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No.304  Space Shuttle Orbiter Atlantis by Hobby Master

ホビーマスターから1/200エアライナーシリーズとして、スペースシャトルオービターが発売されました。さすが業界ナンバー1ブランドといえる、開発力と発売日厳守力でした。

 

NASAスペースシャトル計画の中核を担うオービター(軌道船)

ダイキャストモデル界の雄、ホビーマスター社からからスペースシャトルオービターが発売されました。1/200スケールでリリースされたため、コレクションの有力候補として迷うことなく予約を入れました。トップバッターを飾るのはNASA型式OV-104アトランティス号です。

 

 

実機を見たことがないので大きさや形状のイメージが不明確でしたのでF-15と並べてみました。胴体は大きな貨物室となっていますが、ここに座席を配置すれば小型旅客機程度にはなりそうです。

 

 

ギアは差し替え式方式で駐機・飛行の両状態を再現することができます。コックピットガラス周辺には船名のAtlantisが記入されています。機首にはパネル類のディテール再現が見られます。

 

 

機体後方には3基のメインエンジンと2基の軌道操縦システムがあります。戦闘機のエンジンノズルとは違い、ガンダムのバーニアのような裾が広がるような形状がいかにも宇宙船らしいです。

 

 

貨物搭載室内に設置する可動式マニュピレーター・アームが付属します。若干のコツが必要ですがアームは収納したまま扉を閉めることができます。カバーはクリック感のある構造となっていて、カチッと気持ちよく開閉することができます。開閉の両状態ともにカバーの位置はピッタリと決まります。

 

 

宇宙船に乗ったことはありませんが、宇宙旅行気分を気軽に味わえるのはGoogleさんをはじめ、宇宙産業に携わる人たちが成し遂げた夢と努力のおかげですね。

(Google Earth)

 

 

 

オービタの特徴として大きな貨物室を有しています。例えば故障した人工衛星を回収に、地球へ持ち帰ることができたそうです。アメリカという国は本当にやることのスケールが大きいです。

 

 

宇宙空間における光の当たり方や船体姿勢など、まったくイメージがわかりません。とりあえず無重力らしく背面にしてみました。

 

 

このモデルを手にしたことを機会に調べてみましたが、オービターとは軌道船という意味で、宇宙空間で活動し、地球へと帰還する船体を指しているそうです。スペースシャトルというのは打ち上げ用のロケットを含めたシステムの総称とのことです。詳しくはWikipediaですね。

 

 

スペースシャトル計画ではコロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバーの5機がオービターとして製造されました。

 

 

135回ものフライトを行ったスペースシャトル計画は輝かしい成果を残しましたが、一方で2機のオービターを失った大きな事故も有名です。

1986年 チャレンジャー号爆発事故

2003年 コロンビア号空中分解事故

ともにニュースで大きく報道されましたが、その映像は衝撃的だったことを今でも覚えています。

 

 

大気圏を突破してきた船であるということをお忘れなく…。ファーストガンダム世代であれば誰でもがピンとくるセリフでしょう。スペースシャトルが大気圏に突入する際には1600度を超える高熱に耐える構造が必要だそうです。

 

 

着陸は通常の固定翼機と同様に滑走路へアプローチし、ランディングギアを出して接地します。制動には長距離の滑走路が必要になるそうで、機体後部には減速用にドラッグシュートも装備しています。

 

 

 

 

実機

 

 

 


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