No.150 F-15DJ 82-8065 AGR Nyutabaru A/B JASDF by Hogan M-Series

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Mシリーズから教導隊の「くろ」が発売されました。「そとあお」で先行のガリバーモデルとの比較も行ったので今回はたっぷりとこのモデルを楽しんでみようと思います。 |
精鋭が集う最強パイロットの頂!空自アグレッサー「くろ」が登場。

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空自の飛行教導隊は各機に個性あふれる識別塗装が施されており高い人気がありますが、1/200スケールダイキャストモデルではガリバーから2機、そしてホーガンから2機が発売されています。当然ながらこういうシーンを楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。最新情報はおさえていませんが、昔の記憶では7機が定数だったと思います。まだまだ人気の塗装機がたくさんありますから今後のモデル化が今から楽しみですね。
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ホーガンが作ったイーグルはかなりシャープな造形となっていて、尖ったレドームの先端を触ると痛みを感じるほどの鋭さです。後発ということもあってガリバーモデルの大きな課題であったキャノピーにはぬかりなくピッタリと気持ちよく合う精密さで、フレームの彩色も実機に近いと思います。またよーく見るとピトー管の部分が再現されているではないですか!これは部品でなく塗装での表現となっていますが、写真でクローズアップして初めて気が付きました。画面で見ている分には本物のピトー管みたいですね。
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機体がハンガーから出されてエプロンに並べる時の配置を列線とよびます。整然と並べられた戦闘機の姿は写真家の心をくすぐりますが、各機異なる塗装をもつ教導隊の列線はきっと楽しいことでしょう。管制塔などの高い場所から見えたら最高でしょうね。
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教導隊の識別塗装には迷彩というよりはむしろ逆に訓練中の接触事故を避けるため、目立ちやすい塗装を施しているそうです。しかしだた派手ならいいのかといえばそうではなく、空中での見え方なども研究しているのでカラフルな機体が揃うというわけです。今回の「くろ」は米空軍アグレッサーのアークティックフランカースキームにも似ていて格好いいですね。
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一段上の写真は入間基地のエプロンが印象に残っていたので白っぽいコンクリートをイメージしたのですが、写真で撮ると光が反射してしまってイマイチでした。ということでいつものベースに戻しますがやはりこちらの方が慣れているせいか見やすいです。
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今回のF-15DJで目を引いたのはやはりHUD(Head
Up Display)だと思います。操縦に必用な情報をガラスの板に投影することで、計器類に視線を下げることなく(頭を上げたまま)戦闘に集中できるという優れものです。1/200スケールの小さなサイズでここまで表現したモデルはありませんでした。ただ実機を見てみるとイーグルのHUDはここまで緑色にはならないような気がしますがどうでしょう…でもモデル表現としては良いワンポイントとして効いていると思います。ちなみにF-2のHUDは光が反射すると美しいグリーンに輝くので印象的ですね。
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ジオラマベースのサイズを変更したことは報告済ですが、その恩恵として低いアングルからカメラを向けることができるようになりました。ローアングルでズームで撮影するとレンズの圧縮効果でこのような写真になります。スマートなシルエットのイーグルが力強い印象に変わりますね。これだけ低い角度から見てもエアインテイクの中は見えないので省略したい気持ちは理解できますが、ちょっとインテイクの穴は浅すぎかな…という感じでした。逆に見えないところまで作りこんでいるのを見つけた時は「なかなかやるな!」と嬉しくなりますよね。
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今回ホーガンから発売されたのは手前の「くろ」と奥の「そとあお」の2機です。リリース案内のタイミングは「そとあお」が先で「くろ」が後だったと思いますが、発売タイミングは同時でした。戦闘機はエレメントと呼ばれる2機単位での行動が基本ですからね(笑)
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飛行教導隊の指導方法には、各飛行隊からのパイロットを受け入れるパターンの他に、各地の戦闘機基地へ出向いていく巡回指導という活動があります。巡回指導では多くのパイロットを相手に効率的に指導できるというメリットがあります。またほぼ全ての機体が移動して1〜2週間滞在するので、展開期間は平日にもかかわらず基地外周に多くのカメラマンが押しかけます。
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教導隊の名物として離陸後の捻りが有名です。離陸して脚が離れると加速した後に急激に機体を傾けて目的地へ最短コースで飛んでいきます。敵役を演じる教導隊は先に展開して侵入者としての役割を演じることが多いからでしょうかね。それにしても二本タンク形態は格好いいですね。
