No.309 P-8 #428 VP-30 Jacksonville A/B U.S.Navy by Gemini200

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2019年最初のダイキャストモデルお買いものは米海軍の最新鋭対潜水哨戒機P-8になりました。ファイター系ではなかったものの、ほどよいサイズで満足度の高いモデルです。
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海神ポセイドンの名を与えられたジェット対潜哨戒機
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Gemini200は旅客機や大型の軍用機モデルを中心に展開するブランドで、今までもC-17やKC-135Rを手にしたことはあります。1/200スケールはこのところファイター系の新金型が出ていない状況が続いておりまさに氷河期です。久しぶりに手にした新金型のP-8は旅客機サイズではあるものの、軍用機テイストに溢れており久々に何度も手にしたくなる魅力をもっていました。
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機体はボーイングB737をベースに開発されたということで、顔つきやエンジンはそのままです。対潜哨戒という用途から多くのセンサー類を設け、窓は最小限になっているのが特徴です。
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所属基地はフロリダにあるジャクソンビル海軍航空基地だそうです。尾翼のレターはLFとなっており、直観的ではありません。
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海上自衛隊の主力対潜哨戒機P-8も一世代前の機体となってしまいましたが、後継機のP-1もジェットエンジンを装備した機体となりました。哨戒任務にはプロペラ機による低速性能が役に立つという話を聞いたことがありますが、プロペラよりもジェットエンジンの方がメンテナンスも楽でコストも安いそうです。
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P-8は小型の機体だと思っていましたがP-3Cより大きいことが並べてみてわかりました。確かにジェットだとエンジンも2基で済むのですっきりして見えますし、メンテナンス性も高そうです。
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店頭で手にした際に真っ先に感じたのは、大きさの割に重量感があるという事でした。重さというのはその形状によっても感じ方が違ってくるものですが、この金属は質量が大きいとでもいうのでしょうか。ズッシリ、ヒンヤリ感を十分に堪能することができます。
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機窓はこのスケールでは常套となっている塗装表現となっており、ギアは固定式のため差し替えはできません。金属の棒を3本組み合わせて使うスタンドが付属しますが、取付口のサイズがきつかったので試していません。
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色々な形状のセンサー類が取り付けられているのが本モデルの大きな特徴です。数も多いのでエアラインモデルに比べると製造工程はかなり面倒なことになっていると思います。
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どこか悪役面をしているP-8です。主翼も先端にむかって鋭く尖っていくシルエットが悪魔的です。
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民間旅客機B737をベースに開発された機体ですが、乗客席があるわけではないので座席窓は設けられていません。P-3Cにあったバブル状の覗き窓は採用されていません。
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アンチコリジョンライトは赤いビーズで表現されています。単純な方法ながら光が当たるとよい感じに光って見えるので満足度が高まります。
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ギアは固定式なので飛行中のスタイルを再現することができません。前脚は画像処理で消しています。ギアの差し替えについては賛否両論あるところですが、飛行中の姿楽しみたいという方もいるでしょうね。
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P-8は2発のターボファンエンジンを備え、グラスコックピット化された最新鋭の対潜哨戒機です。海自のP-1も同様のコンセプトですね。
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レイクド・ウイングチップ(傾斜翼端)と呼ばれる独特な主翼形状をしています。本モデルは垂直・水平尾翼まで金属製のようで、ダイキャストモデル感を贅沢に堪能することができます。
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胴体腹側にもアンチコリジョンライトとアンテナ類がたくさんついています。Gemini200のロゴが入っていますが、これはリアリティを求めるファンにとって賛否両論あるかもしれませんね。
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今までの機種では見られかったような、変わった形状のセンサーもみられます。
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P-8ポセイドンは三沢基地航空祭、厚木基地春祭り、横田基地友好祭で何度も参加しており、比較的日本でも見かける機会の多い航空機です。今回は新金型ということもあって事前予約も好調だった様子ですね。
こうなると海自のP-1も欲しくなってきますね〜。
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実機




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[20190201] 4520386311935 10557 12420
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