たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















Information

→Home      →横長写真館      →イベント訪問記      →ダイキャスト      →LINK  

← BACK     ↑ LIST     NEXT →

No.213  F-15DJ 02-8072 AGR JASDF Nyutabaru A/B by Hogan M-Series




ホビーショーで案内された予定日から約半年遅れでのリリースとなったMシリーズの飛行教導隊「なかあお」です。今回は僚機を伴わず、単機での発売となりました。

航空自衛隊の精強集団、飛行教導隊の初期塗装「なかあお」。

2012年のホビーショーで展示された時は2013年1月発売予定と案内されていましたが、およそ半年遅れでMシリーズの飛行教導隊「なかあお」がリリースされました。各機に特徴的な識別塗装が施された教導隊の機体は人気があり、ついつい全機揃えてみたくなってしまいますよね。それにしても教導隊機についてはすっかりホーガンが主導権を握ってしまったようです。

 

Mシリーズの飛行教導隊シリーズとしては5機目のモデルとなります。数ある識別塗装の中からどのような基準でモデル化を決めているかはわかりませんが、比較的初期の機体が多いように思います。教導隊がF-15を運用し始めた当初は塗装も単色のものが多く、生産しやすいかもしれませんね。

 

現在までのMシリーズ教導隊機のラインナップです。世界の空軍をみてもこのような識別塗装が常時施されている部隊は珍しいのではないでしょうか。特に私のような40代男性にとっては「機動戦士ガンダム」の存在は大きく、その中でも「量産型」と「専用機」という概念に小学生だった自分は大きなインパクトを受けらものです。飛行教導隊の個性的な塗装は一般機とは一線を隔しており、また「隠れるための迷彩」でなく「目立つための識別塗装」というのはシャア専用に通じる強さのイメージにも直結しているような気がします。

 

飛行教導隊のイーグルにはコブラがデザインされていますが、本モデルではこの部隊マークが垂直尾翼の内側にも描かれています。精強が集う飛行教導隊だけにコブラがもつ強さのイメージはピッタリ!と言いたいところですが実はコブラは自分の後ろ側がほとんど見えません。戦闘機パイロットはチェックシックス(6時の方向=後方を常に確認せよ)という戒めも込められているとか…。

 

今までMシリーズの教導隊機は2機種同時での発売で、いわゆる「僚機」を共にしたエレメントで発売されてきましたが、今回は1機種だけの寂しいリリースとなってしまいました。

 

装備品は対空ミサイルの訓練弾×4とドロップタンク×2、ポッド×1と先行して発売された教導隊機と同じ仕様です。ですが半年前に発売された2機は5,200円(税込)だったのに対し、今回の「なかあお」は5,460円と200円ほどアップしていました。これってやはり人件費とか材料費とか円安といった事が影響しているのでしょうかね?

 

同じ青系の機体を並べてみました。左は「そとあお」と呼ばれる82-8063号機で、右が今回の「なかあお」こと02-8072号機です。その愛称から察することができるように、両機のデザインは対極をなす関係にあります。

 

飛行教導隊の指導方法にはいくつかのパターンがあるそうですが、戦闘機ファンにとって最も楽しみなのはやはり巡回指導でしょう。これは各地の戦闘機所属基地に対して飛行教導隊が出向き、約2週間をかけて強化訓練を行うというものです。この時はほぼ全ての教導隊所属機が各基地に移動するので、ファンにとっては大きな撮影チャンスになります。

 

モデルの完成度の話です。F-15という機種は元々のシンプルなデザインが功を奏しているのかもしれませんが、比較的安定しているように思います。ガリバー200シリーズのイーグルはどのパッケージを手にしても安心できる品質だと思いますが、MシリーズのF-15もそれに近いものがあると思います。…が細かくみると接着剤のはみ出しや、キャノピーの合わせ目に隙間が見られました。残念ながら店頭検品ではそれに気づくことができず、家に帰ってからわかるんですよね…。キャノピーの接着については気を付けて見た方がいいかもしれません。

 

Mシリーズのイーグルは、その大きな主翼に対してモールドがほどんどない「のっぺり」していることで有名です。しかしそこは教導隊という派手な塗装を纏わせることで上手くカバーできているなぁ…と感心しています。

 

「なかあお」は内側を青く塗装しています。これは実際の機体サイズよりも小型にみせる効果があるかもしれませんね。もしかしたら上空ではT-2のような細身のシルエットに見えたりして。

 

教導隊機には魅力的な機体がたくさん存在しています。まだまだ人気が高い機体も控えていますので、今後もどんどんとラインナップを増やしていって欲しいと思います。

 

以上、飛行教導隊「なかあお」でした。このモデルと同時発売されたのは教導隊機ではなく韓国空軍のF-15Kスラムイーグルです。予算の関係もあってスラムイーグルの方は予約をしていませんでしたが、いざ発売されるとやはりそちらの方も気になってしまいます。結局迷ったあげく、スラムイーグルを求めて彷徨う自分がいるのでした…。

 

 

 

■BOEING F-15

The F-15 Eagle is an all-weather,extremely maneuverable,tactical fighter designed to permit the operator to gain and maintain air superemacy over the battlefield.The F-15 Eagle entered into service with USAF in 1976 and subsequently exported to Isreal,Japan,and Saudi Arabia.Evolves from the basic design of F-15 with emphasis on dual-role capabilities,the F-15E Strike Eagle entered service with the USAF in 1989.The F-15E Strike Eagle is designed to perform air-to-air and air-to-ground missions.An array of avionics and electoronics systems gives the F-15E the capability to fight at low altitude,day or night,and in all weather.Variants of the F-15E are also in service with the air forces of Isreal,Saudi Arabia,Singapore,and South Korea.

(ボックス裏説明書より転記)

 

実機

-







[20130620] 4897000367747   4820  5670


← BACK     ↑ LIST     NEXT →