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No.230  F-4J Blue Angels #5 U.S.Navy by Herpa

ヘルパから発売されたブルーエンジェルス版ファントム。6番機と同時に発売されたのでデュアルソロとして並べて楽しむことができます。

 

U.S.NAVY ファントム・ブルーエンジェルスのリードソロ5番機。

ブルーエンジェルス6番機と同時発売されたリードソロの5番機です。軍隊のアクロバットチームには単独機によるディスプレイチーム、10機程度の構成によるヨーロピアンスタイル、そして4機の編隊と2機のデュアル・ソロによるアメリカンスタイルがあります。今回は5,6番機が揃ってリリースされましたのでデュアル・ソロを並べて楽しむことができますね。

 

ブルーエンジェルスは歴代使用機は米海軍が運用する航空機が使われます。このF-4ファントムは世界的なベストセラー戦闘機として5,000機以上が製造されましたが、運用コストは高かったそうです。財政面からコストダウンを求められた米海軍は燃費の悪いファントムからスカイホークへと機種変更を行ったため、ファントムはとても短命に終わったそうです。

 

ヘルパの公式サイトではまず6番機のみが発表されましたが、その後追いかけるように5番機の発売が発表されました。6番機の説明では限定版としてリリースしていくが、全ポジションをコンプリートさせる旨を早い時点でアナウンスしていました。

 

F-4ファントムはもともと空母艦載機として誕生しましたが、その性能の高さから空軍でも採用され、多くの派生型を誕生させました。現代のように高度な自動化が図られる前の戦闘機なので操縦と兵器オペレータによる二人乗りが前提ですが、アクロバットで飛ぶだけならば一人で操縦できたのでしょうか。

 

世界最大の軍隊である米軍には、空軍のサンダーバーズと海軍のブルーエンジェルスという世界最高峰のアクロバットチームがライバル関係にあります。戦闘機の操縦技術としては空母艦載機という過酷な機体運用を行っている海軍パイロットの方が優れていると言われています。

 

今回のモデルのサンプル画像を見ているとミサイルが付いていたので疑問に思っていたのですが、これは正解のようです。ファントムでは一般的に使われているエンジンノズル後ろに設けるスモーク発生装置を付けていないため、この黄色いミサイル状の部分からスモークを出していたそうです。

 

ブルーエンジェルスのデザインは伝統的にネイビーブルーに黄色のストライプが使われています。これは新機種に変更した時にもデザインに困らなくていいかもしれませんね。航空自衛隊のブルーインパルスは世代によってデザインを公募しイメージも大きく変わっていましたが、二代目T-2はこのブルーエンジェルスに似ていたようにも思います。

 

ファントムはかなり大型の戦闘機であり、軽快な飛行特性というイメージはありませんでした。実際に「クセ」があって操縦は難しいとも言われており、アクロバットには向かないのでは?とも思いましたが、これには空軍がサンダーバーズにF-4を採用した事に対抗したそうです。現役の主力戦闘機をアクロバット機に使っているのはアメリカくらいでしょうね。

 

第1弾では5,6番機が発売されましたが、この後は3,4番機が出てきます。しかし1,2番機については記事を書いてる時点ではまだアナウンスされていません。おそらく段階的に購入してコンプリートを目指すことになると思いますが、地味に購入費用がかかってしますシリーズだと思いました。この方法ならガリバーのT-2ブルーインパルスも全機出せるのでは!?と思いましたが、T-2は全機型と後期型でバルカン砲部分の形状が違うため、そんなに簡単な話ではないと気がつきました。

 

■HPより転記

Flown by Lieutenant Steve Shoemaker in 1970. Don’t miss out on Blue Angel No. 6, item no. 556316, the first in this limited series! 

 

実機

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[20140328] 4013150556378  4641  5460


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