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No.292  F-2A 63-8502 ADTW Gifu A/B by Gulliver200

ガリバー200シリーズからF-2A試作1号機と同時に発売された2号機です。ガリバーさんの店舗のみで販売される限定モデルの登場により、やや影が薄くなってしまった印象も…。

 

ブルーとオレンジのテストカラーF-2試作2号機

ガリバー200シリーズからF-2Aの試作2号機が発売されました。

モデルは白地にブルーとオレンジで彩られたテストカラー機が再現され、主翼端に空対空ミサイルを装備した形態となっています。ガリバー200シリーズのコンセプトは「フル装備」という事でしたが、本モデルは試作初期段階をイメージしたのかかなり軽めの仕様となっています。

 

 

つい発売日まで全く意識していませんでしたが、このモデルは一般流通版とでも呼んだ方がよいのでしょうか。。。

左のモデルはガリバーさんの店舗限定で販売されるXF-2Aです。型式及び所属やシリアルも別ものとして差別化されていますが、機体デザインはほぼ同様であり更にはフル装備となっています。さらには「限定」という付加価値が与えられており、2機買いはほぼ避けられない状況です。

 

 

上の写真と左右逆に入れ替えてしまいましたが…

左が今回のモデルでADTW所属時のもので、右はTRDI所属時の尾翼です。試験時と配備後ではシリアルナンバーも変更されるのですね。

 

 

ガリバー200から発売されているF-2Aバリエーションが鮮やかに広がりました。さらに複座のB型もあるのでこの勢いでぜひ試作機をコンプリートさせてほしいですね。

 

 

今回のモデルはガリバーさんにしては装備品が少なめでした。飛行開発実験団の任務は航空自衛隊の装備品に関して試験を行いますが、その対象は機体本体や武装となります。このモデルはどちらかというと機体本体のテストが中心の頃をイメージしたと思われます。再販の時は試験中の武装を山積みにした形態で出して欲しいと思います。

 

  

現在も装備品のテストを続けている岐阜基地のADTW。テストパイロットは当然優秀だそうですが一般の戦闘機パイロットとは少し違う能力が求められるそうです。機体を正確に操縦する精度が求められるとともに、結果を正確に技術者へフィードバックする表現力が求められるそうで、感覚でものを語るタイプではこの仕事は務まらないそうです。

 

 

最近のダイキャストモデル業界を見ていると、メーカー側としては割が合わないためか人気のない1/200戦闘機ジャンル…でもやっぱり新商品を手にすると”良い”ですね。数日前に行われたホビーショーではMシリーズの展示が行われないという残念な結果でしたが、これはむこう1年以上目新しい新商品がないことを意味しています。そんな中でガリバー200からこの商品が出てきたのはとても嬉しかったですね。

しかし既に中国ではコスト上昇が凄まじく、下手をしたら日本国内の方安く済むという業界も出てきたようです。ダイキャストモデルも中国工場では引き受けできる工場が少なくなってきたようで、新たな製造国を探す動きが出ているようです。

 

 

 

 

実機

 

 


 

 


[20171010]  4520386221160    6221  6912


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