1/200
F-35I イスラエル空軍 第140飛行隊
ネバティム基地 Herpa
← BACK ↑ LIST NEXT →
パーツ破損のジャンク品として販売されていたモデルです。パーツ欠損ではどうしようもありませんが、破損のみで格安だったのでお得に入手できました。
新型コロナウィルスの影響により勤務先はテレワーク化へと舵をきった結果、モデルショップに足を運ぶ機会が減ってしまいました。オフィスへの出勤が週1回になり貴重な外出機会を利用してお店に立ち寄った際に出会ったのがこのモデルです。脚パーツ破損品として1000円という超特価で購入することができました。上から見ている分には全く問題がありません。
F-35Aの記事を書く度に繰り返しているコメントがあります。それは機首のパーツ分割方法についてです。1/200という極小サイズなので気にならないという判断かもしれませんが、機種は戦闘機の顔であり繋ぎ目のない機体表面はステルス機の大きな特徴です。F-22やホーガンMシリーズのF-35Bでは一体成型を実現しており、本当に残念で仕方ありません。
1990年代、高額なF-15を装備できるのは米軍と航空自衛隊とイスラエル空軍だけで、デザート迷彩で塗装された機体が印象的でした。常に実戦の近くにいるイスラエル空軍がF-35の塗装に手を加える時がくるのでしょうか。
ステルス機の特長として武装をウェポンベイに格納して運用するイメージが強く、発売されるモデルは(見た目上)クリーン形態ばかりです。実機ではステルス性を重視しないミッションでは翼下のハードポイントに兵装を吊ることができます。
パッケージの裏面に掲載されていたイメージに近いシチュエーションです。1/200スケールという小サイズですが実機と見間違うかのような素晴らしい塗装技術と金属感。やはりダイキャストモデルは最高です。
イスラエルの天候はどんな感じなのか?と調べてみると北側は雨が降るものの、南側は砂漠気候のようです。このようなシチュエーションもあるという事ですね。
今回は計画突発的な購買でしたが、やっぱり1/200ダイキャストモデルはいいなぁ…と思いました。手のひらに収まる小さなモデルに込められた情報量と精密感、そして金属感は全盛を極める1/72スケールモデルとは違った魅力をもっています。特に良かったのはジャンク品としての”価格”でしたが、入手のしやすさというのは重要な要素だと思います。
このモデルは ・前脚車輪の外れ ・主脚の折れ曲がり という2点の問題がありました。 ”難あり”個体はパーツが足りないとどうしようもありませんが、外れや破損であれば修復することが可能です。今回は脚に問題が集中していたので普通に置いて飾る分には目立たないので大きな問題ではないかな?と判断しました。。実際にみてみると主脚には圧力をかけたような折れ曲がりが見つかりましたが瞬間接着剤で修復し、B級品くらいの品質には戻せたと思います。 安価に入手できるというメリットもありますが、ひと手間加えたことで逆に愛着がわきました。塗装済パーツだけのセットでコストを下げ、組立てやデカールを自分で選べる半完成カスタムモデルは市場があると思います。