たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.177  C-130T Blue Angels NAS Pensacola USMC by Hogan M-Series




購入を迷っているうちにあちらこちらで売切れになっているのを知ると、つい欲しくなってしまった機体です。来たるべきブルーエンジェルス6機セットの発売に向け購入を決めました。

アメリカ海軍ブルーエンジェルスを支援する、「ファットアルバート」。

白、黄色、青のブルーエンジェルスカラーが鮮やかで楽しい機体です。このC-130ハーキュリーズはアメリカ海軍が誇るアクロバットチーム「ブルーエンジェルス」の支援機で、「ファットアルバート」の愛称で親しまれています。ちなみにネットで検索するとサブタイプはC-130TとC-130Fとするパターンがあるようですが商品はTとなっていましたので記事ではそちらを採用しています。

機首には「Blue Angels」のチームロゴが筆記体で描かれています。またシリーズ共通仕様ですが操縦席の窓ガラスは塗装表現です。Herpaのホーネットで問題になった黄色の塗装についてですが、このモデルでは申し分ない出来でした。ご存知のようにブルーエンジェルスはアメリカ海軍が誇るアクロバットチームですが、このファットアルバートは海兵隊の所属になるそうです。組織って複雑ですね。

大きな垂直尾翼にはブルーエンジェルスのエンブレムが大きく描かれています。主翼、及び水平尾翼は光沢塗装と艶消し塗装で塗り分けされており、シンプルながらちょっとしたメリハリとなっています。

我が家にとっては3機目となるハーキュリーズです。正直なところそろそろ置き場所が大きな問題になってきているので購入にはかなり迷いましたが、きたるべきブルーエンジェルス6機セットの発売に向けて意を決しました。果たしてMシリーズの商品企画では並べて揃えることも計算に入れてこの時期にリリースしてるのかな?(背景にいるホーネットはHerpa版です。)

ネットショップの情報を毎日チェックしていますが、このファットアルバートは購入者が多いのか、それとも入荷数が少ないのか・・・はわかりませんが、発売直後すぐに売り切れするお店が続出しました。勝手な推測ですが戦闘機モデルに比べて置き場所をとるため入荷数が少なかったのではないかと思うのですがどうでしょう。それが予想以上に反響が大きかったということかな?

アメリカが誇る二大アクロバットチームのうち、海軍のブルーエンジェルスは日本に海軍施設があるにもかかわらず何十年も来日していません。一方空軍のサンダーバーズは私が知ってるこの20年間の間に3回来日しています。アクロチームの遠征には同盟国との友好関係の構築の他、海外赴任する隊員の慰問という役割があります。さてこのブルーエンジェルスですが過去には日本に来てくれていたものの、基地周辺の反対派によりショーが中止になるという非礼がありました。当時の隊長は「もう日本には来るものか」と言ったとか・・・、その後ブルーエンジェルスの来日は全くありません。

ホーガンのMシリーズは言うまでもなくミリタリー系ですが、中型機になるとその開発方法はエアラインモデルの技法が採用されるのかもしれません。機体は全体的にのっぺりとした造形でモールドは最低限の動翼のみとかなり少なめです。ただし塗装が派手で塗り分けもありますから全く気にはなりません。

プロペラは風を当てることでクルクルと回転しますが、4発を同時にまわすのは結構大変です。タイヤはラバー製のパーツなので接地面の食いつきもよく、回転するのでタキシングが可能です。

ファットアルバートはブルーエンジェルスのアクロバット飛行の前座としてJATO(短距離離陸用補助ロケットエンジン)を使った短距離離陸を披露していました。しかしJATOの在庫が底をついてしまったそうで今では行っていないそうです。購入前にネットの写真で見ていたところ再現されていなかったのですがそれは正しいということですね。

アクロバットチームで専用の支援機を有しているのはブルーエンジェルスくらいだと思います。軍隊の中でこれだけのチームを維持できるのは軍事大国アメリカならではですが、ブルーエンジェルスは海軍隊員の士気を高め、また海軍の存在を国民に広くアピールし、リクルート活動にも役に立っているのです。

写真活動の話ですが、飛行シーンはプロペラを回転させたいところです。ただカメラを構えてモデルを固定し、プロペラを回転させるというのは至難の技。

機体下面にはホーガンのトレードマークが描かれていますが、これはエアラインモデルの文化ですね。置いてしまえば見えない部分ですがあまりありがたくないです。主脚のあたりは作りが簡易的であることは否めませんが、タイヤを回転させようと思うとこうなってしまうようです。それ意外の全体的な感想では特に難癖をつける部分はなく、安心して買えるモデルだと思います。あとはMシリーズのブルーエンジェルス6機セットを待つのみです。高い完成度を期待しつつ・・・。

残念なことはありました。パッケージですが「アマリカ海軍」との誤植がありました。ちゃんとアメリカと書いてある部分もあるのに・・・。ホーガンの誤植はよく見られますが商品化にあたって日本語をチェックしてくれる人はいないのでしょうかね?

 

実機

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