たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.214  F-15K 02-2004 11th FW 122nd FS ROKAF by Hogan M-Series




購入予定外でしたが、幸運にもセール期間中にとてもお得に買うことができました。その武装の豊富さは1/200ダイキャストモデル史上最多かもしれません。

バリエーション豊富な装備満載で登場した韓国空軍のスラムイーグル。

このところ予定していなかったモデルに対する衝動買いが続いています…。それだけ魅力的な商品が発売されているわけで、これは喜ばしいことなのですがお財布にとっては厳しい状況が続いています。このF-15Kは発売以来気になっていたモデルですが、ネットをみていると少し品薄感を感じてしまい、そうなるとつい欲しくなってしまうのがいつもの悪い癖なのです…。ところがタイミングよく市ヶ谷のお店でセールを行っており、素晴らしいことにそれは新商品も対象との事で今回は願ったり叶ったりという満足度の高い買い物となりました。

 

左は以前に発売されたF-15Eストライクイーグルです。パッと見での違いはキャノピーの前にある敵味方識別装置の有無くらいで、あとば装備品の差による印象の違いが大きいというところでしょうか。F-15Kは韓国向けに提供されるということでK型というサブタイプが与えられていますが、本家アメリカが配備するE型に比べるとハープーンの搭載能力などが追加されているそうです。ですが基本的には開発国が使用する機体に比べるとスペックダウンされた仕様で輸出されるのは軍用機の世界の常です。

 

本機と通常のイーグルとの外見上の大きな違いは、胴体側面に増設されたコンフォーマルタンクです。このタンクは機外燃料を大幅に増加できる上に、兵装ステーションを増設することができる一石二鳥の優れた装備です。モデルの完成度の方は目立った隙間もなく、一体感が感じられるよい出来だと思います。

 

話は少しそれますが、韓国ではなく日本の航空自衛隊のFX計画にも候補として名が上がっていました。正確にはF-15Eを改造した発展型でF-15SEサイレントイーグルという実機のない「提案」という形でしたが、コンフォーマルタンクを兵装庫にするアイデアや垂直尾翼を外側に傾けることでステルス性を向上させるという大変興味をそそられる内容でした。残念ながら採用には至りませんでしたが、プラモデルでキット化されるなどその期待値の高さを窺い知ることができます。

 

1/200スケールの軍用機ダイキャストモデルでは主要3メーカーを通じても韓国空軍機のモデル化は初めてだと思います。モデル化される機体をみているとおおよその市場というかターゲットが見えてくると思うのですが、韓国での市場はまだまだこれからというところでしょうか。

 

戦闘爆撃機として誕生したストライクイーグルは、F-15イーグルをベースとしながらも60%以上を再設計した別の機体と言えるそうです。当機が成功した背景にはイーグルが大型の戦闘機であり機体設計に余裕をもっていたことが大きな要因だそうです。大量の兵装を装備するスペース的な余裕に加え、大推力エンジンをもっていることが功を奏しました。

 

Wikipediaを覗いてみると、F-15Eの最大離陸重量は実に36,740 kgだそうです。ちょっとピンときませんがこれだけの装備を抱えて離陸するのはかなり重そうだと思います。私の愛車のセレナは車両重量が1,620kgですから、約22台分に相当すると思うと…これはかなりの重さです。

 

スラムイーグルは上面からみればそれは通常のイーグルと大きな違いはみられません。最強の制空戦闘機と呼ばれるF-15をベースとしており、空戦性能はそのまま同じ性能を有しています。極端な話をいえば爆撃任務を遂行した後、遭遇した敵機とドッグファイトを行うことも可能ということです。コストを度外視すれば第4世代機では最強ではないでしょうか。

 

今回のモデルの特長は「これでもか!」というほどの装備品の数々です。それは大変な迫力ですが実際こんなミッションってあるのでしょうかね(笑)。今回のモデルは竹色の爆弾が特徴的でアクセントとなっています。

 

別アングルから。空対空ミサイルに誘導爆弾、そして対艦ミサイルまで…これは驚くべき商品企画力だと思いましたが、その派手さは笑うしかないほどで実に面白いと思いました。これだけ吊るすとドロップタンクの出番はないようですね。

 

モデル検品についてですが今回は2つは見比べた方がいいと思います。このモデルは大小2種類の爆弾が付いていますが、大きな方の爆弾がまるごと付いていない個体がありました。これだけ多くの武装がついているモデルなので、その個体だけを見たらそれが仕様だと思い込んでしまう可能性があります。爆弾を投下する前後のモデルが混在しているかもしれませんので装備品はよくチェックすることをオススメいたします。

 

軍用機の高性能化にともなう価格高騰と、軍事予算の削減の影響を受けて最近はマルチロール機が当たり前となってしまいました。1機種で数多くの任務をこなせる機体は重宝がられることになります。ですがこれだけの爆撃能力を有する機体を簡単に制空任務にはまわせないでしょう。

 

最後に武装の数々をクローズアップしておきます。JDAM誘導爆弾に加えて対艦攻撃用のハープーン、対地ミサイルに自衛用の空対空ミサイル、その他ポッド類を入れて実に19もの装備品が付いています。どうやらこれは展示会などのデモンストレーションモードを再現しているのかもしれませんが、これは工場で組立を行っている作業者さんも大変でしたね(笑)

 

 

 

■BOEING F-15

The F-15 Eagle is an all-weather,extremely maneuverable,tactical fighter designed to permit the operator to gain and maintain air superemacy over the battlefield.The F-15 Eagle entered into service with USAF in 1976 and subsequently exported to Isreal,Japan,and Saudi Arabia.Evolves from the basic design of F-15 with emphasis on dual-role capabilities,the F-15E Strike Eagle entered service with the USAF in 1989.The F-15E Strike Eagle is designed to perform air-to-air and air-to-ground missions.An array of avionics and electoronics systems gives the F-15E the capability to fight at low altitude,day or night,and in all weather.Variants of the F-15E are also in service with the air forces of Isreal,Saudi Arabia,Singapore,and South Korea.

(ボックス裏説明書より転記)

 

実機

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[20130621] 4897000367914   4000  6510


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