たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.215  F-14A NF100 VF-154 Atsugi A/B U.S.Navy by Hogan M-Series




ホーガンMシリーズから厚木基地で見られたVF-154ブラックナイツのCAG機が発売されました。久しぶりのこのF-14、新鮮さではなく、むしろ懐かしさを感じさせるモデルかな。

厚木基地に常駐したVF-154ブラックナイツの1994年のCAG機。

Mシリーズから久しぶりにF-14Aが発売されました。今回モデル化されたのは厚木基地に配備されていたVF-154ブラックナイツのCAG機です。既に米軍では退役している機体であり、1994年頃の塗装ということで今回はかなり渋いところを突いてきたなぁ…という印象です。このあとは念願のVF-21フリーランサーズ版が出る予定なので、セットとして企画されたのかもしれませんね。

 

Mシリーズ版のF-14は久しぶりなので今一度特徴をおさらいしておきたいと思います。1/200スケールのF-14を最初にモデル化したのはヘルパでしたが、その仕様は主翼は後退角で固定されていた上にピトー管はオミットされていました。その後ガリバー200から可変翼を再現した意欲作が登場しましたが、主翼の材質はプラ製でした。そして最後に登場したのがMシリーズ版で主翼も含めたオールダイキャスト製を実現しましたが、シルエットも比較的シャープで格好いい傑作モデルです。

 

個体の問題ですがキャノピーの合いがあまりよくありませんでした。これは痛恨のチェックミスでしたが、以前に買ったモデルはピッタリと気持ちよく合っています。

 

手前から今回のモデル、NF100の開隊50周年記念、NF101のCO機です。今回のCAG機はカラー塗装機でありながら現在の水準からみるとかなり大人しいデザインですね。

 

尾翼に描かれたマークにはブラックナイツという部隊名らしく、騎士がもつ剣と楯がデザインされています。またCVW-5所属機に共通して見られる、5色で塗り分けられたシェブロン(矢印のようなマーク)が描かれています。

 

F-14は可変翼という特殊な機構をもつために重量級の戦闘機として位置づけられています。ただし格闘戦が苦手かといえばそうでもないようで、映画「TOP GUN」でも扱われたように高い機動性を披露してくれました。重量級の自動追尾ミサイルAIM-54フェニックスを6発搭載できることから力持ちであることもわかりますね。

 

可変翼は男のロマン…。その位置によって全く別の機体と見間違えるほどキャラクターが変わってしまうからトムキャットはたまりませんね。旋回や低速飛行時など、空気をたくさん掴みたい時は大きく翼を広げますが、その姿はまるで飛翔する鳥類のよう…いやトムキャットは猫でしたね。

 

ミサイル万能論時代を迎えると戦闘機同士が行う接近戦はなくなると考えられ、海軍機にはフルカラー塗装が施されるようになりました。しかしベトナム戦闘で格闘戦の必要性が再び認められると一点してロービジ(低視認性塗装)化が進められました。この機体はロービジ全盛の時代からCAG機だけにカラー塗装が施されるようになった頃のデザインなので、現在のような派手さはまだ見られませんでした。

 

高速で飛行する時は極力空気抵抗を減らすために後退角モードとなります。正確にはデルタ翼とは違うそうですがその三角形のシルエットは見るからに速そうで、飛行する姿はまるで鉛の弾丸です。同じ可変翼機でもロシア機は手動だったのに対し、F-14はコンピュータによる自動制御により常に最適な角度をとることができるそうです。

 

今回のモデルは空対空ミサイルのダミー弾2発に訓練用機材、ドロップタンク2本という軽武装でした。MシリーズのF-14は怒涛のバリエーションラッシュが出た時期がありましたが、それからしばらく経っての発売だったのである意味懐かしさを感じました。更に1994年のCAG機という設定はリアルな意味で懐かしいものでした。さて次は何故かモデル化に恵まれなかった厚木基地時代のVF-21フリーランサーズが登場します。並べて楽しめるのが楽しみですね。

 

■BOX記載の説明より転記

 

F-14A TPMCAT

 

The F-14 Tomcat is a supersonic,twin-engine,two-seat,variable geometry wing aircraft.It look on the critical role as the United States Navy's primary maritime air superiority fighter,fleet air-defense interceptor and tactical reconnaissance platform from 1974 to 2006.In 1976,it was exproted to the former Imperial Iranian Air Force.Replaced by the F/A-18E/F Super Hornet,the Tomcat retired from active service with the U.S.Navy in 2006.Currently,the Tomcat is still being operated by the Islamic Republic of Iran Air Force .

 

実機

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[20130705] 4897000367693   3749  4410


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