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No.152  Su-27UB Angolan Air Force




2012年はスホーイ2連続で幕開けです。以前から発売されていながらも高額でなかなか手が出せなかったモデルが、特別価格で販売されていた為やっと入手できました。

独特で複雑な迷彩を纏ったアンゴラ空軍の複座型Su-27

これはHerpaから我々ダイキャストモデルコレクターに出された挑戦状といったところかもしれません…というのは大げさですが、おそらく多くの方がこの独特な迷彩塗装を見た時に、戦闘機がもつスマートな印象とはかけ離れた違和感を感じたことでしょう。アンゴラ空軍がどのような機体運用を行っているか全く知りませんが、私が抱いたイメージはこんな感じでした。実際は掩体もなくて青空駐機かもしれませんが…

困った時のWikipedediaでは、アンゴラはアフリカ南西部に位置する共和国とあり、石油やダイヤモンドなどの資源に恵まれており経済的には急成長しているとのことです。Google Earthで見ると国土は結構広く、大西洋にも面している国土を持っていました。

塗装は制空迷彩ではなく、地形に溶け込むタイプのパターンを採用しているようです。これは低空飛行を行う任務の機体に多くみられるものですが、つまりは機体の上から見下ろされた時に発見されにくくする事を目的としています。

このモデルはHerpaブランドにもかかわらずキャノピーの差し替えがありませんでした。察するにこれはホーガンMシリーズで出されたUB型(複座)のモデルをそのまま流用しているからだと思いますが、それでも両社のモデルを並べてみるとHerpaの方が高級に見えました。理由のひとつは塗装だと思うのですが、Herpaの方は塗膜が薄いのかモールドがシャープに残っています。もしかしたら成型だけはHoganから調達して、塗装と組立はHerpa社内の職人さんが作業している…なんてことがあるのかも。

今回の装備品は計4発という軽装備ですがミサイル満載で飛ぶということがないのでしょう。ステーションもがら空きでしたが、しかしこの機種の系列はドロップタンクを付けている姿をみませんね。もともと開発元のロシアは広大な土地を防衛する必要があるわけですが、Su-27の機体は大型ですから機内燃料だけでも十分に飛行できるのかもしれません。

鳥類というよりは爬虫類を連想させる迷彩です。特にこのアングルから見ると形状的にも空を飛ぶというより地を這う方が似合いそうです…

戦闘機は見る角度によって印象が異なりますが、やはり機首の尖ったシルエットは近代戦闘機の大きな魅力のひとつです。この迷彩塗装も見慣れてくればこれはこれで格好良い戦闘機に見えてくるから不思議なものです。

迷彩塗装はその国の地勢特性が考慮されているそうなので、まずはGoogle Earthを使ってアンゴラの空を飛んでみると理由がよくわかってきます。なるほど確かに緑地と砂地が混合し、少しくすんだような色が多く、複雑に曲がった川が何本も走っています。このごちゃごちゃしたような迷彩塗装も納得できるような気がします。

インターネットで調べてみるとアンゴラという国は内戦状態、ゲリラ戦といった言葉が出てきますので、対領空侵犯や制空権確保といった任務より、低空飛行を主とする任務が多いのかもしれません。そうするとこの迷彩塗装もうなずけるような気がします。

以上、アンゴラ空軍のSu-27UBでした。今回は特別価格ということで少し気軽に購入できましたがダイキャストモデルも3000円くらいだと非常に買いやすいですよね。つい要らないモノまで買ってしまいそうです(笑)

 

■Sukhoi SU-27UB

Limited Edition

Technincal Data

Role:Air superiority fighter/trainer

Wingspan:14.70m

Length:21.93m

Hieght:5.93m

Empty weight:16,380kg

Max tekeoff weight:33.000kg

Max speed:Mach 2.35

Service ceilling:18,000m

Range:1,500km

Engines:2 Lyulka AL-31F

Model weapons load:

1 × 30mm GSh-30-1 cannon

2 × AA R-27 medium range air-to air missiles

2 × AA R-73 short range air-to-air-missiles

[from Herpa Sight]

Eight aircraft of the SU-27UB series, among them two of the two-seater variant, were purchased by Angola from Belorussian assets. The machine code-named “Flanker-C” by NATO had its maiden flight as early as 1971, but nevertheless belongs to the most modern fighter jets of ex-Soviet or Russian production. It is in certain respects comparable with the American F-18, extremely agile and depending on its mission profile, most effectively armed.

実機

 

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