たびパパ 趣味の飛行機ページ 1/200ダイキャストモデル
















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No.219  CH-47J JG-2913 2SQ Soumagahara Air Fierd JGSDF by Herpa




1/200ダイキャストでは新ジャンルとなるヘリコプターモデルをリリースするヘルパからチヌークが発売されています。今回の陸自版の発売を待って初チヌークの購入にいたりました。

陸上自衛隊が装備する大型双発輸送ヘリ「チヌーク」。

常に新金型を使ったモデルへ挑戦を続けるヘルパからヘリコプターが登場しています。チヌークの第1弾は米軍機だったと思いますが、比較的早めに陸自機が出るとアナウンスがあったのでその発売を待つことにしました。

 

1/200スケールという極小サイズでは仕方ないと思いますが、操縦席を含めガラス窓は塗装表現となっています。ただしバブルキャノピーはクリアパーツで再現されており努力のあとが見られます。

 

後方に2基設けられたT-55ターボシャフトエンジン。細かい事をいえば金型の分割面に発生するパーティングラインが残っている点は残念ですが、このサイズとしては塗装を含めて非常によく出来ていると思います。

 

ヘリコプターの場合、ローターが「しなる」ので駐機時と飛行時では状態が異なります。本モデルでは駐機時の垂れ下がった状態が再現されていますが、置いて飾ることを考えたら当然の選択だと思います。敢えてプレイバリューを考えたら飛行状態のローターと差替ができたり、スタンドを付ければ更に面白いモデルになったことでしょう。

 

チヌークは後方から見ると、まるで何かの生き物の顔のように見えてきます。両生類っぽい感じですね。 カエルかカッパ…かな。

 

プロペラは回転することが可能です。ただしタンデムローターのチヌークでは前後のローターが干渉するので、両方を同時に回転させるのは困難です。 実機では前後のローターは左右逆回転となり、互いに干渉しないように調節されて動くそうです。そうなると3枚がちょうどいい枚数なのでしょう。

 

チヌークのタイヤは固定式です。空気抵抗を気にするほど高速で飛行するわけでもないでしょうし、機体内部の搭載量を確保しようと思えば当然ですね。腹部のディテールは日の丸マークとハッチが1つと最低限にとどまります。

 

後部ハッチは開閉は無理にせよ、簡単な塗装表現のみ。とはいってもここには物足りなさを感じずにはいられません。もう少し描き込んで欲しかったところです。

 

チヌークの飛行シーンは難しいですね。少しでも角度をつけるとローターが回転してしまい干渉してしまいます。浮かせるのも一苦労ですし…。

 

航空祭に行った時に「ターミナルエアリフト」という言葉を耳にしました。これはトラックでも入れないような山頂にあるレーダーサイトなどに輸送を行う場合、空を経由して運ぶというものです。機体内部に収まらないような大型の機材でも、胴体下部に吊り下げて運ぶことが可能です。

 

プロペラの位置設定はなかなか絵にならず難しいですね。前に伸ばすと機体が隠れてしまったり、影になったり…。といって横にどけてもフレームアウトしてしまうし…。包装箱も戦闘機モデルに比べて無駄に大きい(?)のがストックする際には辛いところです。

 

最初にネット画像でチヌークの写真を見た時は「微妙」と感じましたが、実物モデルの方はそんな不安を払拭する良い出来だと思います。ただ迷彩塗装が明るめで、空自塗装との中間的な感じになっています。陸自機らしくもう少しトーンを落とした方がリアルかもしれません。

 

ヘリコプターのモデルといえば、早くもMシリーズからオスプレイの試作が公開されています。もっとも気になるのは最大の特徴であるティルトローターが可動するかどうかでしょう。あとこの勢いでAH-1SコブラやAH-64Dアパッチあたりも出てくると面白そうですね。

 

最後にF-15と大きさの比較をしておきます。よく考えてみるとチヌークの1/72スケールダイキャスト…って想像しにくいですね。1/200スケールだからこそ商品化できたのかもしれませんが、それでも価格は6千円オーバー!現実の軍用機同様、価格高騰は続きますね。

 

 

■BOX記載の説明より転記

 

JGSDF

12th Brigade/12th Helicopter Unit/2nd Squadron

Boeing Vertol(Kawasaki) CH-47J Chinook,Reg.JG-2913

Limited Edition

 

Original Dimensions

Main rotor diameter 18.29m

Length 30.10m

Height 5.77m

Max.takeoff weight 22,680kg

Cruising speed 315km/h

 

The first of over 50 Chinook heavy transport helicopters were delivered to the Japanese ground forces from 1986,the most of which were produced locally under license by Kawasaki.The unit operates from Soumagahara Air Field,located in central Honshu,Japan's main island.

 

実機




[20131009] 4013150556002   5265  6195


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