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No.276  F-15E 90-0245 336th FW U.S.A.F by M-Series

Mシリーズからストライクイーグルのバリエーションが発売されました。2種類が同時にリリースされましたが大きく仕様が異なるので装備品についてはよく確認した方がよいでしょう。

 

珍しく身軽でスカスカ装備のストライクイーグル

MシリーズからF-15Eのバリエーション展開で2種類の機体が発売されました。最近のダイキャストモデルは高価になりすぎ2つを購入するのも厳しかったので、実機を見たことがあるという理由からMOレターの機体を選びました。

 

 

”MO”はアイダホ州マウンテンホーム空軍基地に所属する機体です。2009年には三沢基地航空祭にも地上展示され、本来であれば目玉級の取り扱いをされてよかったところ、サンダーバーズ・ジャパンツアーの影に隠れてしまいました。

 

 

エンジンノズルについて。複雑な構造の再現度には限界があると思いますが、F-15の場合はノズルの開閉によってけっこう表情が異なります。ここは別パーツ差し替え式にすることで付加価値を高めることができるのではないかと思いました。

 

 

今回ボックスから取り出して最初の感想は「装備品がほぼない…」で、一瞬目を疑いました。ご覧の通り爆装関係の付属品がほとんどありません。最初エラー品かと思ったほどです。高価な割にストライクイーグルの魅力が大きく削がれており、満足度を大きく下げるモデルというのが第一印象です。

 

 

F-15Eの外見上の特徴は胴体横に取りつけるコンフォーマルタンクです。通常のF-15でも燃料を増やす目的として取り付けることはできるようですがほぼ実用されていません。E型では標準装備となっていますが、タンクにも兵装ステーションの機能によっていくつかのバージョンが存在します。

 

 

キャノピーは別パーツとして提供されるセルフ取り付け方式です。オープンキャノピーとの差し替えであれば理解できるのですが、いまだにこの仕様になった理由が理解できません。ちなみにMシリーズではイスラエル空軍のF-15Iオープンキャノピーバージョンを定価9,100円で予約開始していました。仕様といい価格といい迷走しているように思えて仕方ありません。

 

 

お腹すっきり!このF-15Eは武装がほぼ付属していません。ストライクイーグルといえばその爆装っぷりが魅力といって過言ではないのですが、その魅力を削ぎ取ってしまったのが今回のモデルです。ちなみに対空ミサイルも装備しておらず、実にあっさりとした仕様のストライクする気がないイーグルです。

 

 

同時発売されたAKレターのF-15Iとは300円ほどの価格差がありました。そこまでコストにシビアなのか…と思ってしまいました。このモデルは6千円を超える高級品です。300円くらいの差であれば装備品が多いAKレターの方を選んだ方が満足度は高いと思います。

 

 

現実世界ではこのところロッキードマーティンに押されっぱなしで、ボーイングの戦闘機生産ラインは閉鎖の恐れもあるという記事を読んだことがあります。ボーイングが空自のF-3計画に興味津々であることもよくわかります。

 

 

1/200戦闘機ダイキャストモデルは、いよいよ8000円代へと突入しています。1万円は目と鼻の先ですが、この価格帯はメーカーが多くの顧客を逃すのに十分な価格帯だと思います。どうせ高い金額を払うなら満足度の高い買い物をしたいものです。

 

 

 

 

実機


 


 

 


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