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No.112 F/A-18C NF300 VFA-192 U.S.NAVY Atsugi A/B by Hogan M-Series


2010年の年末に飛び込むようにリリースされたM-Series初のレガシーホーネット。第1弾は厚木に展開するCVW-5のCAG機が取り上げられました。

厚木基地で活躍した、「世界に名高い」ゴールデンドラゴンズのCAG機

HoganのM-Seriesでは初となるレガシーホーネットがリリースされました。F/A-18ホーネットファミリーでは改良型のF/A-18E、F型をスーパーホーネットと呼んでいますが、それに対して従来型のA〜D型の機体をレガシーホーネットとして識別します。この呼び方は正式なものではないようですが、既に一般的なものとなっており、「レガホ」のように短縮して使われることが多いです。第1弾として厚木基地をホームとしていたCVW-5の飛行隊が選ばれました。

今回モデル化されたうちの一つはVFA-192「World Famous Golden Dragons」です。この「World Famous」とは「世界に冠する」というような意味がありますが、同飛行隊は以前映画に出たことがあることをアピールしています。

レガシーホーネットの発売でCVW-5のCAG機はかなり充実しました。最近は空母の甲板をデザインしたジオラマベースも発売されており、これらの機体をずらりと並べてディスプレイしたらさぞ壮観だろうなぁ…と思います。

VFA-192のCAG機の色は明るめのブルーですが、ちょっと安っぽい感じの塗装になってしまうのが残念です。また以前Herpa社から発売されている機体とは全く別の新金型で、主翼のモールドなどはほとんどなくのっぺりとしていまが、デザインが派手なせいかあまり気になりません。今回感心したのは風防の前にある敵味方識別装置の有無をきちんと調査している事でした。実機では識別装置が装備されていませんでしたが、モデルでもその状態で再現されています。

この機体のユニークなところは機体後部にあるエアブレーキにアメリカ国旗が描かれていることです。地上展示されている間は気づきませんが、ブレーキを展張するとその国旗を見ることができるようになります。

今回の武装は両翼端の空対空ミサイルに加え、パイロンに4つの対地爆弾を吊っています。残念だったのは店頭で確認した時は問題なかったのに、家に帰ってみたらミサイルの一つが「ポロリ」と外れていたことです。最近のM-Seriesは価格が上がったことに比例せず、接着剤のはみ出しや部品取り付けの雑さが目立ちます。忙しいところ店員さんに悪いことをしましたが、箱を5〜6個開けてもらっても完璧に満足できるという個体はありませんでした。もし代理店さんがこれを読んでくれる機会があれば、メーカーへクレームを伝えていただきたいなぁ…という気持ちです。

VFA-192は2009年にスーパーホーネットへ機種転換するために厚木を去り、アメリカ本国へと戻っていきました。その代わりとしてVFA-115イーグルスが再び厚木に展開しています。今後米海軍の空母甲板上はほとんどがスーパーホーネットで埋め尽くされることになります。厚木のCVW-5は追ってVFA-195の機種転換が行なわれ、世界で初めてスパホ4飛行隊で構成される空母航空団となります。

実機




 

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