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教導隊は最強の戦闘機パイロット集団と言われています。これはもともと優秀なパイロットをリクルートしているという事もありますが、頂点にいてなお向上心が高い人格を持った隊員で構成されるところが大きいそうです。教導隊は指導する立場であり、当然強くあらねばなりませんが、一方で教導隊が負ける時はそれは空自が強くなっている事を意味しており、喜びを感じる瞬間なのだそうです。そのために常に自らを強くしていくという高い目的意識が根付いているそうです。
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今回のF-15DJでは主翼上面のモールドの少なさが話題になっていますが、特にF-15は主翼面積が広い戦闘機なので目立ってしまいますね。先行するガリバーモデルを意識すればさすがに主翼の情報量が少なすぎだろう…と考えると思うのですが、敢えてしないということは必要ないという判断なのでしょうかね。ただこの教導隊というのは派手な塗装に目を奪われがちなのでモールドがない事を相殺するだけの魅力を持っていそうです。実際にセールスも好調な雰囲気ですがイーグルの人気の高さがうかがい知れます。ちなみに今回の塗装はかなりハッキリした模様ですが、スプレー塗料ではなくタンポ印刷ではないかと思っているのですが当たってますでしょうか。
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飛行教導隊は宮崎県の新田原基地をホームとして日々訓練を重ねています。同基地には二回行ったことがありますが冬でも天候が安定し、飛行教導隊の他にイーグルとファントムの教育飛行隊が配備されておりフライトも豊富なので日本のファイタータウンとも呼ばれています。航空祭の充実ぶりでは東の三沢、西の新田原といわれるほどです。ただ滑走路に近すぎる!と日本一の撮影環境として有名だった南側駐車場が最近では用意されなくなったため少し魅力は減ってしまいました。
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以上ホーガンからリリースされたF-15DJイーグルでした。「そとあお」でも書いた内容の繰り返しになりますが、今後の教導隊のバリエーション展開を考えた場合にガリバーとホーガンのどちらが主導権を握っていくのかに大きな関心をもっています。徹底した塗装バリエーションを得意とするホーガンなら全機コンプリートもやってくれそうな期待があります。モールドの少なさは気になりますがアグレッサーならそれほど目立ちませんし、慣れればこれはこれでイケるかな…なんて心変わりも感じています。もともと別企業/別ブランドとして競いあっているわけですからよく考えれば製造法や表現に違いがあっても当然ですね。
消費者としては両社のモデルが似ていれば揃えて並べられるという大きなメリットは得られますが…インターオペラビリティってやつですね。今回の件でいえばいつまでも教導隊の後続モデルを出してくれないガリバーさんに対し、新しい教導隊機を提供してくれたホーガンさんは大きなプレゼントをしてくれたのだとポジティブに考えることもできます。今の時代はメーカーの企画力・マーケティング力よりも消費者の商品選択力の方が大きくなりつつあるという話もあります。結局買うのは私たちの判断と評価ですからね(笑)。私はメーカーや商社の宣伝マンではありませんが、このホビージャンルの充実を願う一消費者ですので、このブログでも一消費者が持つ考えや気持ち、希望等を書き留めていきたいと思っております。
追伸:qbさんのブログで教えていただきましたが、商品パッケージが「くろ」ではなく「くる」と誤表記されています。私も間違わないように今回は気を使いました…(苦笑)
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■BOEING F-15 The F-15 Eagle is an all-weather,extremely
maneuverable,tactical fighter designed to permit the operator to gain and
maintain air superemacy over the battlefield.The F-15 Eagle entered into service
with USAF in 1976 and subsequently exported to Isreal,Japan,and Saudi
Arabia.Evolves from the basic design of F-15 with emphasis on dual-role
capabilities,the F-15E Strike Eagle entered service with the USAF in 1989.The
F-15E Strike Eagle is designed to perform air-to-air and air-to-ground
missions.An array of avionics and electoronics systems gives the F-15E the
capability to fight at low altitude,day or night,and in all weather.Variants of
the F-15E are also in service with the air forces of Isreal,Saudi
Arabia,Singapore,and South Korea.
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実機
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[20111219]
4897000367518 4820 5670
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