1/200
Airfield Accessories
hhowtoys
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突然現れた驚きのアイテムでした。1/200スケールの軍用簡易ハンガーのジオラマキットが発売されました。最近の1/200軍用機モデル市場は活気を失っていますが、このような商品が出てくることは嬉しい潮流です。
まったくノーマークの商品でしたが、TOPGUN(成田店)さんのツイッターで情報が流れてきました。この商品は一体…そしてこれは大変気になります!早速確認のため店頭に向かいました。
こちらの商品は段ボールに入っているので商品の中身を確認することはできませんが、店員さんが中身を確認させてくれました。中身の見えるパッケージではなくとも、イメージ画像でも貼った方がわかりやすいですよね。
キットのパーツ割りです。 ・エプロンのベースプレート×2枚 ・屋根×2 ・フレーム×8 ・補強×2 で構成されています。
ベースプレートには穴が開いていて、フレームを差し込むことで自立します。サイズはぴったりなので接着する必要はありません。補強材はフレームに溝があり、そこに挟むことで固定できます。
屋根を乗せて完成です。ベースプレートの幅とハンガー二つ分の幅が揃っているので、複数買って横に並べて拡張することができます。ただ5千円しますので揃える場合はなかなかのお値段になってきます。
考えてみれば当たり前の話ですが、ハンガーの下にモデルを配置すると陰になってしまい、モデルは引き立たなくなってしまいます。飾って、目で見て楽しむタイプのツールという事になりますね。
屋根だけ設けられた簡易的なハンガーですが、嘉手納基地なのでも見られるようです。防御能力は低く、秘匿性もありませんが野ざらしよりはいいという感じでしょうか。
航空機モデルはハンガー内でなく、出した方が光が当たって見栄えがします。そうなるとグランドクルー等のフィギュアや支援機材アクセサリーが欲しくなりますね。
ベースパネルは2枚付属しますが、前にも横にも配置したいのでベースだけでも別売りしてほしいと思いました。
このキットはジオラマを飾って、直接見ている分にはよいのですが、撮影に使おうとすると背景処理が必要となってきます。
このジオラマは1セット5千円です。ダイキャストモデルのジャンルを考えれば良心的な価格設定だと思います。もう少し安ければ連結したいところですが2セット揃えると1万円を超えるため、悩んだ結果ブレーキがかかりました。
今回増設したいのは撮影用の広いベースだけなので、とりあえず自作してみることにしました。百円均一で売っている工作用のボードの上にジオラマセットと同じ間隔で線を引きます。ハンガーのフレームを差すための窪みもあけておきます。
ボードを白とグレーで塗装してベースは完成です。ハンガーの周囲に余裕ができてました。誘導路からのタキシーラインも加えた方がよさそうですが、参考になるような写真を探してみたいと思います。
背景シートを用意すればローアングルからの撮影も可能になります。こうなるとますます支援機材やクルーフィギュアが欲しくなります。
自衛隊の基地を見ている限りではこのタイプの簡易ハンガーは見たことがありませんが、中国国内では多く見られるのかもしれませんね。
作り方のコツをつかんだので必要に応じて作り直したいと思います。
1/200スケールダイキャストモデルの世界では新商品も減り、出てくるのは大型機ばかり…。そんな中軍用機向けのアクセサリーが出ているというのは嬉しい話ですよね。今回のセットは説明書が中国語のみで書かれていることから中国国内向けであり、輸出を想定しているものではないようですが、中国国内で1/200スケールモデルが流通している事の証でもあります。今後1/200スケールの中国軍機やロシア機が拡大してきたら面白いと思います。