No.142 RQ-4B 072027 12RS Det.3 AndersenA/B U.S.A.F by Avioni-X

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国際貿易さんが展開する新ブランド「AvioniX」から無人偵察機グローバルホークが登場。意表を突いたラインナップですが高精度な造形は申し分なく、かなり良いモデルです。 |
長い翼と不気味なシルエットが特徴的な無人偵察機が新ブランドで登場!

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個人的には初めての購入となるAvioni-Xブランドのダイキャストモデルです。既にご存じの方も多いと思いますが当ブランドは国際貿易さんが手がける新しい航空機ダイキャストモデルで、今後は1/144スケールを中心に展開が図られていくことが発表されています。そう考えると貴重な1/200モデルになるかもしれませんが、先行する他社とは一線を隔す意表をついた機体で勝負をかけてきました。Hoganの傑作モデルや商品企画は国際貿易さんが指南しているのではないか…という予想をしておりますが、だとすると興味津々なブランドですね。そして実際によい出来です。
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このRQ-4Bグローバルホークは実用化された無人偵察機です。雑誌等で見たことはありましたがなかなか国内ではみかけることもなく、まだまだ未来の事かと思っていたら意外と身近なグアムにいることを知って驚かされました。実機の資料なども多くはないと思いますがよく商品化に結びつけたと感心してしまいます。さてモデルの内容についてですが、まず驚かされるのはモールドの細かさです。実際には肉眼で確認するのは困難といえるほど繊細なもので、私のように近くのモノが見えづらくなる年代にとっては更に厳しいことでしょう(笑)
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無人機ということで大型のラジコン機くらいだと思っていましたが、実際の戦闘機と同じくらいのサイズであることを知り、想像以上に大きかったことにも驚かされました。こんなに大きな機体が人も乗らずに遠隔操縦で頭上を飛んでいると思うと少し怖くなってきます。
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グローバルホークの外見上の大きな特徴の一つが非常に長い主翼です。その形状はまさにグライダーのようですが、同じ偵察機のU-2にも似ていますね。航空偵察を考えた場合そのほとんどは危険な場所というわけですから、SR-71やRF-4Eのように「撮影したら高速で逃げ切る」か「敵が届かない高高度に滞在する」という方法が考えられます。もちろんこの機体は後者だと思いますが、この翼の長さは民間旅客機の主翼にも匹敵するほどです。
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リモートコントロールによる運用には長所と短所があります。まず長所として考えられるのは人命を賭けるリスクがないため特に危険な任務に向いています。特にまだ状況がわからない敵地や災害現場に向かわせる場合には大変有効な装置といえます。一方の短所としては限られたカメラ映像を元に判断を行う必要があるため、細かい情報の収集が難しく、場合によっては状況判断を誤る事も考えられます。また偵察ではなく攻撃など戦闘目的の場合においてはオペレータの戦闘に対する意識が低くなるという懸念があります。たとえば8時半にオフィスに出勤してコンピュータの前に向かい、まるでゲームのように一通りの操作を行い、5時半になったら帰宅して帰り道に一杯飲んでいく…。戦争のあり方に正解も不正解もあったものではありませんが、やはり道徳的には大きな問題があるように思います。
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モデルの話に戻りますが、何やら色々な機器が詰まっていそうな機首部分、機体後部上側に付けられたエンジン、斜めに角度がつけられた尾翼ともに造形はとてもいい感じです。塗装の質感もざらっとした感触はミリタリー機らしくて私の好みです。エンジンには内部のファインや小さな突起等も再現されておりかなり力を入れて作っているなぁという印象を持ちました。
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どこかイルカやクジラに似たシルエットはエイリアンか人工動物ロボットのようで未来的ではありますが個人的にはあまり好きにはなれそうにない感じです。こういう機体が上空を飛び回る時代が来るのでしょうかね。古いかもしれませんがF-14トムキャットのように人間が飛ばしている感の強い戦闘機はやっぱり素直に格好いいと思います。
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このモデルはグアムのアンダーセン基地に配備されている分遣隊の所属機です。既にアジアを空から睨んでいるのかと思うと恐ろしくなりますが、東日本大震災で被災した福島第一原発の偵察を行ったことで一躍有名になりました。まさに無人偵察機が大活躍する場面でしたがその有効性が証明されたことと思います。こういう分野は日本のロボット技術が活かせるはずなのですが…
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グローバルホークのモデルは同時に4機種がリリースされました。機体がホワイトで塗装されたタイプはこれと比較するともう少しマシーンらしさが感じられるので好感がもてると思います。では何故この不気味なダークグレーを選んだかというと福島第一原発に関係したことで最も身近な機体だったという単純な理由です。ちなみにお店で話を伺ったところではこのタイプは入荷数が少なかったという事です。値段はけっこう高めなのでそうそう全部を揃えるわけにいかないとなると、やっぱり日本ではこの機体が一番人気なのかもしれません。
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化粧箱はオープンフラップタイプで、機体シルエットが印刷されています(値札つけたままでした)。もしかしたら主翼は差し込み方式かな?とも想像したのですが長い主翼がそのまま入るサイズです。私の次にレジに並んだ方も手に持っていたので売れ行きは結構好調かな…と勝手に判断しています(笑)。最後に一言でまとめると奇妙な機体ですがモデルの出来はかなり良いです。
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Primary function : High-altitude,Long-endurance
ISR Power Plant : Rolls Royce-North
American AE 3007H turbofan
Thrust : 7,600lb
Wingspan : 130.9 feet(39.8m)
Length : 47.6 feet(14.5m)
Height : 15.3 feet(4.7m)
Weight : 14,950 lb(6,781kg)
Maximam takeoff weight : 32,250
lb(14,628kg)
Fuel Capacity : 17,300 lb(7847kg)
Payload : 3,000 lb(1,360kg)]\
Speed : 310 knots(357mph)
Range : 8,700 nautical miles(16,112km)
Ceiling : 60,000 feet(18,288m)
Armament : None
Crew(remote) : Three(LRE pilot,MCE
pilot and sensor operator)
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実機
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[20111101] 4907981618063 5040 6300 |