たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















Information

→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

← BACK     ↑ LIST     NEXT →

No.121   YS-11T-A 6901 205ATS JMSDF Shimofusa A/B by 全日空商事


やっぱりディスカウントには弱い私…。セールの機会を利用して購入したYS-11T-Aの1号機です。今回の浮いた資金は東北の震災地への義援金に当てたいと思います。

多くの搭乗員を育てた、海自訓練機YS-11T-Aの初期(200型)モデル

某ショップさんでセールが開催されており、その機会に購入したのがこのYS-11T-Aです。私が1/200ダイキャストを集めだしたキッカケになったのが何を隠そうこの機種でした。どうしてまた?というのは追々ご説明いたします。今回のセールも楽しみにしていたのですが、東日本大震災の影響でお店の営業時間も短縮され、また帰宅することも大変な状況でしたのでなかなか店頭に足を運ぶことができませんでした。

今回購入したのは以前から気にはしていたものの、なかなか手が出なかった01号機(200型)です。ちなみにモデルとしては先にリリースされていた06号機(600型)とは若干仕様が違っていて、外見上の一番の差異は窓の数が少なく、搭乗口のドアの形状も違っています。発売された当初は01〜06号機の全てをモデル化するような話が雑誌に載っていましたが、さすがにその企画はボツになったようです。

今回YS-11T-Aを選んだ理由ですが、いよいよ海自からの退役が迫ってきており、これが最後のチャンスと思い購入に踏み切りました。これを書いている時点であと約2ヶ月を残すのみとなっています。このモデル自体は数年前に発売されたもので既にネット通販では入手が難しい状況ですし、店頭でも見かけることは稀でした。

YS-11は日本が戦後初めて開発した国産旅客機として有名です。初飛行は1962年といいますからかれこれ半世紀も飛び続けていることになります。初めての開発だったこともあって必要以上の強度をもって設計されていたことがここまでの長寿を可能にしたのでしょう。

YS-11T-Aは対潜哨戒機の搭乗員訓練用に多くの電子機器を搭載していますが、軽量化と引き換えに与装置を外しています。キャビン内が与圧されているP-3Cの搭乗員の方がYS-11T-Aに乗った際に、窓を開けようとしているのを見て慌てて止めてしまったというエピソードがあるそうです。高速道路を走る自動車と一緒ですから窓を開けて飛行しても全く問題ありませんが、そのかわり高高度を飛ぶことができないデメリットがあります。

YS-11が装備するエンジンはロールスロイスダートMK542というエンジンだそうです。P-3Cのエンジンは低音が響くのに対して、YS-11は独特の高いエンジン音が特徴です。そのエンジン音も聞けなくなると思うと寂しいですね。

プロペラの回転に失敗しました。左翼エンジンしか回っていませんね(笑)。YS-11T-Aは6機あるうち、まず02号機、03号機が先に除籍となりました。フラッグシップ的な01号機、機番が新しい05、06番機が最後まで残るのではという話を聞いたことがありますが、実際どうなのでしょう。

実機





 

← BACK     ↑ LIST     NEXT →