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XB-58

アメリカ空軍

Herpa

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No.333  XB-58 55-0660 U.S.A.F by Herpa

ヘルパからあまり馴染みにない機体でしたが、アメリカ空軍のXB-58”ハスラー”が新金型で発売されました。一世代前のSFに出て来そうな雰囲気です。

 

アメリカ空軍初のマッハ2級超音速爆撃機”ハスラー”。

新型コロナウィルスの影響により世界的に新商品開発やデリバリーが滞りましたが、約2年ぶりにヘルパから新金型のモデルが発売されました。ほとんど知識をもたない未知の分野の機体でしたが、新金型は迷わず1つだけ買ってもいい…というマイルールにより予約を入れていました。

 

 

文献によるとB-58はコンベア社が開発した無尾翼デルタ機で、米軍初のマッハ2級の超音速爆撃機として期待されていたようです。本モデルはXナンバーが示すように試作機が再現されました。

 

 

クリアパーツで成型されたディスプレイスタンドが付属します。個人的には飛行状態で展示することはあまりしないのですが、再び地震の頻度が増える兆しもありモデル保護の観点からあまり推奨できなくなってきました。

 

 

見慣れない機体…というのが第一印象でしたが、その理由のひとつはデルタ翼の下に配置された大型の4発エンジンです。主翼から大きくはみ出たレイアウトが気になってしまっているようです。

 

 

ハスラーは爆撃機として開発されましたが、胴体内爆弾倉は設けず、兵装は胴体下に装備する方式にしたようです。胴体センターに吊り下げられた大きなポッドが印象的です。

 

 

モデルは機体の金属感を再現したクロームシルバーの塗装で仕上げられています。主翼上面にいは大きめの米空軍シンボルが描かれています。

 

 

脚は脱着式となっていて開閉を選択することができます。ただし扱いを誤ると破損させてしまいそうな構造の上、ポロリと落ちることも多くあまり触りたくないと思いました。センターに装備された兵装が一際大きいのですが前脚を出す際にけっこう邪魔になります。実機でも兵装関係の運用面では評判がよくなかったようです。

 

 

マッハ2を超える高速性能は優れていたようですが、兵器搭載量や被弾性の弱さ、航続距離の短さ、運用の不便さが仇となり実戦配備では短命に終わったそうです。このようなレアな機体をモデル化したヘルパという会社もすごいと思いました。

 

 

機首先端は下部を白く塗装し、社名と機体名を描きいれた試作機らしいデザインとなっています。大きな米軍のシンボルマークやデザインセンス、フォントなども時代が表れていると感じました。

 

 

最後に機体の大きさをイメージできるようにF-15と並べてみました。F-15との比較では二回りほどの大きさという感じですが、他の爆撃機に比べれば小さなサイズとなっています。

 

 

 

 

実機



 

 


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