たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.138  MiG-25RU No.12 Squadron Trisonics Indian Air Force by Herpa



Herpaから新金型のMiG-25が発売されました。当初はスルーの予定だった複座型ですが、その独特なシルエットを確かめたく誘惑に負けて購入しました。思ったよりスマートな機体です。

段差のある複座が特徴的な、MiG-25フォックスバット練習偵察機

Herpaから新金型モデルとしてMiG-25フォックスバットが発売されました。実は単座型を既に予約しており、予算の関係から複座は見送ろうかと思っていました。新しいモデルはやはり人気がありますがネットショップをチェックしているとあっという間に「Sold Out」というところが多かったように思います。やっぱり人気があるんだなぁ…と思い、ふと気づくとショップさんに在庫確認の電話を入れてました。この機体の魅力はなんといっても段差のある複座という独特のシルエットです。おそらく単/複座でこれほどキャラが変わる航空機は珍しいと思います。

今回モデル化されたのはインド空軍の機体です。あまり馴染みがないのでネットで調べてみるとヨーロッパ製、ソ連製、そしてアメリカ製の軍用機が揃っている珍しい空軍だそうです。これだけ装備機がバラエティに富むと訓練や機体のメンテナンスも効率が悪いと思うのですが、インド空軍なりの考えがあるのでしょう。

風防にはF-4やF-14のようなフレームが前面にあり、視界はあまりよく無さそうです。ただ一般的な複座機に対し、前後席が別々のキャノピーを持ち、しかも段差があるので後席の視界が確保されるというメリットがあります。実際に操縦は後席が行い、教官は前席に乗るとも書いてありました。ちなみにこの機体は練習偵察機と書いてありましたので武装は一切付いていません。

このモデルに関してはHerpaモデルの特徴であるキャノピー開閉ギミックはオミットされていました、うーん残念。箱についている実機写真を見てみるとキャノピーはT-4のような横開き方式になっていました。差し替えキャノピーが付いてない事には少し驚きましたが、御馴染みの滑走路の壁紙(?)も入っていませんでした。使うことはありませんでしたが箱に片付ける時にはそれなりに役に立っていたので残念です。

ネットで写真を見ている時は「虫」のようなイメージを持っていたのですが、実際に手にとってみるとこれがなかなかスマートなシルエットで意表を突かれました。モデルの仕上がりはというと十分に満足のいく出来ですが、コーション類の表現はほとんどありません。最近は手間のかかる細かな印刷は省略される風潮ではありますが、今回に限っては詳細な実機資料が入手できなかったとも考えられます。化粧箱の写真も「これしかなかったの?」というような粗いものでしたが「きっと貴重な画像なんだろうな…」という雰囲気が伝わってきました。

MiG-25は大型の機体で、最近にしてはめずらしく箱いっぱいに中身が詰まっている商品でした。これなら値段もまぁ納得かな…なんて思うようになっている私達は感覚が麻痺してますかね?

さてライバル機といわれているF-15イーグルと比較してみました。こうやってみると基本的な機体構成は似ていることがわかります。先に誕生したのはMiG-25の方で、その高速性能に西側は脅威を感じたそうです。このMiG-25に対抗するために開発されたのがF-15というわけですから、裏をかえせば空の王者を誕生させた影の功労者だったりします。

写真が下手で恐縮ですが、qbさんからリクエストがあったエアインテイクのご報告です。形状が直線的ということもありますが、ちゃんとエアがインテイクできる造形ですね(笑)。さらに美点は内部のファンまで再現されています。今回は頑張っていますね。

 

 

Limited Edition - 1000 pieces

Technical Data.

Role:Two-seat trainer

Wingspan:14,015m

Length:19,431m

Height:6,10m

Empty weight:20.020kg

Max.takeoff weight:39.200kg

Max speed:Mach 2,65

Service ceiling:20.500m

Range:1.730km

Engines;2 Tumanski R-15B-300.

Model weapons load:None

実機

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[20110912]

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