たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















Information

→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

← BACK     ↑ LIST     NEXT →

No.117   P-3C 5014 VP-3 JMSDF Atsugi A/B by INFLIGHT200


INFLIGHTからリリースされた第3航空隊のハイビジ版P-3Cです。今回は商品券+ポイントカードをフル動員して購入しました。2機の同時購入はさすがに資金的に厳しいです…。

ツートンカラーが美しい、ハイビジバージョンの海自対潜哨戒機P-3C

INFLIGHTから4機のP-3Cが同時に発売されましたが、そのうちのひとつが厚木基地の第3航空隊(VP-3)です。第6航空隊(VP-6)は人気があるのか二箇所回ってみたところどちらも販売されていませんでした。他にはVP-2もありましたが、後でM-Seriesからも発売されるので今回はVP-3を優先しました。

メーカーのHPによるとハイビジ版は各機120ピースという製造数です(下総のロービジ版のみ240ピース)。ロービジに比べてやはり人気があるらしく早めのチェックが必要かと思いました。ロービジ版に比べるとツートンカラーに加えてノーズが黒いので操縦席まわりはいい感じです。先端に丸みを帯びたプロペラも忠実に再現されており、息をふきかけるととてもよく回転します。

VP-3は厚木基地をベースとして日々哨戒活動を行っている航空隊です。個人的な話ですが、学生時代は比較的近かったこともありよく厚木基地に通って飛行機をみていました。当時は車を持っていなかったので逆エンドまで歩いてみたり、通り雨に打たれてみたりと色々な思い出があります。お金がなくても体力と時間があった学生時代と、お金はあっても時間が少ない社会人、どちらが幸せなのかなぁ。。。

尾翼のVP-3の部隊マークは富士山をモチーフにしたものです。厚木基地から富士山までは飛行機で飛べばあっという間の距離であり、クルーの人達にとっては空からみてもこれ以上ないというわかりやすいポイントなので我々が思う以上に身近な存在なのではないでしょうか。

P-3Cは旅客機であるL-188エレクトラを改造して開発されました。そのエレクトラは搭載量は多いもののスピードが遅かったため旅客機としては成功しなかったものの、皮肉にも逆にその低速度性能が哨戒機に向いていたそうです。

戦闘機と違い、P-3Cにはパイロットや機上整備員、戦術航法士、武器整備士、通信士など多くのクルーが乗り込みます。クルーの人たちがどういうチーム制を敷いているかはわかりませんが狭い機内で長時間任務をこなすのでやはりチームワークが大切だろうと思います。休暇や病欠などもあるでしょうし、戦闘機とはまた違う運用の難しさがあると思います。

主翼上面にはウォークウェイのラインが描かれています。当たり前といえば当たり前ですが、旅客機でも緊急の際には翼をつたって脱出することがありますので同様の運用が行われると思います。ちなみに同サイズのC-1やC-130H輸送機は高翼機(主翼が胴体より上に付いている)なのでこうような模様は見られません。

P-3Cは見所が多い機体で、機首下部に設けられたウェポンベイ、胴体中央下部にあるソノブイ投下孔、尾部にあるMADセンサー、ハープーンが装備可能な主翼下ステーションを装備しています。ハープーンを装備した形で発売されていたらもっと魅力的だったことでしょう。気になるソノブイ投下孔は印刷再現ですが質感は良いです。

パッケージは合理的といいますか…3種類のラインナップが一緒に印刷されています。一体どのモデルが入っているのだろう?と疑問に思いましたが、箱裏面をみると実際に入っているモデルにボールペンでチェックが入っている仕組みです。ちなみに下総基地のロービジ機のみ専用のパッケージでした。

実機




 

← BACK     ↑ LIST     NEXT →