たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.115 F-14A AJ200 VF-84 U.S.NAVY by Herpa


1/200ミリタリーダイキャストモデルの初期に発売された商品ですが、カメラ量販店での長き店頭在庫の末に半値で売られていました。訳あり品でしたが、ここは買いと判断しました。

1/200モデル創成期に発売された「固定翼」トムキャット

今回購入したモデルは1/200ミリタリーモデルの初期にHerpaから発売されたF-14Aトムキャットです。本来であれば新しい金型で人気機種、しかも有名なジョリーロジャースのスカル&クロスボーンであるこの機体は大ヒットするはずだったと思われます。しかしGulliver200から可変翼とピトー管が再現されたモデルがリリースされ、残念ながらこのモデルはひっそりと影をひそめる結果となりました。

実は今回の商品は在庫処分として半額で販売されていました。パッケージに入っている時から右尾翼が取れており、「この不良品を誰が高いお金を払って買うのだろう…」といつも気になっていたものです。そんなスルーしていたモデルが縁あって我が家に来ることになりました。

 

これを書いているのは2011年1月ですが…ここで気になる点をメモしておきます。qbさんのブログにも書かれていましたが、いくつかのショップを回ってみたところ在庫処分が進んでいるのが目に付きました。特にもう回転しない商品、いわゆる「不良在庫」と本当の「不良品」在庫が多く見られました。不良在庫は古い商品が多く、不良品は最近の新しいモデルが比較的多かったのが面白いです。また残念なことに1/200ミリタリーの棚割スペースは縮小の方向にあるようです。

いまや1/200スケールでもF-14Aは主翼可動が常識となっていますが、このモデルは閉状態での固定で再現されています。当時の発想ではこのスケールで可動を再現しようとは思ってもみなかったのでしょう。また機首先端のピトー管も安全面の観点からか省略されています。

兵装はフェニックス×2、スパロー×2、サイドワインダー×2とドロップタンク×2というオーソドックスな内容です。右の尾翼は外れていましたが兵装類やギア類はしっかりと接着されています。ちなみに不用意にも1回落としてしまいましたが全くダメージがありませんでした。さすがherpa品質(笑)

全くの偶然ですが数日前に、はっちさんからHoganの可変翼モデルとはベースは同じだという話を教えてもらっていました。確かにモールドのパターンなどを見ていると同じもののようです。おそらくはCADのモデリングデータは同じものを使っていて、可変翼の機構を再設計したものと思われます。

キャノピーまわりのカウンターシェイドの塗装は手塗りっぽさが感じられます。またキャノピー自体にもラメが入っている点が大きな特徴です。このモデルはその後HoganのMシリーズからも発売されましたが、主翼が可動しないことに気づかずに購入した人もいるかもしれませんね。

実機


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