 No.129 Mirage 2000C 12-YN 1/12 Cambresis 90 ans SPA 162 Tigre by Hogan
M-Series
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  発売後しばらく経っていましたが、遅まきながらHogan版のミラージュを購入しました。Herpa版と比較してみるとけっこう別物ですね。 |
尾翼に虎を描いたフランス空軍「フェット・デ・ティグレ」90周年記念塗装機
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ミラージュ2000はデルタ翼戦闘機の代表格といえる戦闘機です。開発元であるフランスのダッソー社は最新型のラファールでもデルタ翼を採用しており、「デルタ翼こそがフランスの美的センスだ！」という感じでしょうか。そのミラージュ2000のモデルを真っ先にリリースしたのはHerpa社でした。次いでHogan社がM-seriesで発売しましたが、派手な特別塗装機を矢継ぎ早にリリースする得意のバリエーション展開戦略を図っています。
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M-Seriesでのミラージュは「タイガーミート」シリーズの展開が中心となっています。タイガーミートとはヨーロッパ周辺の軍隊でおこなわれる共同演習ですが、ユニークなのは猫科の動物をチーム名に持つ飛行隊が集まり、参加機にはそれぞれ派手に動物の絵を描きます。芸術の国らしくデザインは非常に凝ったものが多いのですが、塗装のバリエーション展開を得意とするM-Seriesにしてみればこんなにおいしいネタはありませんね。Hoganではおそらく各年の参加機をすべてモデル化するものと思います。ちなみに今回のモデルには虎が描かれていますが、これは90周年を記念した特別塗装機であり、タイガーミート参加機ではありません。
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奥側が先行して発売されたHerpaモデル、手前が後発のHoganモデルです。軽量戦闘機ということでモデル自体のサイズが小さいため、これで4千円といわれると財布の紐はなかなか緩みませんでした。コレクター気質の私は全てのタイガーミート機を集めたくなることは自分でもわかってましたので、これは一度手を出してしまったらキリがないなと…できるだけ避けています（笑）。せめて昔のWAC（現GULLIVER200）シリーズのように3000円くらいで買えるようになると嬉しいですね。
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さて気が付けば既に多くのミラージュ2000がリリースされていますが、私にとっては初のM-Series版ミラージュ2000でしたのでHerpaモデルと比較してみたいと思います。向かって左が今回のHogan M-Series版、右が先行リリースされたHerpa版です。
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向かって右側のHerpaモデルは主翼のモールド表現が多く、ひと手間かかっています。さすが高級ブランドという印象ですね。一方のHoganモデルはモールド表現が省略されており、ある意味で差別化が図られています。マーキング類はいい勝負ですね。
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両社のモデルで大きく異なるのがキャノピーです。固定式である左のHogan版に対し、右のHerpaは選択差替え式ながら開閉を選べる仕様となっています。以前の私はどうせなら開閉を選択できるHerpa式の方がプレイバリューがあっていいなぁと思っていましたが、今思うと差し替えて飾ることはほとんどありません。それであれば強度や一体感に優れる固定式の方がいいかなと思うようになりました。以前ショップの店員さんが「この差替え式キャノピーっていかがなものかと思うんですよ。」と話してくれましたが、今頃やっと言っていた意味がわかるようになりました。あとはピトー管のシャープさは圧倒的にHoganの方が尖ってます。
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パリ上空を飛ぶミラージュです。普段戦闘機が都市上空を飛行するということは多くないと思いますが絵的にはいいですね、まるでエースコンバットの世界（笑）
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先ほども触れましたが、M-Seriesにおけるミラージュ2000のラインナップではタイガーミート機のラッシュとなっています。過去にはスーパーホーネット、トムキャットでも怒涛のバリエーション展開を見せてくれましたが、タイガーミートシリーズはデザインが凝っているので製造ラインはけっこう大変ではないかと思います。
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こちらのミラージュですが日本国内ではみられない機種ということで、馴染みはいまひとつありません。それ故か日本での人気もいまひとつ？なのかもしれません。というのも秋葉原の某ショップさんのところで超特価で販売されているにもかかわらず、結構長い間売り続けられています。そういう私も1回目はスルーしましたから。。。
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ミラージュのユニークなところとしてドロップタンクがあります。米国製の戦闘機に慣れているととても不自然に感じますが、ミラージュのドロップタンクは先端側が大きく膨らんでいて瓜のような形状をしています。また機体が小柄なので余計に大きなドロップタンクがアンバランスに見えてしまいますね。
Mirage 2000
The Mirage 2000 is a multi-role,single-engine jet fighter manufactured
by the Dassault Aviation. Mirage
2000C began service with the French
Air Force in 1983, it was designed
as a lightweight fighter based on
the mirage �� in the late 1970s.
The Mirage 2000 evolves into a successful
multi-role aircraft with several
variants developed; Including the
Mirage 2000C, Mirage 2000B, Mirage
2000N, Mirage 2000D and the improved
Mirage 2000-5, Plus additional export
variants. Over 600 aircraft were
built and it is in service in nine
countries as of early 21st Century. |
実機
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[20110720] |
