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No.144  F-15J 52-8852 204sq Naha A/B JASDF by Gulliver200



第201飛行隊と同時リリースされた第204飛行隊イーグルです。百里基地等の航空機イベントで楽しませてもらった身としては買わない理由がありませんでした。

首都圏防衛の百里基地から、南西監視の那覇基地へ移動した第204SQのイーグル。

Gulliver200シリーズから第201飛行隊のイーグルと同時リリースされた第204飛行隊のイーグルです。尾翼に描かれた飛行隊マークである鷲は「イーグルの中のイーグルであれ」という願いが込められているそうです。歴代の発売モデルを振り返るとこれで201、203、204、303、304、305、306飛行隊が発売された事になります。残るは解隊された202sq(現23sq)や飛行開発実験団、兵器整備学校くらいのものですね。あ、あと飛行教導隊もありました。

私が知っている第204飛行隊は百里基地をベースにしている頃の印象を引きずっていますが、現在は那覇基地へ移動しており、今回のモデルも扱いとしては那覇基地所属機です。

飛行隊の引っ越しは大変な作業だと思います。単純に機体だけをデリバリーするだけであれば簡単だと思いますが、異なる機種の入れ替えとなると後方支援装備、整備員、書類などを含めて輸送しなくてはなりません。更に隊員達の住居や家族の引っ越しも含めると大きな事業だったことでしょう。

冷戦時代はソ連に近い北方の千歳基地が防衛の最前線と位置付けられていましたが、2000年代に入ると成長著しい中国の動きが活発になります。東シナ海に近い那覇基地が重要なポジションになりましたが、もともと配備されていた第302飛行隊のF-4EJ改ファントムでは性能的にも見劣りが否めず、また減耗による整備性の点でもファントムは百里に移動した方が効率的との判断から両飛行隊のコンバートが決定されました。

那覇基地は国内でも最も多忙な航空施設の一つです。那覇基地には航空自衛隊の他にも海上自衛隊、陸上自衛隊が同居する国内唯一の基地である上に、民間のエアラインである那覇空港としての顔があります。エアラインは島民にとってな大事な足であり、観光シーズンになればリゾート地としての沖縄には多くの旅行客がやってきます。これだけ多くの組織と機種が並んでいる基地も珍しいでしょう。

百里基地から那覇基地へと移動した隊員や家族の方は沖縄の天候の違いに悩まされたという話があります。確かに10月でも日差しはジリジリと照り付け日焼けしてしまうほどでした。その気温差に慣れるにはしばらく時間がかかるでしょう。もちろんその逆で那覇から百里に移動した方は寒さが厳しかったことでしょう。

2009年の1月から部隊移動を開始し、3月に第302飛行隊の任務を引き継ぎが完了しました。沖縄で見る空自イーグルにも興味がありますね。那覇基地の航空祭は例年12月頃に行われ、航空祭シーズンの最後を飾ります。また那覇航空祭は混雑度が低いそうでゆったりと見てまわることができるそうです。羽田からの日帰りも可能なようなので、安いチケットが入手できるようであれば一度は行ってみたいところです。

2011年はガリバーモデルが復活したかな…という印象です。T-2のリリースやファントム、イーグルの再販など停滞していた感がある新商品のリリースも戻ってきています。ファントムに関してはステンシルの省略が見られたのは残念でしたが、イーグルに関しては満足のいく出来でした。価格が上がり気味のホーガンモデルに対して、価格も割安に提供してくれています。他ブランドにはなりますがGemini200からC-1を発売するなどガリバー社はコラボレーションも上手くやっているようです。いい方法でも見つけたのでしょうかね、今後に期待しています。

 

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