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TU-22M3M
試作機

Herpa

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No.353  TU-22M3M RF-94267 prototype by Herpa

Herpaからロシア製爆撃機バックファイアが新金型で発売されました。別々に発表された2種類のモデルでしたが同時入荷となったようです。予定を下回る入荷量だったようで入手困難との声も聞かれました。

 

アップグレードを重ねるロシアの超音速爆撃機「バックファイア」。

ヘルパから待望の新金型でロシアの超音速爆撃機バックファイアが発売されました。今回も相変わらず発売までかなり待たされましたが、別々に発表された2種のバージョンが同時に入荷されたようです。さらに入荷数が予定を下回ったようで入手困難のモデルになったようです。

 

 

このバックファイアは可変翼が大きな特徴ですが、閉じた状態は一体感もなく、あまり格好いいとは言えません。

 

 

改良されたM3Mはノーズ先端は上に反った独特な形状をしており、ロシア機らしい独特なデザインとなっています。モデルとしてのパーツ構成は機体上下の分割ラインが目立ってしまい、上手に処理できているとは言えず残念なところです。

 

 

個体の問題と思いますが水平尾翼の取り付け角度はこれが正解とは思えず、左右に若干異なるズレた状態でした。アセンブリの品質はイマイチと言わざるをえないでしょう。

 

 

2種類のモデルのうち、このプロトタイプの方が先に発表されました。兵装の派手なオレンジ色が悪目立ちするかも…と気になっていたところ、次に発表されたのは落ち着いたノーマル塗装のバージョンでした。購入の際にノーマル機に予約変更できないか相談してみたところ、入荷数が少なくキャンセル待ちになるとの事で諦めました。いざ入荷された実物を見たところ「意外と悪くない」と思い、予定通りこのプロトタイプを購入しました。

 

 

正面から見たシルエットは直線的な印象の強いイメージの航空機です。コックピットのガラスは塗装で表現されています。

 

 

横から見たシルエットは猫背のようなイメージを感じます。原形機の初飛行は1969年8月まで遡り、冷戦期のロシア機デザインらしさに溢れています。

 

 

可変翼を閉じた状態は不格好でしたが開いた状態の方は格好良さが感じられました。それにしてもアメリカのF-14トムキャットは本当によくできたデザインだったと感心させられます。

 

 

モデルには飛行状態を再現できるスタンドが付属しますが、大きさはアンバランスな印象を受けました。

 

 

バックファイアはロシア製の超音速爆撃機でミサイル爆撃機のジャンルとされています。兵器倉がある訳ではないようで兵装は機外吊り下げです。モデル的にはダボ穴に差す方法をとっているのですがピンが折れそうで不安になりました。大きさもあるのでマグネット式にして欲しいところだと思いました。

 

 

50年以上使われている同機ですがM3Mは各所に改良が加えられているようです。機体形状以外にも電子機器がアップグレードされ、兵器の進化に合わせて精密誘導爆撃が可能となっているそうです。

 

 

いくつか不満もあります。センターにミサイルを取り付けるとスタンド用の穴が塞がってしまいます。ランディングギアは差し込み型ですが穴の径がきつく、ピンが折れそうな不安があります。今時の設計からするとボックスまるごとマグネットで交換する造りにして欲しかったところです。

最近のトピックスとして、ウクライナ軍が無人機を使って駐機中のバックファイアの破壊に成功したというニュースが流れました。高額な爆撃機が低コストのドローンで破壊されてしまったことで新たな天敵が出現しました。機体を護る対策としてな掩体の建設を迫られています。

 

 

 

 

実機




 

 


[20230825]  4013150572149    10846  12760


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