まずは人気の戦闘機としてF-15Cイーグルに登場してもらいました。写真の世界では遠近感の問題から手前の機体の方が大きく写ってしまいますが、それでも比較するとC-17の「鉄の塊感」が伝わるのではないでしょうか。ちなみに重量を計ったみたところ1.15ｋgもありました。
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更にC-130Hハーキュリーズにも登場してもらいました。大きさをお伝えするために真上からのアングルで比較してみます。C-130Hを最初に手に持った時はかなり重量感があると感じましたが、それを遥かに上まわるボリュームであることがわかると思います。
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エアライン系モデルではコックピットは塗装で表現されることが一般的です。細かい仕事を行うメーカーはワイパーまで表現していることがありますが、このC-17はそこまではしていませんでした。また戦闘機系と違ってモールドはなく、ハッチパネル等のディテールも多くありませんが実機もツルンとしているので雰囲気は壊れておらずイメージ通りだと思います。
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機首に書かれた文字に目を向けると「THE
SPIRIT OF BERLIN」と書かれています。ステルス爆撃機B-2には1機づつ「SPIRIT
of ○○○」というパーソナルネームが与えられていますが、それとは関係ありません。インターネットで調べてみたところクリントン大統領がドイツを訪問した際、ベルリンがソ連に対して抵抗し50周年を迎えたことを記念して記入されたものだそうです。
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エンジンの質感がなかなか良いですね。この４発エンジンはがっしりと組まれていて、多少乱暴に扱っても部品が取れる心配はなさそうです。
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このC-17は巨大輸送機として有名だったC-5ギャラクシーやC-141スターリフターが担当していた長距離大量輸送を行う「戦略輸送」と、C-130ハーキュリーズが最前線で行うような短距離離着陸や物資投下などの「戦術輸送」のどちらにも対応できる機体です。機体サイズは大きいものの機動性に優れるという高い要求性能に応えた優秀な機体です。
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C-17の機動飛行を三沢基航空祭で見たことがありますが、常識をくつがえすような驚くべきフライトでした。大型の機体からは想像もできないような急角度での離陸上昇や、木の葉が舞うような小さな旋回半径での低速でのターンなど、その巨体からは想像もつかないような飛行性能をもっています。
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さて、今回初めてGeminiのモデルを買ったわけですが、なんと箱からあけたら前輪タイヤのゴムパーツがついていませんでした。期待していたモデルであり満足度は高かったので、この検品の甘さはちょっと残念ですね。今回は通信販売を利用したためお店にはクレームを伝えていますが、通販は店頭で品質チェックが出来ないリスクがあります。全品交換になるのか、それともパーツだけを送ってくるのかその対応に興味があります。後日談があれば追記します。
[後日談]まさかの展開…
初代C-17はタイヤパーツが欠損していたので購入したショップに連絡したところ、非常に素早い対応で代替品を送ってもらいました。しかし…その代替品は前輪のタイヤパーツが脚部分から外れており、尾翼の赤いランプパーツも接着が取れていました。百歩譲ってパーツは自分で接着してもよかったのですが、ダメ押しは後部ハッチが開きませんでした。中にはカラカラと部品が外れているような音がします。…これならまだ最初の個体の方がマシで、タイヤパーツだけ提供してもらった方がよかったかもしれません。
さすがにこの２体目は受け入れられず再度クレームの連絡を入れましたが、メーカー欠品ということで納品不可能、結局は返金処理という終幕となりました。まさに幻のC-17です（笑い泣）。
メーカーで再生産を行っているという情報もありますので今からでも入手可能だと思いますが、正直かなりショックでした。お店の方針によるので一概にはいえませんが、店頭でモデルの完成度を確認できることは通販に比べて大きなメリットなんだなぁ…と今回は痛感しました。
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実機
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